三本ローラー台での尻痛

三本ローラー台での尻痛

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長目ストラップの取り回し  2014.09.20 外走りの時は尻を動かしたり浮かせたり出来るのであまり問題にならないのですが、 ローラー台では脚を止められないし、立ち漕ぎすると後方に落下するので、 降りるまで尻の位置は基本的に動かせません。
 乗り始めてしばらくすると痛くなってきて、 メニュー終了時の47分後には尻の1箇所に 穴が開くんじゃないかというような激痛が生じることが多々あり、 ローラー台でのボトルネックは心肺でも脚力でもなく尻痛でした。
 しかし全く平気な時もあり、この違いは何処から来るのか探っていて、 ようやく突き止めました。サドルへの座り方にありました(当社比)。

 漕いでいるときサドルに対する尻の位置はほぼ1点に決まります。 痛い時はここより前に座ってから後方にずらすようにしてその1点に移動していました (座る時の癖で、いまでも無意識にやる事がある)。 痛くない時は垂直方向からその1点に向かって座っていました。
 痛い時は皮膚に常に前方へのテンションがかかるので皮膚の厚みが減り、 クッション性が損なわれ、そこに体重がかかり痛くなり易い。 痛くない座り方の時は、皮膚に前後方向のテンションがほぼかからず、 皮膚の厚みを最大限にクッションとして利用できるので、痛くなり難い、 という事のようです。
 痛くないといっても全くの無痛というわけではなく、 尻とサドルの接触部分全体に平均的に自制内の圧迫感程度はありますが、 前述の1点に集中する耐え難い激痛に比べるとはるかに小さいです。

9年間使用  サドルは革のブルックスプロフェッショナル、 パンツはパッドの入っていない薄手の物(アンダーアーマーのホットギア、 ユニクロの少し前に流行ったヤツ、適当な厚手の水着、すべて膝上までの物) を使っています。 パッド入りも使ってみたことはありますが、フワフワして尻の位置が定まらず、 上下方向にも動いてペダリングロスになる感じがいやで使わなくなりました。

後方中央部にくぼみ  外走りはDASH X20の付属サドル(固くてパッドも薄い)に、 同じ薄手のアンダーパンツと普通のジャージですが、 同じように真上から座る事で尻の痛み、尻を浮かす頻度共に減りました。

 尻痛は座り方にあり、サドルが原因ではなかったという(あくまでも当社比ですが)。

 その他、座り方に気付くまでに尻痛の原因と考えていた要素ですが、

革サドルの張り、ローラー台の回転抵抗、チェーンのオイル、タイヤ空気圧。
腕の突っ張り、骨盤の寝かせ過ぎ起こし過ぎ。
ペダルの踏み方(大腿裏の筋で下ろす感じ、 引き脚使わない)。引き脚は疲れやすい、尻をサドルに押し付けるので痛み助長 するなど良い事なし。
外走りするとローラーでの尻の痛み、疲労感が減る?
尻が痛くないサドルのポイントがある、そこをいかに維持するか。左脚の力みが良くない?
振動が増えると痛くなる。

などなど、多少関与はしますが、決定打ではありませんでした。


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