車のナビ

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 現在FIAT500で使っているのはNVG-M1という2009年頃の中華系winCE5.0のナビ。 一番困っている現象は、 時々固まって衛星を見失い、待っても待っても復帰しない。
 その条件を探っていたのですが、 これはどうもwinCEが暴走しているせいではないかと。 OSがアノwin系という時点で最初に疑うべきでした。 現象が起こるのはレジューム→復帰時で、 この辺の電源がらみの動作がまずいようです。
 暴走中は必ず時計が止まるので、 1分待って時計表示が進まなかったら電源切、入で復帰します。 また時計表示が狂っていても分が動いていれば最大5分ぐらいで復帰します。 それがわかってからはなんとか安定して?使えていました。

 しかしnuvi3770Vなど、薄さでは凌駕する機種も出てきて物欲が…。 nuvi3770Vは縦置き出来るのでFIAT500のエアコン吹き出し口の右にピッタリ収まりそう。
 コストコで同じnuviの2462ver13が9000円弱で出ていた時は もうちょっとで買うところでしたが、 もうすぐver14搭載機が出るようですし、縦置き出来ないし、 2週後に行ったら元の価格に戻っていたので何とか思い止まりました。
 3770Vver12も徐々に安くなってますが、こちらは地図の鮮度が…。

 そこでM1の延命を図るべく、 このwinCE機に新しい地図を入れるのはどうかと思いつつ、 ネットを徘徊していたら

MayoPointEditor2

というフリーソフトを見つけました。  登録地点.DAT(とオービス.DATも)の編集が出来るというものです。
 M1単体では登録地点名に漢字が使えず、 並び替えもジャンル移動も出来ないのですが、 それらをすべて可能にしてくれるという。 登録地点のCVSエクスポート、インポート、KMLからインポートなども出来て、 さらに各種web地図(←ここ重要)からポイントをコピペで持って来れるという、 一部nuviを超える機能も(nuviはgoogle mapだけ)。

 早速使ってみたところNVG-M1の登録地点.DATでも問題なく編集可能でした。 オービス.DATの編集では座標と進行方向も編集できます。 これは走行中に取り締まり地点でM1の登録を押せば付加されますが、 反対車線でやっているのを見付けた場合、進行方向が逆に登録されるという問題があり、 必要な方向で教えてくれないというお間抜け仕様。
 そこでMayoPointEditor2で進行方向を180度反転させると、 やってない方向では警告が出ず、必要な方向だけで出る事が確認できました。

 というわけで、やりたかったことがすべて出来ました。 なんて便利な…。

 ただし時々MayoPointEditor2自身で 読めなくなる登録地点.DATを吐くので、こまめにバックアップ確認が必要です。 どうもMayoPointEditor2内で登録地点をコピペ、 セーブすると読めなくなるみたいでした。 読めない登録地点.DATでもナビにコピーして読ませると、一部おかしくなりますが 読めないということはありませんでした。 そのおかしいポイントをナビ側で削除すると、 またMayoPointEditor2で読めるようになるかも? まだ試してません。

 winCE用の地図は2011年のが見つかりましたが、winCE6.0用らしいのと ファイル構成が結構変わっており、最悪動かないかも…で試してません。
 しかしMayoPointEditor2のおかげでNVG-M1はかなり使いやすくなりましたので、 地図がやや古い以外の不満点はほぼなくなりました。

将来的には
中華winCE6.0ナビを導入するか、
地図が新しくなった3770か3750に乗り換えるか、
Androidタブレット端末でしょうか。

 nexusには期待していたのですが、オフラインナビに足枷があるようで 本当にガッカリです。 画面はでかくなる一方で3.5inchの新型が全く出なくなりましたね。 需要ないんでしょうか。


nuvi3750

 2013.07.26 kakakuコムを眺めていて、 nuvi3750(3770ではなく)が登録されているのに気付きました。
 調べてみると地図はH13年だそうですがver13か14かは不明。 最初16000円、翌日15800円。 販売店のHPを見に行くと土日限定で14800円5個のみ。 その店は過去に問題なく利用した事はありました。 さらに代引きだとポイントupと。 ただし在庫なしの入荷予定品で発送は6営業日後の8月1日。
 NVG-M1は暑さのせいかバッテリーが持たなくなって、 エンジン停止するたびに再起動するようになり、そろそろ潮時かと。

