2012.05 四輪導入 その2

2012.05 四輪導入 その2

Home


 新車で問題になるのがマットとオーディオ。 スイスポのつもりでマットを買うところは決めていたのですが、 そこにFIAT500用はありませんでした。また一から探し始めたのですが、 実物が見られないので決まらない。サンプルを見られれば即決なんですがー。 結局これも経験と一番安い500用をポチりました。 ラゲッジマット込みの5枚で込み込み10700円。 ラゲッジは不要という説もありますが、ちょっと思うところがあって。 しかし注文殺到で納期が6月上旬とか。納車に間に合わない。 当初は適当な絨毯を切って凌ごうかと思ったのですが、 使用後の流用先を見つけたので 1枚500円のボンフォームという汎用マットで凌ぐことにしました。 専用マットが来たらこのマットはCR-Zのラゲッジに入れる予定。

 オーディオもスイスポのオーディオレスのつもりでDEH-770+SDHCで決まっていたのですが、 FIAT500は内装にマッチしたBOSH製のCDラジオ付き。 オーディオのコストは浮いて、 先人の皆様のおかげでCDチェンジャーのコネクタにAUXも入力可能とわかりました。 ACCもオーディオの裏から取れるけど、 これはエラーが出るとかで、 シガソケから取らないといけないそうです。 オーディオのコネクタは206XTの純正と同じ?
 しかし新たにDAP(デジタルオーディオプレイヤー)を購入しないといけません。 まともそうなのはiPod、SONY、KENWOOD。 KENWOODはmicroSDスロットも付いて安めで良さそうなのですが、作動がどうも怪しいらしい。 SONYは高目ですが使っている人も多い。 iPodはステップワゴンで使ってますが、非常に安定してますし、操作方法もよく練れてます。 フォルダ数とかファイル数は無制限? シャッフル再生もよく出来ていて、 なんでこうなってないんだ、という部分がほとんどない。
 車載のみの使用なので、 ACCのオンオフにDAPが連動して充電しながら使うのが理想なのですが、 この辺の動きが両社ともよくわからない。 ステップワゴンのiPod miniはオンオフとも連動してません。 iPodはFIAT500用にそれを実現する箱が別売りでありますが、1万ちょっとで却下。
 コストのかからない方法を探っていて、 海外にiPodドックのピンアサインを調べたHPを見つけました。 21ピンとアースの間に1Mオームの抵抗を入れると、 ACCオフでiPodの電源が切れるということがわかりました。 残念ながらACCオンでiPod再生とはいきませんが、 この辺の情報はグローバルスタンダードのiPodが有利なようです。 国内でiPodドックコネクタのみが500円前後、 USBケーブルは壊れたマウスの物を流用すれば1000円以下で作れそう。 iPod nanoは8Gで1万、16Gで1.2万。悩ましい。

 iPodの情報も得られた所でケーブルは自作する気だったのですが、 中国系通販にそんなケーブルがないかと探してみた所、やっぱりあるんですねー。 込み込み$3.43(国内コネクタ単品より安い)で完成品がありました。 ただしACC連動は良くわかりません。
 レビューに21ピンがどうとか書いている方はいたのですが、 はっきり連動すると書いている方はなく、連動しないと書いている方もない。 iPodのボリュームコントロールが効かなくなる(AUXだから当然、むしろありがたい) というコメントは複数ありましたが(ACC連動して当然という事?)。 ただ作動完璧で壊れないと、複数本買ったと、これ買っとけと。
 オフだけでも連動してくれないかと淡い期待を抱きつつ発注、500とSW用に2本。 あとシガソケからUSB2口2.1Aアダプタも2個、 500用に3.5mmステレオピンジャックオス-メス付きケーブル1本、 SW用に3.5mmステレオピンジャックメス-RCAオスケーブル1本。 全部で$19弱、1600円ぐらい。ここは到着まで20日ほどかかります。

 モノは20日ほどで手元に来ました。 レビュー通りドックコネクタを刺すのにちょっとコツが要りますが、 まあ何とか刺さります。 早速シガソケUSBでiPod nano 6Gを充電してみたのですが、 iPodが飛び、シガソケUSBは壊れました。 調べてみると、どうもiPodは4G辺りから仕様が変わったようで、 USBの5Vを供給するだけでは充電してくれません。 とりあえずnano 6G対応と書かれたシガソケを新たに注文しましたが、 充電できるシガソケとできないシガソケがあることがわかりました。 呪文は「プルアップ」だそうです。 D+ D-にそれぞれ2.0Vかけると500mA充電、 D+に2.0V、D-に2.8Vで1000mA充電、という説がありましたが、 D+ D-それぞれに12Vとか、5Vでもいけたという説もありました。 D+ D-に5Vだと隣のUSB電源の端子から3つをショートするだけというお手軽工作で 実現できますが、ちょっと危険な香りもします。

