TTLストロボ

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 以下はフィルムの感度がISO100としての話しです。
 手持ちのストロボはサンパックのB3000(外光2段、GN30、7.5、単三4本)と、 もらい物のサンパックauto20SR(外光2段、GN20、単三2本)があります。 ストロボが必要な場合は、ほとんどB3000にブラケットを介してカメラの上横に 発光部が来るようにして取り付けていました。主に使うのは F5.6の外光オートでした。 また、もしかしたらストロボが必要になるかもしれないというような時に、 予備でauto20SRを忍ばせていくという使い方でした。

使っていて不満になったのは、
 外光オートのF2.8で撮ると必ずアンダーになる、実質F2.0ぐらいで適正か。
 GN30では広い体育館などで足りない場合がある、
 B3000は上方向にしかバウンスできないし、auto20SRはバウンスできない。 バウンスすると光量が不足する。経験不足で補正量がわからない (60度で+1/2〜1、90度で+1〜2ぐらいみたいだが、天井の高さでも変化する)。
 チャージが遅い、
 TTL調光可能なカメラがLX、67IIと2台もあるのに、TTLストロボなしでは 宝の持ち腐れではないか。
 シャッタースピードが制限されるので、せめてTTL調光で自由に絞りを選び、 露出補正で発光量を操り(これが一番魅力的)たい。
 ということでストロボを導入することにしました。

現在ペンタックスでTTL調光可能なストロボは
AF500FTZ
AF360FGZ(新製品)
AF280T
AF400T
サンパックのDXシュー対応品
がありました。

AF500FTZ、AF360FGZ
 LXで使えないので不可(AF360FGZはLXやsuperAなどでTTL可能らしい)。 将来AFカメラを買うならこれらの選択もありえるのですが。 また、AF360FGZは左右方向にバウンスできません。縦位置でバウンスするなという ことでしょうか?しかしハイスピードシンクロ、後幕シンクロなど魅力的な機能 が満載されています。いつかは欲しい。

AF280T
GN28
 ちょっと弱いか。外光F4、F8の2段、マニュアルGN28のみ。B3000と機能的にかぶる。
電源
 単三4本でチャージが遅いのでは?
接続
 ホットシュー専用。ケーブルやアダプターでブラケット接続も不可能ではないが、 あまり現実的ではない。 LXだと横位置専用になるし、ホットシューに付けるにはちょっと大きい。 67IIだとシューグリップを購入しなければならない。

AF400T
GN40
 充分か。外光F4、F8、F11の3段、マニュアルGN40、20、10、8。
電源
 単三6本のほかにTRパックがあり、チャージ時間は2秒ぐらいらしい。魅力的。
接続
 ケーブル。LX、67IIともに同じケーブルでつなげられる。


サンパックのDXシュー対応品
接続
 ホットシューとつなげるため、67IIではシューグリップを 購入せねばならず、グリップタイプはカメラに付け難くなる。 クリップオンタイプはLXで横位置専用になってしまう。

正面像  ということでAF400Tが一番目的に合っていると思われたので
AF400T
単三バッテリーパック
4PシンクロコードA
35mm用ブラケット
散光パネル(35mm判でf24mmまで)
を購入しました。

裏側  発光部の裏側は計算盤で、その下がコントロール部分になっています。 セット売りもあったのですが、セットで買ってもバラで買っても値段が 同じなのです。また、セット物は4PシンクロコードBが付いて来るので、 バラで4PシンクロコードAを購入しました。67用に専用のクランプが あるのですが、35mm判のでもやや不安定ですが寸法的には使えなくはないです。


SPK=Sunpak?  コントロール部分の裏側の目立たないところにSPKの文字と 544 400Tと書かれたシールが貼ってあります。SPK=Sunpak? 544というのはSunpakのauto544の事でしょうか?
 auto544ベースでTTLを追加し、外光オートとマニュアルを 多少削ったのが AF400Tという事なのかもしれません。
 未確認なのですが、サンパックのTRパックIIがAF400Tでも使えるかもしれません。 値段がペンタックスの約半分なので、もし使えれば非常においしいのですが。
 また、これも未確認なのですが、ブラケットもサンパックの ものが使えるかもしれません。67用にサンパックの中判用ブラケットと いう選択も可能かもしれません。
 またまた、未確認なのですがLX使用時、シャッタースピードがXに固定されて しまうのですが、2つある連動ピンのどちらか1方を絶縁すると、 シャッタースピードが固定されず、スローシンクロが可能になるらしいのですが。

 いずれも近いうちに購入、ためしてみます。

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