2018.08.25 ステップワゴン RF1 ベルト鳴き

2018.08.25 ステップワゴン RF1 ベルト鳴き

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 現在OD113370km、 ここ2-3年前から主にコールドスタート時と 走行中でも間欠的にキュルキュルと鳴くようになっていました。 最近はあまり使うことも無くなっていたし、 近々N-VANに乗り換えも検討していたので放置していたのですが、 アイドリング時のハンチング?グワングワンなる現象が スロットルボディ洗浄できれいに消えたのと、 50kmぐらい連続で走行すると出現していたATの不調と思っていた現象、 適切なギアを選べてない感じ(オルタ死亡時のバッテリー電圧低下時にも経験)も 消えた(ATオイルやソレノイド交換してもダメで、 AT乗せ換えしかないという報告多数のアレかと思ってた)。 ATの不具合と思っていたのですが、アクセルに対するエンジンレスポンスが 不安定でATのギアセレクトが不適切に感じられたのかも。 高速走行後に必ず症状が出ていた場所でも出なくなっていました。 今にして思えばオルタ死亡時にも出ていたので、 ATそのものの不調ではなかったということみたい。

 エンジンは絶好調で捨てるのが惜しくなってきたのでベルトも対策してみました。 ベルトをチェックしたのですが、 ベルトの張りはむしろ張り気味?緩んでない全く問題ない状態で、 ヒビや縦方向の亀裂も見られず。 長期動かしてなかったのでベルトに癖がついたとか? 鳴き止めスプレーのいい適応でしょうか、クレの製品をヨドに発注、500円ぐらい。 しかしこれは持続性がネックらしい、1日ぐらいとか。

 2018.08.18クレの鳴き止めスプレーを噴霧してみましたが、 エンジンルーム上側からベルト内側に十分に塗布するのは難しい。 とりあえず可能な限りやってはみましたが、 施工前から鳴いたり鳴かなかったりで、効果は微妙。

 エンジン回してベルト周りを眺めていたのですが、 不定期的にジャーという感じのノイズが聞こえる。どこかのベアリングが寿命? ググるとACベルトのテンションローラーのベアリング、 10万km前後で寿命を迎えている報告がちらほら。
 ジェネレータは9万km前後で新品交換済みだし、 パワステポンプはハンドルに違和感なし、オイル漏れもなし。
 とりあえずテンションローラーベアリング(純正は6203LX10らしい)の代わりに 6203LLU(純正と同サイズ(17x40x12)、同仕様(両面接触樹脂シール))と 必要工具(ディープソケット12mm、ユニバーサルジョイント)を発注。

 2018.08.25朝、ベアリング交換に着手。 まずテンションボルトナットにユニバーサルジョイントとエクステで ディープソケット7mm、12mmがかかることを確認。
 アンダーカバーは前4本M6、左右4本はプラピンでした。 M6はねじ山が崩れ気味で、すべてタップとダイスで修正。
 テンションローラー固定ボルトは、 エンジンマウントにノータッチでも オフセットめがねならかかる、という事前情報でした。 手持ちの45度オフセットはちょっとオフセット量が不足気味でしたが、 かろうじてかかりまして、緩めに成功。そのままボルトを外し、 あちこち避けながら上からローラーを除去、下から抜くのは無理そう。
 ちなみに1/4sqの普通ソケットでは低過ぎ、ディープでは高過ぎで入らず、 ノーマル+延長も高過ぎ。1/2sqはヘッドが大き過ぎて入らずという シビアさ加減でした。75度オフセットメガネでピッタリでは。


 摘出したベアリングは確かにゴロゴロで回転が重いしガタもある。 うちのH9年式RF1初期型にはNTNの6203LUが使われていました。 今の品番だとLUは片シールドなのですが、 現物は両シールドで今の品番のLLU相当品です。
 結構硬かったですが無事プーラーで抜けました。 事前に冷凍していた6203LLUを慎重に打ち込み。

 最難関のローラー再設置へ。 ここは事前に検討してもいいアイデアが浮かばず、 その時考える(ノープラン、何度もやってればそのうち入る?)という算段でした。 これがやはり苦戦しまして、 時間のほとんどはここで使ってます。 視界確保するために前側を ジャッキアップせざるを得ません(ここまではジャッキアップなし。 ウマはないのでスロープで最初にあげてしまおうかとも思ったのですが、 必要になったらその時に上げるという算段でした。左ホイールは最後まで外してません)。 頭を車下に入れて、かろうじて雌ネジ穴が見えるようになりました。 それでも隙間が狭すぎて十分には手が届かず、 左右の中指の先でかろうじてボルトの頭を保持する感じでした。 上から見て方向を確認、下にもぐって位置調節を何度となく繰り返し、 悪戦苦闘の末に手探りでボルトを雌ネジ穴に導き、 何とか雄ネジをねじ込むのに成功。

