自転車復活

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 長女が補助輪なしの自転車に乗れるようになり、家族用の22インチのママチャリに 乗るようになりました。しかしこの自転車は後輪の固定ナットがなめて、 きちんと固定できていなかったり、ちょうどいいタイヤが見つからなくてMTBの ブロックパターンのタイヤが付いていたり、17kgとちょっと重かったりで…。 ちょっとかわいそうなので新しい自転車を買ってあげようということになりました。

 本人はママチャリタイプがいいと言うので、一番軽いのを探したところ、 ブリヂストンのスーパーライトに行き着きました。22インチで身長130cmからと サイズもちょうど良く、総重量13kg、基本重量10.5kgという ママチャリとしては驚異的な軽さ。乗り降りしやすいU型で¥34,800。 値段もママチャリとしては高価ですが、ほとんどアルミで出来ているし、 使い捨てではなく永く使う自転車の値段としては高くないと思い これにしました。小径車もいいかなとも思ったのですが、 まだ十分自転車を乗りこなせているとはいえず、本人もU型フレームが 乗り降りが楽でいいと言うので、今回は小径車は見送りました。 自転車にもっと興味を持ってくれればスーパーライトは妻に乗ってもらってもいいし。

ハンドルは水平の方がいいか…
 自転車のことを調べていると、また自分も自転車に乗りたくなってきて、 実家に10年前まで自分が乗っていたエンペラーがまだあるか聞いてみたところ、 捨ててないとの返事で、すぐ取りに行きました。13歳のときに購入したものなので 1980年製の丸石エンペラークロモリランドナーRE-TC-Y 530mmです。 パスハンからキャンピングまでこれ1つでやってました。 部品をかなり交換したのですが、主なパーツは見ての通りです。 買った時からのパーツはフレーム、ステム、ホイール周り、 フリー、BB、ぐらいになっています。 驚いたことにまだ丸石はランドナー型の自転車を 作り続けているんですね。自分が自転車を始めたころは パーツに穴を開ける軽量化ブーム末期で、エアロブームが到来した頃でした。 国内完成車メーカだとブリヂストン、丸石、片倉、宮田…。 国内パーツメーカだとスギノ、サンツアー、島野、吉貝、栄…。 ヨーロッパのカンパニョーロ、TA、サンプレックス、ユレー、イディアル、ブルックス、 マファック…。 などなど上げればきりがないぐらいのメーカがあったのですが…。 ほとんどが淘汰されてしまったのでしょうか。 今はMTBブームでランドナーは絶滅危惧種のようです。 消耗品の650Aのタイヤも最後まで作り続けていた三ツ星が自転車部品から撤退…。 タイヤが入手できなくなったらランドナーも終わりですかね。 またランドナーブームが来てくれれば…。

 実家から引き上げてきたランドナーですが、ゴム部品の痛みが激しく、 タイヤ、ブレーキゴムは交換しました。 タイヤは三ツ星のトリムライン650x38Aがまだ手に入るけど、 シューパーブプロのブレーキレバーパットは無理でしょうねぇ。 意外とマファックのブレーキシューはまだゴムの弾力が残っていました。 以前マファックのシューゴムだけ買ってあったので どこかにあるはずなのですがまだ見つかりません。 鉄部品にはさびが浮いていますが、メッキは剥がれておらず磨けば戻りそうなレベル。 イディアル#80の皮サドルは からからでしたが、ひび割れもなく、手入れしてこちらも戻りました。

多分ピーク
 しばらくは8kmで300mほど標高のある登りで体を慣らしてから、手始めに近場の 相の原毛谷村林道 へ行って来ました。 林道データベース によりますと、 「耶馬渓町から野峠への近道のため、営業車などがかなりの台数通過する。」 これは少なくとも今現在真実とは言い難いのではないでしょうか…。
 とりあえず津民入り口から上り始めまして、ペンション森の家までは確かに舗装 されていて、車も数台見ました。 しかしその後はダートでこぶし大の石がごろごろしていまして、轍も深く 車で通過するのはちょっとはばかられる状態です(2005年7月現在)。 4駆の軽トラックかオフロードバイクなら何とか通れるかと思いますが、 車の離合は難しいと思います。 途中一部きれいに舗装されていて、ホッとしたのもつかの間、またすぐダートになり、 轍が深く、一度降りると再び乗るとき後輪がずるっと滑ってグリップせず、 なかなか乗るのに苦労しました。途中、鹿の親子が道端で餌を食べていて、 目が合ってしまいましたがすぐに逃げていきました。その後しばらく鹿の鳴き声が 山にこだましていました。
 地図から未舗装部分は登り3km、下り2kmと読んでいたのですが、 ほとんど登りで下りはあっという間でR496のカーブ番号21の所に合流しました。 未舗装区間は、車やバイクや人とは出会いませんでした。出会ったのは鹿4匹だけです。 そのまま下って山国町へ。 途中黄色いトレックが上っていました。 この下りが向かい風で漕いでいないと前になかなか進みませんで、 結構消耗しました。 コア山国の所からはサイクリングロードが中津まで続いており、 一本道で出発点に戻りました。ここでは休憩中に黒いトレックに 追い越されました。 全部で40km 4時間かかりました。

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