 シガソケUSBは壊れたのと同じ物を予備でもう一個買ってあるのですが、 自分が買ったやつはどうなってるかテスターで調べたところ、 D-に2.7V、D+に2.0V…これ1000mAで充電できるパターンですね。 そのままnanoにつないだらこっちは充電してる。 しかし何回か抜き差ししていたらiPodが飛び、シガソケUSBはまた壊れました。 1個目のやつと同じパターン。これは買ってはいけなかったか。 レビューにすぐ壊れたとかそんな話もあったような…。 しかしnano 6GでもシガソケUSBで充電可能ということは一瞬ですが確認できました。 nanoは復旧してます。意外とタフです。

 アマゾンで発注した6G対応のシガソケを待っていられず、 ググっていると前述と別の方でD+D-に5Vで充電できたという報告を見つけました。 10kΩ程の抵抗を2つ使い5VとD+D-をそれぞれつなぐという方法でした。 しかしこれならD+D-をショートしてとっちかに抵抗を介して5V供給してもほぼ同じような? しかしそれだと不安定状態になったとコメントにありました。
 そこで手持ちに500Ωの抵抗があったのでこれを介して5V側からD+、D-に 5Vかけてみる事に。すると時々充電マークがつきますが、ほとんど充電されない状態。 これが不安定状態というやつのようですね。 あと1.5kΩの抵抗があったのでこっちに変えてみましたが同様の状態。 しかし5Vかけても何も起こらない事がわかったので、 5V D+ D- 3つのピンをショートさせてみました。 すると安定して充電状態が維持できました。 抵抗要らないようです。 何度か抜き差ししたけど安定しています。iPodが飛ぶこともありません。 出来てしまえば拍子抜けという。 電気的にこれでいいのかどうかわかりませんが、iPodがOKといっているので。

 その後、なんとなくiPod本体が暖かいなとは感じていましたが、 ぬるい位だしそれ以上熱くならないので大丈夫なのだろうと思い順調に使っていました。 音楽を聞いていたらバッテリーの残量が少ないとアナウンスがあり、 画面の電池マークがほぼ空だったのでパソコンのUSBに繋いだのですが充電されず、 PCもiPodを認識できずフリーズしました。 バッテリーはその日の昼にシガソケUSBでフル充電した状態でフリーズしたのが夜。 ずっと使っていたわけではないので電池がなくなるのが早過ぎのような。 発熱で消費が増えていたのかもしれません。
 一晩ぐらい?USB接続を切ってから再び繋ぐとリンゴマークが出ますが充電されず、 しばらくするとリンゴマークは消え、PCもiPodを認識しない状態orz。 アップルHPから修理依頼しました。翌日夕方クロネコが箱を持って来て、 回収していきました。アマゾン方式ですね。

 6日間でiPodは無事交換されて戻ってきました。何が悪かったのか…。 とりあえず変なUSB電源(2つとも壊れましたが)で充電するのはやめます。

 純正オーディオはBOSH製でCDのスイッチを押すとAUX表示が出ます。 AUX覚醒までは既にやってあるので、あとはしかるべきピンに入力するだけで 使えるようになるはず。簡単に平形端子の脇刺しでいこうかと。

 iPod 6G対応と明記されたシガソケUSB電源はテスターで当たった所、 端子電圧は順に5.0 2.0 2.7vと非常に良い値。 iPod交換に出している間シガソケに刺していましたが壊れることなく、 へんな熱を持つこともなく安定していました。 交換されて帰ってきたiPodをつないでみたのですが、問題なく充電出来ています。 サンワサプライのCAR-CHR66UBKです。
 2014.03.17追記。サンワサプライのCAR-CHR66UBKですが、 この後FIAT500の中で2年弱、今現在も壊れる事無く使えています。 iPod、携帯、ナビとUSB電源の需要が増大し、ステップワゴンとGoose でもUSBが使えたほうが便利ということで、 その2台での使い回し用に、同じCAR-CHR66UBKを買い足しました。
 この手の物は壊れるだけならまだしも接続している機器まで壊して逝きますので、 あまり冒険したくないのと、安いやつとの値段差は数百円しかないのと、 2年間全く問題なく使えているという実績から同じ物を選びました。