 最初はオルタベルト程度に緩めにベルトを張ってみたのですが、 ベルトのマーキングが一瞬止まり、滑っているのが見え、 鳴き音が出ました。パワステポンプベルト 程度に強めに張るとまったく鳴かず、交換前に聞こえていたジャーという音も消え、 エンジンルーム内が非常に静かになりました。 一応せっかく購入したのでクレの鳴き止めスプレーも下から塗布しておきました。 アンダーカバーを外して下側からなら十分に塗布できます。

 各部ボルト本締めして完成、試走、静か。ベルト鳴き完全消失。 エンジンマウントとパワステポンプは外さずに交換できました。 4時間ほどかかりましたか。

 これを機に75度ディープメガネレンチを検討、 有名所はハゼット、スタビレー、お安いのは、ストレート、AP、あとアリババにも。 メガネって一度買うとまず消耗しないし、手持ちのTOPはVTZ250を買った時の物だから 30年以上使えているので、あまり値段は考えず特性重視で、バラは無駄になるので セットで、 あと15、16、18mmは手持ちが薄いので、これらが入っている物で検討。
 ハゼットはスタビレーより頭が小さく、柄の剛性が高くしならないという話、 反面重いわけですが。 ストレートはオフセット度が小さめに見える、 APはセットがない、アリババのはゴミリスクが伴う割りに安くない、 メッキがイマイチっぽいので却下。 ハゼットのセットを選択。


 2018.08.30 HAZET手元に来ました。12mmでヘッド外周は18.3mm、TOPのメガネで18.4mm。 TOPのメガネよりハンドルの厚み1つ分ぐらいオフセット量が大きく、 SWGのテンションローラー固定ボルト部分に恐らくピッタリ。 12x13のハンドルはTOP12x14比で少し幅広、少し厚く、少し長い(HAZETの方が)。 穴のザグリはTOPよりやや少なめ。

 車の方は数日おいてから始動すると、最初の一瞬だけですがベルト鳴きがあります。 すぐ治まるし、以前のように走行中に鳴くような事はないです。 張りは十分だと思うのですが、もっと張る方向なのでしょうか。
 HAZET来たので調節は容易ではあります。

 2018.09.15 50kmほど走行、始動時一瞬鳴くこともあれば鳴かない事もある、 走行中は鳴かないという状態。エンジンの回転は滑らかで調子良いです。 燃費は直近10.8km/Lでした。
 エアコンの冷えが悪いような。エアコンにフィルタがついてない時期の車で、 オプションで付ける事も出来ない。 エバポレータの掃除(今まで1度もしていない)が必要そうです。

 2018.09.22 エバポレータ掃除してみました。細い隙間からの目視でゴミは確認できましたが、 完全に詰まっているという感じではなく、機能はしていそうでした。 掃除機に細目のホースをつけて可能な限り吸引し、ワイパーゴムの骨に歯ブラシをつけて 可能な限り掃除しましたが、エアコンの冷えは変わらず。
 エアコンガスが減っているという事みたいです。 ガスの量を点検窓(サイトグラスというらしい)から見れるという話があり、 窓の場所を探し出しました。エンジン回して、エアコン全開で運転して、 点検窓を見ると、ほぼ気泡で真っ白でした。 しかし完全にガスが消失しているわけではないので エアコンガス注入で回復しそう。
 正常な状態がどんなものか見る為にCR-Z、FIAT500のサイトグラスを探したのですが、 共にありませんでした。最近のは無くなっており、圧力で見るそうで、 圧力計必須ということみたいです。
 注入に必要な道具(R134a ガスチャージホース ゲージ付き)は国内にもありましたが、 やはりアリババの倍ほどする。 アマゾンにはアリババ価格で出しているところもありましたが、落とし穴が。 来年の春先までに注入できればいいので アリババから(R134A charging hose gauge)コミコミ1k。 落とし穴というのは、ガス缶接続部のネジが何種類かあり、 アリババのホースは1/2inch。 国内流通ガス缶は14mm1.25ピッチ。アマゾンのはどちらが来るか判らないらしい。 アリババには14mmガス缶接続部のみの販売もあり、こちらは300円弱。 これに差し替えればいいので合計1300円、こちらで。 ガスは国内で200gコミコミ540円をヨドから。

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