2021.03.06 ステップワゴンRF1 ベルト交換

2021.03.06 ステップワゴンRF1 ベルト交換

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 テンションローラーベアリングを苦労して交換したのが2018.08で、 その後エアコンオイル注入、エアコンガス注入などで 回転抵抗を減らし、エアコンベルトの鳴きはほぼ止まってました。
 2020.03の車検時にオルタとエアコンのベルトの張りが緩いとの事で、 ディーラーさんで調節してもらいました。
 その後ベルト鳴きは皆無になっていたのですが、冬前にはまた鳴くようになってました。 前回と症状がちょっと違って、今回はエアコンのon、offに関係なく鳴く。 ハンドルに変化はないのでオルタのベルト由来かと。 暖かくなったら張り調節しようかと思ってました。
 2月末ベルトチェックしました。 3本のベルトのうち、オルタのベルトが確かに他2本よりゆるめ。 そのベルトをよく見るとベルトが透けてる?なんかベルトのむこうが見える…、 縦方向に細かく裂けてました。それで張りが緩くなったわけですね。
 というわけで2/21のGooseタイヤ、2/28のRnineTracerタイヤに続き、 SWGのベルト交換、どうせならオルタ、エアコン、パワステ3本同時に。
 前回の車検後にメカの方がオルタに何かの削りカスが付いていた、 そろそろオルタベアリング寿命かも、という話がありまして、 あれはベルト由来だったようです。確かに付いてました。
 オルタ自体は9万kmちょっとで死んだので新品交換して現在12万km弱。 逝くにはまだ早い。

 ベルトは4PK835Lがオルタネータ、4PK945がエアコン、4PK935がパワステ、どれも1k前後。 4PK835LだけLが付いていて、Lなしと何が違うのか不安になるのですが、 モノタロHPによるとLなしの代替品がLありだそうで、 何か問題があっての対策品でしょうか? サイズ的にはどちらでもいいみたいです。 幸運にもモノタロの500円引きと自動車関連10%引きが同時に来たので発注。 今回はエンジンマウント脱着がありますが、無理なら 最悪オルタだけでも交換できればいいかと。

 ベルト来ましたが、Lあり、Lなしで幅、山の形は同じ、 プーリーに当たらない側の見た感じが少し違うだけみたい。 回転方向は無いようです。


 雨のない週末交換に着手。 自作スロープで上げて、 アンダーカバー除去、新しい割れが発生してました。 細かく穴開けてタイラップで対処しときましたが、ここは答えが見つからない。
 パワステポンプのベルトを緩めて、
 次にエアコンベルトのテンショナーを緩めようとしたのですが、 12mmのロックナットはゆるゆる、 7mmのボルトが固着して動かない、全体重をかけるとやっと少し動くかという状態。 カキンカキンと多少回ってもどこまでも固い。 手のひらに豆が出来、その豆はつぶれ、困難を極めました。ちょっと無理。 下のテンショナー固定ボルトは目論見通りハゼットのオフセットめがねで難なく緩みました。 ヘッド小さめ、遊び少な目、ハンドルしなり難いこのハゼットめがねは、 その他各部の狭い箇所の硬いボルトの最初の一撃の緩め時に大活躍してくれました。

 仕方なくテンションローラーのローラー部分のみを8mm6角で除去し、ベルトを緩めました。 除去するのは容易ですが、入れるのは前回の悪夢再び。ベアリングは問題なし。
 オルタベルトは上下の固定を緩めて容易に緩みました。
 エンジンマウントボルト2本除去して、 手前からパワステ、エアコン、オルタとベルト除去。 マウントの隙間からベルト抜き取り、 新しいベルトを滑り込ませるのも容易でした。 下のマウント固定ボルトを取っただけでは、 エンジンはまったく下がってきません。
 ベルトの谷とプーリーの山をきちんと合わせるのに神経使いました。 ずっこけたまま動かしていると容易にベルトが破断するそうなので。
 ベルトかけて、テンションローラーのローラー部分を元の場所に戻すのですが、 コレが前回のテンショナー全体を外した時と同様、困難を極めました。
 最終的にはボルト穴の裏側から適当な棒 (6角棒レンチに1/4sq延長をテープで止めて延長した物)を刺し、
 その棒をローラーのボルトが刺さる穴に通して、ほぼ適正な場所に保持、
 ローラー固定ボルトでその棒を押し出しつつ、
 ネジ穴に手探りでボルトを導く、
 コレを何度も何度もやってようやくねじ穴を探り当てました。 腕が疲れてくるので長時間連続で挙げてられない。 2h近くはここで費やしています。前回よりは少しマシ程度の困難さ。 アジャストボルトが緩めばなんて事なかったのですが。 ボルト先端を尖らせて穴に入り易くするとより良かったかも。
 ここ以外は特に停滞することもなく一直線に進み、3.5hで終了、試走へ。

