Optimus 123R

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optimus No.123R SVEA climber  Optimus 123Rを購入してしまいました。高校時代憧れのストーブの一つでしたが、 燃料である白ガスの高価さから当時の自分はマナスル121を選択しました。 ホエーブス625も選択肢に入っていたのですが、 灯油を主に使用するとノズルが詰まるので灯油専用機の方が好ましいと ショップの人にアドバイスされ、マナスルに至ったのでした。 以来ホワイトガソリン系のストーブは赤ガスでも燃焼するという事は わかっていたのですが、あくまでも緊急用で、MSRのようなマルチフューエルといえど ホワイトガソリンを使用すべきであると信じていました。
 しかしインターネットなどで実際123Rを赤ガスで長期間使用したという レポートをちらほらと見かけ、 実は123Rは赤ガスでもいけそうだという事がわかり物欲が…。
 定価12500円ぐらいを8750円、送料500円で購入しました。 まず非常に小さくて軽く、真鍮が美しいです。真鍮ストーブをコレクションする 人の気持ちもわかる気がします。早速まずは白ガスで燃焼させて見ました。 プレヒートはアルコールを2cc使ったのですが、少し多かったみたいで 窪みから溢れてしまいました。1.5ccぐらいで十分なようです。 アルコールが燃え尽きたところでバルブを開き、バーナーに着火すると ボゥボゥと咳き込んだように燃え始めますが、しばらくすると ボーという音に変わっていきました。音の大きさはマナスルと同じぐらいです。 全開にすると青い炎がかなり大きくなり、絞ると蝋燭のような赤い炎まで 調節できます。ススが出ますけど。


気になったのは、
1)バーナーヘッドが上から見て風防の真ん中に位置していない。 ゴトクの1箇所のみが極端に焼けてしまいました。

2)ハンドルの鎖の取り回しが練りきれていない。 風防の脱着がスムーズに出来ません。もっと良い方法があると思いました。

3)付属のカップのハンドルの安定性が悪い。 カチッと取り付けたい。

対策
ど真ん中に調整 1)バーナーヘッドは燃料タンクから伸びたパイプの先に付いており、 ヘッドが風防の真ん中に来るように力を加えれば、まず燃料タンク上面が 変形し、パイプ付け根の破損やガス漏れは防げそうでした。 そこで、少しずつ慎重に指で力を加え、ヘッドを真ん中に合わせました。 運良く破損やガス漏れは起こりませんでしたが、特に使い込んだ個体で同じ事を 行った場合どうなるかわかりません。自己責任で行ってください。


鎖移動 2)鎖の取り回しは、風防側のゴトクの根元にステンレスの針金で縛り付け、 風防上縁から鎖をたらし、ハンドルが地面にかすかに接するようにしました。 この位置だと ストーブを持ち上げてもハンドルが燃料タンクの下に入らず移動がスムーズに出来ます。 無論、カップ収納時は鎖が邪魔になりません。


カップの柄の固定 3)あまりスマートな方法ではないですが、アルミテープを カップの柄の挿し込み部分に巻いて、きつからず緩からず な厚みに調節しました。キッチリはまるので上から挿して持ち上げても 抜ける事はありませんが、アルミテープを巻く以前のように カップを触らずに抜き差しする事は出来ません。


 その後プレヒートを燃料タンクからスポイトで抜いたガソリンで行って見ました。 ちょっと臭いますがうまくいきました。しかし炎が大きくなりますので ガソリンプレヒートは屋内ではする気になれません。 スポイトは文房具売り場の書道道具の所にあります。スポイト2種類で50円でした。 プレヒートはマナスルとは比べ物にならないくらい短時間で終了します。 失敗なんてありえるのでしょうか?

midi pump  別に無くても良かったのですが、使ってみたかったのでmidi pumpを 入手しました。国内で買うと5500円もしますので、海外から$20で購入しました。 送料$6でしたが、消費税や通関手数料は取られませんでした。$1=120円で計算すると 3000円強になります。後ろの醤油刺しはプレヒート燃料入れ兼スポイト。 よく青色の印刷がついたポンプがHPで見られますが、送られてきたのは 印刷のないものでした。
 早速使ってみました。キャップとポンプの嵌め込みが非常に硬かったのですが、 Oリングにアーマーオイルを少量塗るとスムーズに脱着出来るようになりました。 5回ほどポンピングして、いつもよりややプレヒート燃料を減らしてプレヒートし、 炎が消えてからバルブを開くと力強く燃焼し始めます。直ちに全開程度の 火力にしても大丈夫 のようで、火力もやや上がったように感じます。 このポンプを使うとプレヒート燃料を持っていなくても バルブを開いて出てきたガソリンに着火すればプレヒートできるようになり、 スポイトも不要になります。ただポンプが風防とバーナーヘッドの隙間に入りません ので、ポンプは別途持ち歩かねばなりませんが。


チタントレック900に収納  実家に遊びに行った時に近所のアウトドアグッズを扱う店に行ってみたら スノーピークのチタントレック900を売っているところがありました。 123Rがちょうど中に入る大きさという事をHPの情報で得ていたので、 これも購入しました。2980円でした。スノーピークはネット通販でも 値引きをしているところが見つからなかったので定価で購入しましたが、 チタン製品もずいぶん安くなってきましたね。 アルミでいいかとも思ったのですが、食器洗い機にかけられるという事で チタンにしました。
 チタントレックと123Rの間にクッション材を挟みたいところなのですが、 色々探したところEPIの緑の袋がちょうど具合が良いようです。

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