 というわけで買えるかどうかわかりませんが、コノザマ回避の代引き発注してみました。 ちなみに同じ所でH13地図の3770は24800円 (地図ver12の方は5月に26700円まで下がったのを確認)でした。 自動返信メールが来て、もう一通人力メールが来て、今の所買えたみたいです。

 7/31発送メール来ました。

 8/02ナビ到着、地図ver14でした。衛星の補足は木造の家の中でも瞬時に終了し、 補足される衛星の数もGPSロガーと遜色ありません。 衛星を補足したとかロストしたとか全く気にする必要ありません。 USBコネクタですが、本体はマイクロ、クレードルがミニで形が変えてある。 手持ちのケーブルはほぼミニなので不便。 クレードルにもスピーカ内臓。

 Google mapからの位置取り込みですが、 住所が文字化けする。 何もない原野など住所がないところは、 近くの住所があるところに強制的にずらされて、 正確な位置をピンポイントで取り込めない(データを編集して座標を修正すればOKだが)。 このへん中華ナビほどの自由度はないようで、 どちらかというとIBM互換機よりはマックの思想に近いような。
 ナビ中の交差点の音声案内が「400m先右です…右です。」の2回ぐらいしかない。 400mが300だったり500だったり。あと3キロ先右です、とかもある時とない時がある。

発生した疑問と解決方法
 ルート作って保存した後、そのルートで誘導させようと表示させ、[出発]を押すと [次の経由地選択]と出て一番近い経由地を選択して[開始]を押すと、 その経由地がゴールになり、その経由地に到着後誘導が終わった。
 →実は終わってなくてその後の誘導は自動的に継続されるという(未確認)。マニュアルP57。
 →誘導が特定の経由地で終わる時と、目的地まで自動的に継続される時がある。 これはネット上で同じような話を読んだ記憶あり。 終わらない条件が今の所不明。経由地が名前のついた施設だと終わる? 経由地が路上だと終わらない?
 →2014.01.11 誘導が特定の経由地で終わるという現象が起こりました。 最近はこの現象が現れなくなっていたのですが、 いつもと何か違う操作をしたかといえば、 もともと登録していたコースは高速道路経由だったので、 出発してルート案内中に最初の経由地に到着する前に 一般道優先で再検索させたのでした。 それが原因で最初の経由地到着で案内が終わるという現象が起こったのかも。 登録したルートで案内開始した場合再検索操作をしてはいけないのかもしれません。 一般道でルートを作って登録し、再検索操作をしないで、 そのまま案内させればうまくいくかも。

 詳細設定の中の POI表示 と スムーズスクロール の間に[近接ポイント]という項目が あるはずなのに、購入時はなかった。マニュアルP96。
 →POI Loaderで ここにある取り締まりポイント を転送しても出現せず。
 →いいよnetにある orvis_newSpeedCamera.zip を展開して得られる SpeedCamera.gpi を Poiフォルダに入れると出現した。
 ということは上の取締ポイントに近づいても警告は出ない?(未確認)。
 →POI Loaderの [高速モード] で移動させると速度、距離情報を付加できない。 手動モードでは付加出来た(とりあえず50km/h、500mに設定)。 実際に現場に近づいて鳴るかどうか未確認。 この辺はPOI Loaderのヘルプに詳しく書いてありました。
 →SpeedCamera.gpiの地点、POI Loader手動モードの地点共に鳴るのを確認。

 一日使ってみた所では、nuviでは音声ガイドのみでの運転は難しい印象。 地図をちらちら見ながら運用して、音声はあくまでも補助と。 到着予定時刻、残り距離の同時表示が出来ないが、スピードは常時表示。
 Y字に分岐している交差点で何も言ってくれない事がありまして、 見た目的に本流っぽい方に行ったら間違ってました。
 自動的にズームインしたり戻ったり、 起動、地図スクロール動作が軽い。 安定している。 画面が緻密で綺麗、縦置き可能、など良い点も多いです。
 少しずつ思い通りの動作になってきてます。 この辺の使いこなしはかなり手強い。 しかし何とか使っていけそうです。