 試走後パワステベルト張りすぎ?下のボルトを締めるとテンションが上がるようで、 ベルトユルユルでボルトを締めるとちょうどいい感じになりました。
 ベルト鳴き完全に止まってます。鳴かない限りゆるめが良いですね。


 外したベルトを観察したのですが、他のベルトは問題ないのですが、 オルタのみ縦に割れてます、 ゴム山の谷部分(内側)から外側に向けて削れて行った様な感じ。 それでオルタ周りに削れたゴムが付いて張りが緩み、 張り調節でさらに張ったので裂けていったと。 他の2本は問題ないのに何故これだけ。


 テンションローラーの固着気味のアジャストボルトの件なのですが、 ラスペネ(持ってないので取り寄せてからですが、高価ですね)をネジ山周りに吹くのと、 車を動かしてエンジン温めて、メネジ周りも温めてからやってみます。
 使う工具は上の組み合わせが都合がいいようでした。
 その後何度も締めたり緩めたりしていて試した所、 12mmの方もディープソケットをラチェットに直接付けて回せました。

 2021.03.13 10km程走ってエンジン温めてから回してみたのですが、 カチカチに硬くて1カキッぐらいで力尽きました。
 戦っているのは右の図の[アジャスト ボルト]
 03.14 30km程走ってエンジン十分温めてから回した所、 今までより若干動き易くなった?3カキッぐらい動きました。 556滴下しておきました。 一度完全に抜いて、ダイスでさらって、出来ればタップも入れて、グリス塗って戻したい。 指は届くし見えてはいます。M6-8ぐらい?

 3/21 再び30kmほど走行して温めてから緩めを試みました。 カキカキと10回ぐらいは感触があったと思いますが、 手を傷めるのでそれ以上無理。一向にラチェットのハンドルは軽くならない。 コレこのペースで緩めても数年かかりそう。
 [RF1 アジャストボルト ベルト]でググっていたら、 下から工具入れて回したという方がおられました。 エンジンは少し降ろしてずらしてます。 3/8sqぐらいのラチェットのようでした。 スピンナ延長してバキバキやれば外れてくれないだろうか。 次の週末は下からアプローチしてみます。ついでにカバーの割れ対策も、 いいアイデアを思いついたので。

 03.27 アンダーカバー割れ対策はうまくいきました。 白いのはタイヤ交換時に使うリムプロテクタで、痛んで使えなくなった物。 半分に切ってあてがって補強、タイラップで固定。
 アジャストボルトは下からも工具はかかりましたが、 ハンドルを振るスペースがありません。 前方の車体フレーム、後方のエアコンコンプレッサーのプーリーが邪魔で、 かなりエンジンを下げないと下からは無理。
 地道に上からカキカキやるしかないです。

 2021.04.03カキッともいわなくなりまして、ボルトが曲がってきました。 可能な限り曲げ戻しときましたが、これ以上は徒労になりそうなのでここまで。 張りはプーリーを押し上げながら調節、 次回ベルト交換はプーリー外してやるしかないですね。 将来エンジンずらすか、前方のラジエターとファンを外した時に対処予定。
 しばらく運用していて始動直後の一瞬だけ鳴るようになったので調節、 エアコンon offは鳴りに関係ないようなので、それ以外のどちらからしい。
まず一番簡単な上からアプローチのパワステ→外れ
アンダーカバー外して下にもぐってオルタ→当たり
でした。翌日早朝の冷えた時にも始動してみましたがベルト鳴きなし。

 バイク2台のタイヤ交換とSWGベルトも一応作業が終わり、あとはオイル、 バッテリー、各種エアフィルタなどの軽いやつばかりとなりました。 5月にFIAT500、7月にCR-Zの車検予定。

 2021.03.19 仕事後、CR-Z(176225km)の バッテリー、エンジンエアフィルタ、エアコンフィルタ交換と、 スタッドレスからノーマルタイヤへ戻し。
 今回、ジャッキをラチェットハンドルで上げ下げ出来る、 ジャッキヘルパーを購入して作業に当たったのですが、大変楽でした。 所有のジャッキハンドルはレバー比が重め、ゴム手袋を巻き込んで回し難い。 ラチェットは180度ぐらいしか振れませんが、レバー比が軽め、 ゆっくり上げ下げすればいいので。 直接ハンドルを刺すとボディとの距離が近くて危険、 ソケットセットに長目の21mmプラグソケットがあったのでこれを介して回しました。
 こちらは特に停滞することもなく1.5h程でスムーズに終了。




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