ストロボ用のバッテリー

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 AF400T用に単三の需要が増大したのですが、 手持ちの単三NiCd電池はちょっと古くて700mAhしかありません。 TRパワーパックを購入してアルカリ単二を使い捨てるという方法もあるのですが、 資源の無駄だし、 身体とストロボの間がケーブルで繋がれるのは鬱陶しいので、 単三でいくことにしました。

 NiMhの方が大容量だし、最近は値段もこなれてきたし、 充電器も普及してきて、NiCdと使いこなしはほぼ同じ所まで来てるようです。

 関東在住なら秋葉原のパーツを扱っているところに行けば自由に選べるのですが、 地方に住んでいると有名メーカ製(といってもOEMなのだろうが) のやや高価なものしか手に入りませんし、 充電器も融通がききません。

 ネットで調べていると秋月がインターネット通販をやっている事がわかり、 電池の値段も納得のいくものだったのでここから取り寄せました。

 1700mAhを16本(6本x2+予備4本)と秋月の急速充電キットを通販で購入しました。 放電器も買おうかと思ったのですが、放電は充電ほど急ぐ必要がないし、 手持ちで田宮の二本ずつ放電する物があったので今回は見送りました。 秋月のキットは、サラウンドプロセッサ、A10秘話反転装置、コピーガードキャンセラー、 などを作った事があったのですが、ここ5年ぐらい作ってませんで、久しぶりです。

完成図  秋月のキットでは、 充電本数は1〜8本の間で選べるのですが6本にし、 充電時間は22〜264分の間で選べるのですが、手持ちで100V用のタイマーがあり、 時間はこれで制御すればいいので最長の264分に 設定しました。充電電流は500mAか830mAが選択できますが、830mAにしました。 この辺の融通がきくところはキットならではでしょう。 充電時間は1700mAhで2.2h、700mAhで1時間で終わります。 効率100%なら 830mAx4.4時間で最大3652mAhのバッテリーまで充電できるはずです。

電源端子  電源はデスクトップパソコンの12Vから取れるようにしました。

バッテリー側  電池ケースは以前購入していたプラスチックの物を使いました。 最大2A流れるという事だったので、ケーブルは手持ちのアース用の太いものを 使いました。 キットに欠品もなく、数時間で-dV制御の充電器が完成しました。


 まずは試しに700mAhのバッテリーを充電し、1時間ずっとそばで見守りました。 放熱器からの発熱はほとんどありませんでした。序盤から中盤まで 電池の発熱もほとんどありませんでしたが、1時間前後すると発熱してきました。 電池も結構暖かくなり 1時間6分経過してもトリクル充電に切り替わらなかったので手動でoffにしました。 本来は-dVを感知して自動で切り替わるはずなのですが、感知できない事もある らしく、その時のための安全策としてタイマーがついているのですが。過充電して 寿命が短くなるのもいやなので-dVで切り替わるかどうかは要らない電池で 見届けるまでは100Vタイマーを併用します。

その後1700mAhの単三の充電でずっと見守りつづけたところ、2時間27分前後で トリクル充電に切り替わる事を確認しました。

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