 GCPEditerというのを見つけました。csv、gpxといったファイルを扱える(gpiは不可)のですが、 これで編集してnuviに戻しても登録地点名に1と番号がついて重複する場合があり、 重複する条件が難しい。ファイルの破損防止自己修復機能が 悪さをしているような。個別にgpxを作ってGPXフォルダに保存すると そのデータでCurrent.gpxが再構築されるようです。
 →Current.gpxを直接編集すると上のような現象が出るそうです。 Current.gpxをPCにバックアップしておいて、 Current.gpx以外のgpxを削除し、 nuviからお気に入りをすべて削除し、 PC上のCurrent.gpxを編集してからnuviに別名で戻すと Current.gpxが新規に再構築されるそうです。 しかし、この方法だと分類がすべてリセットされます。 今の所GCPediter(ver1.0.2)からは分類分け指定が出来ないので、 nuviから1つ1つ分類し直す羽目になります。 nuviで分類指定して戻ると、何故かお気に入りの先頭に戻るので、 毎回下の方までスクロールさせるのがなり大変。
 Current.gpx以外のgpxファイルは、一度Current.gpxに取り込まれたら 削除してかまわないようです。

 2014.03.02 GCPEditerは結構頻繁にバージョンアップしてまして、 最新のバージョンは1.0.5.4でした。 これは不自由ながらカテゴリが付加できるようになってます。
 これを利用して、 何も指定しないでセーブすると未分類というカテゴリになるように仮指定しておいて、 nuvi内で未分類というカテゴリ内のデータを正式にカテゴリ分けすると同時に、 未分類のチェックを外します。すると未分類というカテゴリ内から消えて、 まだ正式にカテゴリ分けしてないデータのみが未分類内に残ります。
 全お気に入りからスクロールさせて未分類のデータを見つけ出して カテゴリ指定していた頃に比べると作業効率が飛躍的に向上しました。感謝。

Google mapから転送したポイント、
nuviで直接探して保存したポイント、
M1のお気に入りからGCPediterでgpxに変換して格納したポイント、
現在3通りのデータが混在してます。

 広域2kmスケール表示で表示されるアイコンとされないアイコンがある。 これも条件が…。周囲が閑散としている場所は表示とか?

 スムーズスクロールをオフにすると慣性が働かなくなりぴたっと止まる、 カクカク表示されるわけではないです。オフで。
 地図テーマは国道が赤、有料がグリーンで見やすい物で探したらItaliaになりました。

肉眼では左上の角が少しハンドルにかかります  車への設置方法を検討していたのですが、 今まで使っていた糸を生かしてホルダーをぶら下げ、 ホルダー裏に耐震ジェルを張って滑り止めにしてます。 ハンドルの内側の、かろうじて全画面が見える位置に設置。
 しばらく車で使ってみたのですが、左上に次のポイントまでの距離が常に出ているので、 400m先左です、などの案内の後はそこをチラ見して実際のポイントを特定するという 使い方で、最低限の音声案内でも上手く運用できています。


 2013.08.24 車で往復160km程の移動で使ってみました。 保存していたルートからのナビゲートは途中の経由地で終わる事無く、 最後まで案内してくれました。
 今まで使っていたナビでは案内してくれず、 まったく知らなかった道を2箇所教えてくれまして、 ひとつは微妙でしたが、 もうひとつは上り道でいつも渋滞する辛い所を回避してくれて、 非常に役に立つ道でした。
 行程中一箇所間違ってUターンしました。 交差点名を読み上げられて、実際の表示は、と見上げるとそこを通過中…オイ。 あと他の交差点で曲がった後に「右です」とか言われた事も。 まだnuviに慣れたとは言えません。
 設置場所は上の写真の所で問題ありません。 ずれたりビビったりしませんでしたので、設置方法もこれでいいと思われます。
 取り締まりポイントの警告音が聞き取り難いです。オーディオの音量にも寄りますが、 もうちょっと大きくするか、耳に刺さる周波数に出来るとよかったのですが。 ググってみると、音を変える方法はありそうですね。
 音の設定を見直していて、音量調節でまず出て来る調節バーが警告音に反映 されることがわかりました。まずここで警告音を決め、 さらに詳細設定で出てくるナビ音とMP3音の調節バーでそれぞれ設定してやれば 警告音もよく聞こえるようになりました。

