ペンタックス 67II 改造 報告
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2001年5月23日、福岡のSSまで持っていき、改造してもらってきました。
行ったのは、
シャッタースピード1/2EV設定
測光タイマー時間の変更、30秒へ
ファインダー内LCDにレンズF値表示です。
はじめ、受付の人に2、3日後に取りに来るようにと言われましたが、
電話で30分ぐらいで出来ると言われたはずだがと伝えると、
では少々お待ち下さいということで30分ぐらいで出来ました。
この辺は要念押しということみたいです。
その間MZ-Sや645N+300mmF5.6を触ったり、ペンタックスファミリーの
雑誌を見たりして過ごしていました。
余談ですが、645Nのシャッターを切った時の衝撃の少なさには驚きました。
67もあれぐらい少なければ良かったのに。
シャッタースピード1/2EV設定
操作方法はISO設定用のスライドスイッチを上にスライドすると、
-1/2EV分シャッタースピードが変化し、下にスライドすると
+1/2EV分変化します。何回スライドさせても1/2EV分以上は
変化しません。また、前後にスライドさせることで
+1/2⇔0⇔-1/2
という風に変化させることが出来ます。
シャッタースピードダイヤルを回すとリセットされます。
この操作をすると外部液晶画面の
普段ISO表示しているところにシャッタースピードが表示され、
シャッターダイヤルの表示するスピードから+側に変化しているのか、-側に
変化しているのかもシャッタースピードの数字の横に横棒が出て、わかるように
なっています。1/1000の-1/2EVということで1/1500に設定できるのかと
ちょっと期待したのですが、出来ませんでした。しかし、4sの+1/2EVで6sには
出来ました。ちょっと得した気分です。
測光タイマー時間の変更、30秒へ
特に説明の必要もありますまい。
ファインダー内LCDにレンズF値表示
ファインダー内フィルムカウンターのところにF値が表示されるようになります。
数字は1/2ステップです。開放F値を設定してやる必要があります。
これのやり方は、ISO設定の時押すボタンとAEロックボタンを同時に押したまま、
ISO設定用のスライドスイッチを前後に動かして行います。開放F値は
巻き上げレバー近くの液晶画面に表示されますので、レンズのF値を
表示させて手を離せば完了です。設定値は2.0〜90(そこまでなくても
いいような気もするが)までです。
F2.0より明るいレンズは作らないということでしょうか?
2.0より数字を小さくしようとすると、外部液晶には横棒が出て
ファインダー内には何も表示されなくなるのですが、
これはフィルムカウンターの状態のような気がします。
今後フィルムを入れてその辺のところをはっきりさせたいと思います。
フィルムを入れて確認しました。カウンターになります。
料金は3000円+消費税150円で、合計3150円でした。
伝票には67II本体のCF書き換えと書かれていました。
まさかコンパクトフラッシュということではないと思いますが。
ファインダー内の絞りの表示で、ファインダーから目を離す必要がなくなり、
非常に使いやすくなりました。測光時間も30秒となり、落ち着いて露出を
決めることが出来ます。offしたい時はシャッターロックすれば済むので
永遠にonでもいいような気がしますが。
シャッター1/2EVはあまり使うことがないかも
しれませんが、あっても邪魔になりませんので同時にお願いしました。
開放F値のユーザー設定次第でフィルムカウンターにもF値
表示にもなり、完全に上位
コンパチです。なんで最初からそうしてくれないのだろう
と思ってしまいます。
測光時間は好みもあるでしょうが、
それ以外はあっても邪魔にならないし、あれば便利な機能なのに
どうしてペンタックスは最初から搭載してくれていないのでしょうか?
そのうちシャッター1/2EVと絞り表示は標準になるような気がします。
測光時間だけユーザーで設定できるようにしてくれれば、わざわざ
SSに出向く必要もなくなるのですがねぇ。
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