AF400Tブラケット67II

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 35mm用ブラケットだと強度的にストロボを持って67IIをぶら下げるのは辛いし、 サンパックの中判用ブラケットだと67IIを三脚に固定しづらいので純正品にしました。 カタログを見るとAF400Tブラケット67IIとホットシューグリップ67IIは 良く似た部品を使っています。グリップの木の部分を取り除けば ストロボブラケットになるのではないかと思ったのですが、 グリップの木の方が直径が小さく、金属バンドの直径が違っていました。 フレーム部分は共通のようで、AF400Tブラケット67IIにも ストラップは取りつけられます。 従ってAF400Tブラケット67IIを購入すればストロボブラケットになるし、 ストロボの替わりに 適当な大きさのパイプを固定すれば、グリップの替わりにもなります。 しかもグリップの1/2以下の値段で安い。

 今回はヨドバシのHP通販で購入しました。定価の2割引+ポイント10%付きでした。 2002.05.07現在送料無料で、カード引き落としなので送金料無料です。

 AF400Tのグリップ部分の直径は45.0mm〜44.6mmぐらいでしたので、 直径45mmぐらいのパイプが適当です。 理想的にはアルミパイプでグリップの中にブローニフィルムの 予備が仕込めるようにしたかったのと、グリップの上にアクセサリーシューを ネジ止めしたいのですが。 ホームセンターで探したところ なかなか理想的なアルミパイプは見当たりません。 が、大きさ的にはちょうどいいのがありました。材質は木で477円でした。 一応パイプ形状なのですが、内径がブローニのスプールより若干小さそうです。 出来ればフィルム袋のまま格納したいのですが、拡大するのは手間がかかるし。 あと質感は悪いですが塩ビパイプなら適当な大きさのがありそうです。

45度ずらしてます  ストロボに取りつけてみたのですが、AF400Tブラケット67IIと 35mm用ブラケットは共存できました。 ただ、35mm用ブラケット に対してAF400Tブラケット67IIは45度以上ずらして取りつけないと、 35mm用ブラケットがレンズとカメラ本体に干渉するようです。 いろいろな角度を検討した結果 45度時計回りにずらしてAF400Tブラケット67IIを取り付けるのが ベストのようです。67IIで使うときはTTLオートで使うので 外光オートの受光部が正面を向いていなくても問題ありません。 35mmで使うときはLX以外は外光オートかGN固定で使うので 受光部が正面を向いている必要がありますので。

ちょっと握りにくい  ところが67IIで使うときはほとんど問題ないのですが、 35mmのときは若干AF400Tブラケット67IIが手に干渉します。 シャッターを押すときは左手はピントリングだからあまり問題にはなりませんが。
 しかしストロボからブラケットを付けたり外したりするのは かなり面倒くさいですね。このままブラケットつけっぱなしになりそうです。 ブラケットをグリップ化する という計画は頓挫しそうです。

ぎりぎりあたらない  ここまで書いて、やはりブラケットは、ずらさないで取りつけないと面倒くさいし、 持ちにくいということにあらためて気付き、調節してみたところ、 うまくいきました。67IIにつけて上から見ているところです。 35mm用のクランプのブラケットとの接続部分がレンズの基部にギリギリで当たってません。 AF400Tブラケット67IIのロックネジを緩めるとガタつくので若干当たりますが、 締めれば当たる事はありません。さすがはPENTAX!

こんな感じ  67IIに取り付けるとこんな感じになります。ただでさえでかくて重い67IIが さらに巨大化しました。 なんか合体ロボみたいで楽しいですね。 ちょっと使ってみて思ったのですが、 これにクイックフォーカスリングを付ければストロボを握ったまま ピント合わせが出来ます…。いかんいかんますます重くなってしまう。
 それから67用のブラケットをストロボにつけると、 67のストラップを付けられるようになり、 このまま35mmにつけるとストロボ本体にストラップが付いて、持ち運びが非常に 便利になりました。


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