 2014.03.05 ver.up したGCPEditerですが、ほぼ不満なく使えるようになっていたので 過去に各方面からピックアップしていたポイントを ほぼすべてTXTからnuviに移動させました。
 住所からGoogle mapで表示させて、座標を取り込んでというのを繰り返し、 最後に地図表示(SymbolAndName)を1つずつコピペ (一括は無理みたいで→メニューからなら可能でした)してからGPX形式で保存。 nuviのGPXフォルダにおいて起動。 未分類の中を上から順に分類とシンボル指定していきました。
 が、作業していて、 シンボル指定と地図表示はGCPEditerからまずCSV形式で保存してopen officeで 一括ペーストしたほうが楽だったかもと気付きました。
 GCPEditerがジャンル分けにも対応してくれれば…。
 シンボルなしでGPXで保存すると、 強制的にすべてWaypointになっているのですが…?バグ?

 続いてキャンプ場のPOI(3000件)とか道の駅(900件)のPOIとか ネット上に転がっていたのをCSV形式で拾ってきました、関係各位に感謝。
 キャンプ場のPOIはnuvi用とはいえかなりの修正を必要としまして、 open office、テキストエディタ、 バイナリーエディタなどを駆使して何とか納得のいく状態までもって行きました。 open officeが座標の数字を勝手に丸めやがりまして、 最初それに気付かず、やっと修正が終わったところで 座標が小数以下2桁までしかなくなっていることに気付き…orz。
 しかしバイナリエディタが自動でバックアップを取ってくれていたので、 そこから座標だけコピペして復旧、最小の被害ですみました。 open officeでCSVを読む時に座標の数字の列はテキスト指定することで 丸めを回避できました (デフォで浮動小数指定出来ない?まあ計算させないからいいのですが)。
 キャンプ場はシンボルはCampground、表示はSymbolAndNameにしてあります。 件数が3000件と多いので必要な方面のみ切り出してGPXでお気に入りとして nuviに取り込むという使い方がいいかも。 その為には都道府県でソートし直した方がいいかもしれません。

 道の駅のPOIデータはキャンプ場のPOIほど手間はかからず、 重複を削除したり、間違っている住所を修正したり、 重複したデータを整理してますが、キャンプ場、道の駅ともまだ完全ではありません。

 お気に入りは1000件前後しか登録できないので、 それ以上の件数のデータはGPI形式で保存しPOIとして 活用することになろうかと。しかし3750のPOIは アイコンが縮尺80〜22mぐらいでないと表示されず、 しかも極小という不便があります。

 2015.01.29 自宅近所で新たにちょくちょくネズミ捕りをしている所を見つけまして、 POIに追加登録しました。 POILoderでCSV→GPI変換しているのですが、 データ行の末尾に[,"deg="]を付加しても 角度は認識してくれませんでした。 iiyoのオービスデータには付加してあるのですが。 iiyoのは他のPOIと格納場所は同じなのにnuviから表示される場所が違うので、 ヘッダー形式か何か変えて別物と判断しているみたいですね。 GPIを変換する術がないのでこれ以上は追い込んでません。
 デフォの16dotアイコンが見難いので、せめてもと24dotで自作しました。 ここでもちょっと問題があったのですが、 アイコン付加しないと点が表示されます。 アイコンのカラーは8bitで作らないと何も表示されなくなります。 またサイズ24dot以上だと右辺と下辺が切られて表示されます。 透過扱いされる色(ピンクっぽいのですが詳細未調査)があるようです。


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