SMCP85mmF2.2soft購入
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キタムラのインターネット中古にSMCP85mmF2.2softが出ているのを見つけました。
このレンズは発売当時から欲しかったのですが、ソフトという特殊なレンズであり、
特殊なレンズの前に買うべきレンズがあり、購入を躊躇しているうちに
ディスコンとなってしまいました。中古でもなかなかなく、あっても新品定価
ぐらいの値段がついていました。このレンズはMでもAでもないのですが、
年代的にKでもなく、ピントリングのゴムはAの物が付いていますが。
キタムラのHPによると程度はB並み品、絞りに油染みという説明で￥9800でした。
絞りの油は自分で掃除してもいいかと思いつつ迷っていたのですが、
良く考えてみるとこのレンズはプリセット絞りで、絞りの粘りは作動に影響ない
のでした。すぐに予約し、無事確保できました。2日ほどで近所のキタムラに
物が届いたと連絡がありました。
早速見に行ってみると、絞りの油は6枚ある絞り羽の1枚の外側に少しあるだけで、
やはり作動には問題ありませんでした。前後キャップは当時のものがついていました。
レンズ表面に大きな傷はありませんし、バルサム切れもありません。
レンズ表面はごみが多少見られますが、レンズ構成が1群2枚なので
レンズ内部にごみが入るということはなく、完全に取り除けると思われます。
ということで購入しました。
帰宅後、レンズ表面を磨くと、ごみは取れましたが、綺麗にした状態で良く見ると
コーティングに若干傷が見られました。もともとがソフトレンズだし、写りに
影響はないでしょう。
まずマイクロプリズム、スプリットイメージのあるMEsに付けてみたのですが、
スプリットイメージに対する眼の位置がかなりシビアになるようで、
スプリットイメージでピントが合っているように見えても
マットでは合ってないということが良くあります。
絞り込んでいくとソフトの量が減っていくのがわかって面白いですね。
ナチュラルブライトマットのLXにつけてみたのですが、後ボケと前ボケの性質が
かなり違うように見えました。ピント合わせはやはり難しそうです。
当然ながらLXの絞り直読窓から絞り値を見ることは出来ません。
それからピントリングが無限遠以上回るようです。レンズに距離目盛はないのですが、
LXのファインダーで確認しました。
ふと思い立って調べてみたのですが、ニコンにはソフトレンズないんですね。
フィルターでやれということでしょうけど、
ペンタックスには現行で28mmと85mmのソフトレンズがあり、
開放からF4.5まではプリセット絞りで、それ以上絞ると自動絞りという
非常にこだわった作りをしているようです。
こういうレンズを使えるのもペンタユーザの特権ですね。
ようやくお座りが安定してきた長男を撮ってみました。トレビで撮ったポジを
スライド映写機で投影して、それをデジカメで撮りました。
わかりにくいですが、ボケが同心円状にグルグルになるのと、
中心から放射状にフレアーが出るので中心の一点はソフトになりません。
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