ペンタックス67II アイカップ

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試作品 アイカップは発注したのですが、物が来るまでとりあえず試作してみました。 接眼部分のくりぬきは直径24mm、外径は70mm、素材は葉書きです。 目の側はマジックで黒塗りし、とりつけてみたのですが、こんなのでもとりあえずの 目的は達せられるようで、情報表示が逆光でも見やすくなります。

外観 1Wほどでアイカップが届きました。 素材は黒い柔らかいゴムで厚さが1.5mmぐらいでしょうか。 接眼枠を外し、アイカップの溝に接眼枠の 外周をはめ込み、再びカメラにねじ込んで装着します。 カメラと接眼枠ではさまれるため、アイカップは簡単には外れません。 なくす心配はあまりないでしょう。

裏ブタとの位置関係 外周はギリギリで裏ブタにかからない大きさになっていますので、 フィルムの出し入れでアイカップを気にする必要はありません。

眼鏡を当てた アイカップを付けた接眼部分に眼鏡を押し付けると、アイカップの外周は 適度な力で逃げてくれますから、カメラを顔に押しつける力が作用し、 手ぶれしにくくなるかもしれません。 アイカップのゴムの厚み分だけ接眼枠が手前に位置することになり、 その手前にもアイカップのゴムがかぶさるので、合計3mmぐらい 接眼部分が手前に来ることになります。

肝心の見え方ですが、私が眼鏡を装着して覗く限り、4隅のケラレは ギリギリですがありませんし、情報表示もきちんと見えています。 逆光で試したのですが、アイカップの大きさは必要十分で、 眼鏡のレンズと接眼部分のレンズで ハレーションが起こることもなく、 情報表示が見えにくくなることもありませんでした。
ファインダー倍率が小さくなったことを嘆くより、 アイポイントが長くなったことを上手く活用したほうがいいですね。

値段、効果を考えるとお勧めです。が、値段がもう少し上がっても 素材はシリコンゴムにして欲しいと思いました。シリコンゴムなら もう少し薄く作れるかもしれないし。 今の普通のゴムでは耐候性が少々心配です。 アーマーオイルを塗るわけにもいかないし、紫外線で劣化しそう。

時期は不明ですが、旭光学の社名をPENTAXに変えるそうですね。 社名変更で収益も上昇してくれるといいのですが。

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