引き伸ばし機導入&暗室製作
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やっぱり我慢が出来なくなって、引き伸ばし機を購入してしまいました。
インターネットで引き伸ばし機の事を調べていると、県内に
富士のS690ProDXという機種が
二万円で売りに出ているのを見つけました。連絡を取ってみると
車で30分ぐらいのところでした。
早速見に行ったのですが、ほとんど使用していなかったということで
非常に状態の良い物でしたので、そのままもらって帰ってきました。
ネガキャリアは6x7、レンズボードは短い物(レンズボードS)、
レンズはELニッコール80mmF5.6、イーゼルマスクは4切りまで、
という状態でした。あとおまけで印画紙の乾燥機を頂きました。
カラーとデジばかりになってしまい、使わなくなったからというのが
手放す理由でした。
これだけではちょっと足りないので、新たに
ELニッコール50mmF2.8、35mmネガキャリア、セーフライト、
暗室タイマー、ピントルーペ、レンズボードLは払底していたので
レンズボードS(延長チューブをつけてレンズボードLの替わりに
する)、予備の引き伸ばし電球を購入しました。
暗室は借家の、窓が1つしかない離れの一室を改造しました。
窓はホームセンターで遮光1級という、カーテンの遮光補助布を購入し、
吊り下げました。これは1枚では直射日光は防ぎきれません。2枚重ねで
100%遮光してくれるようですが、夜の街灯の明かりには十分です。暗幕より多少
おしゃれかなというものですが、暗幕がすぐ手に入らないのでこちらにしました。
値段は暗幕とほとんど変わりませんが、こちらの方が素材が薄くて軽いのと
切ってもほつれにくく、丸洗いも出来、
つるつるしていてほこりがつきにくくなっていて、お勧めです。
扉の小窓は印画紙袋を開いて貼りつけました。カーテンと窓枠の間から
まだ少し光がもれてくるのですが、これはおいおい120の遮光紙や印画紙袋で
塞いでいこうと
思います。今の所夜専用です。金、土曜日の夜しか作業できないと思われるので
当面はこれでOKです。
印画紙用のバットは100円ショップに適当な物があるだろうと思っていたのですが、
帯に短したすきに長しという物ばかりで、3件回りましたがいい物と出会えませんでした。
結局専用品をヨドバシに注文しました。
印画紙は多階調と号数タイプとがありますが、私が学生時には号数タイプしか
なく、当然号数タイプしか経験がないので2号印画紙を選択しました。が、
よく考えてみると多階調はフィルター無しで2号相当だし、号数を1/2単位で
調整しょうと思ったら多階調しかないし、今後(すでに?)
多階調が主流になって行くのは
間違いないところですから、セーフライトや印画紙も最初から多階調で
そろえた方が良かったなと思います。でも多階調の分光特性を見ると
赤い光には反応しないみたいなのでセーフライトは共用できるかもしれませんが。
号数タイプの印画紙と多階調印画紙での質の違いなどもあるかもしれません
ので一概には言い切れないかもしれません。その辺もおいおい調べていきたいですね。
人に聞いてみたところ、画質は号数印画紙の方が上だそうです。
両方使えた方が便利なのでサイズ的に使いやすい
フジのVGフィルター12枚セット(4x5)と
定価が一番安い月光のセーフライトガラス(大キャビネ)を注文してみました。
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