LX導入

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製造中止になる前に買ってしまいました(2000.4.30)。 以前からディスプレイしてある事は 知っていた店で、ディスプレイ品を購入しました。ディスプレイ品という事で 少しまけてもらって、支払総額123kでした(ボディーとファインダー、1年保証)。 50k以上のものを買うと、カメラバッグか三脚をくれるという事だったのですが 両方とも間に合っているのでネガフィルムを3本(24枚、ASA400コダック) 付けてもらいました。

大きさもMXと大差ないし、重さも気にならないです。 ニコマートELよりはるかに小さく、軽いです。 厚みがMXより少しあって グリップしやすいです。これなら後付けグリップは要らないです。 作りがしっかりしていて、各パーツのはめ合わせも完璧です(防滴だから当然だが)。 巻き上げの感触は、空のときはいまいちだったのですが、 フィルムを入れたときによくなります。 露出の表示も適正からどのくらい外れているのかわかり易く、マニュアルで 使いやすくなっています。シャッターダイヤルもMXより厚みがあり、MXより軽く 回せます。 シャッターが落ちる寸前のシャッターボタンの感触も、MX、MEsuperと同じで 違和感ありません。

ただ、ファインダーの視度補正用のねじ回しが入ってませんでした。 また行くのは時間と手間がかかって大変だし、まあ展示品だからしょうがないと あきらめました。視度は自分の目にちょうど合っているみたいだし。 しかしこの後、店の近くへ行く用事があり、視度アジャスターが入ってなかったと 言うと、取り寄せて送ってくれる事になりました。私が買ったLXのあったところには 50mmF1.2だけが置かれていました。LXは現在バックオーダーが2ヶ月分だそうです。 売れまくっているみたいですね。2000年記念モデルはほんとに出るのでしょうか。

ちょっと困ったのが電池の交換で、どうしてもふたが斜めになってのってしまい、 ネジ溝をなめそうです。シリコンを吹いてなんとか収めましたが、 いつかはなめてしまいそうです。 電池の接点が横から出ていて、電池が穴の真ん中に 納まらないのが原因なのですが、なんとかならないものか。MXはプラの電池ガイドが あってスムーズ(これは便利)だし、MEsuperは電池のふた自体が接点なので 電池が偏らない ようになっています。LXは黒く塗装されていて、ふたが絶縁されているので このような構造になっているものと思われます。対策を考察中です。

AEの時の露出補正は1/3EV単位でコントロールできるのはいいのですが、 動かすのにいちいちロックを解除しなければならず使いにくいので、 ロックを解除するような改造をしてもらえればAEも使いやすくなるでしょう。 ついでにシャッターダイヤルのオートのロックも解除してもらおうと思います。

ファインダースクリーンは10年以上前にMX用に買って、MX用のマットが手に 入ったので使わなくなっていたSE-25が手元にあったので、それを入れてみました。 MXに入れると画面の上が光量不足で黒くなるのですが、LXではそれはありません。 大型ミラーによる効果でしょう。

またリバーサルで1本撮ってみました。ほぼ新品なので露出、ピント精度など 全く問題ありません。こま間隔もぴたりとそろっています。 失敗した写真は自分に原因があります。これがマニュアルの良いところ。

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