 FIAT500のラウンジグレード以外はラゲッジランプが省略されているそうです。 そのためのケーブルコネクタはランプ直前まで来ていて、 ランプをつなげるだけでいいそうなので、先人の皆さんは様々な物をつけているみたい。 純正は2000円以上するそうです。 エーモンの1827が3LEDで1000円弱、カバー1829が300円ぐらい。 再び中華通販を検索して、 なるべく沢山LEDが付いていて小さめの物を探し、 4w、18LED、6000-6500k 4.3x2.2x0.4cmで$4.5、 これを2つ(シガソケの事もあるし1つは予備か、明るさ不十分なら並列で)発注しました。

 やはり20日ほどで物は来まして、12vでしばらく点灯試験してみました。 結構熱を持ちますが、消えることなく非常に明るい。 6畳の部屋でもどこに何があるか見える程。 これなら1つで充分でしょう。

 早速設置してみました。車側のコネクタを生かして、 LED側の端子を適当な平形の物に交換し、ショートに注意しつつ直接刺し無事光りました。 夜に確認してみたのですが、結構綺麗にラゲッジ全体を照らしてくれます。 これは純正を超えたか。1つで充分です。 裸運用なら問題ないと思うのですが、結構暖かくなるので 電球代わりにルームランプとかに仕込むのは危険かも。

 ラジオのアンテナが結構長いそうで、ショートアンテナに交換している方が多い。 しかし交換しても立体駐車場に入れる時はアンテナを外す必要があるとか。 立体駐車場は高さ1.55m制限というところが多いのでそれ以下に収めたい。 FIAT500の車高が1.515m、車高調で30mm下がって1.485mだからあと6.5cmしか 余裕がありません。アンテナが60度後方に傾いているとすると6.5x2/√3=7.5cm。
 オプションにアンテナジョイントというのがあり、 見た目はいまいちですがアンテナを折れるようになる。 ただしこれだとリヤハッチと干渉するのと、折れる角度に制限があり、それを超えると バキッといくらしい。
 ちなみにベースのネジ穴はM5で、最安のアンテナを探すと、 上海問屋に全長95mmで500円+送210でありました。とりあえず発注。 出先で高さが厳しい事が予想されるときは前もって適当なM5ネジに交換し、 普段は付属か上海アンテナを使うという運用になりそう。
 上海問屋の物に交換してみましたが、感度は落ちます。 ぎりぎり聞こえていた局が聞こえないという事もあります。 ビルシュタインで30mmダウンなので車高は1.485m、 さらにアンテナが95√3/2=82で1.567m。惜しくも17mmオーバー。 65mmのアンテナならいけるようです。

 5月21日 マットの発送連絡が夜に来ました。埼玉県久喜市発。 発注入金したのが4月25日なので26日かかりました。 早速敷いてみたのですが、運転席と後席はピッタリ、ラゲッジはやや小さめ、 助手席はやや大きめでした。持った感じラゲッジは重めですが他は軽く、 ベース素材が違うみたいです。 裏面の滑り止めがかなり有効で、フックは不要かも。

 5月26日中華通販で購入済みの3.5mmステレオピンジャック延長ケーブルを真ん中で折り まして、その部分の被覆を剥いで適当な平型端子をカシメたケーブルを作り、LRGそれぞ れオーディオ裏の青カプラの所定の場所に脇から刺しAUX入力できるようになりました。 延長ケーブルを折って使うことでオスメス両方の入力に対応できるようにしたわけです。
 とりあえずiPodのイヤホンジャックに刺して音が出ることを確認しました。続いて中華 通販で購入済みのiPod接続ケーブルをiPod、ピンジャック、USBアダプタと接続し、充電 しつつiPodを聞けるようになりました。AUX入力の音量を個別に調節し、CDにあわせて-6 に設定、作業終了。この中華ケーブルではACCオンオフでiPod再生、停止どちらもできま せんでした。残念。まあ止める時と再開するときにiPodの楕円スイッチをダブルクリッ クするだけで、miniよりかなり楽ですが。iPod本体はハンドブレーキレバーの下に置いた だけ。邪魔にはなりませんが、せっかくの表示がレバーが邪魔で見えない。

 シガソケの分配器はグローブボックスに設置する予定だったのですが、 グローブボックスに適当な穴がないのと、車内に収納が少ないのでなるべくグローブボッ クスは空けておきたいということでセンタートンネルの前方、助手席右足先あたりの床の 上に仮設置(置いただけ)。

 さらに困ったのがナビ。中央エアコン噴出しの右側ぐらいしかないのですが、貼り付け る術が面ファスナーを貼るぐらいしかなくて。あれは綺麗に剥がれないので躊躇してます。 今の所ダッシュボードの上に置いて音だけ聞いて、必要な時は手で立てて見てます。

 ETCはそのナビの隣においただけ。


Home













inserted by FC2 system