2023.08.15 CR-Z テールランプ曇り

2023.08.15 CR-Z テールランプ曇り

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 7月の車検時にテールランプの曇り(水入り)を指摘されました。 一面曇っていたら車検に通らないと。 新品部品はまだあって、片方50Kぐらいとの事。
 水が入っていたのは知っていましたが、 そういうものかと放置していました。 ZF1の出始めの頃はクレーム交換されていたようですが、 最早そんな時期は過ぎたようです。
 右より左の方が症状が酷い、水が入って乾いてを繰り返して 透明板に汚れが付着しています。 取り外して観察した所、 左右とも三角形の下辺の接着が外れていました。
 右の透明板の汚れはそこまで酷くなく、防水処理だけでいけそう。
 左はまた殻割り。テールランプは溶着してあって、加熱では外れないそうです。

 超音波カッターで切るという手もあるのですが、超音波カッターが高価。 そこで最近はオルファのPカッターL型(800円ぐらい)を使って、 地道に溝を削って貫通させるのだそうです。
 Pカッター発注して、時間のある時に少しずつ掘り進めたのですが、 最初なのでどこを掘ったらいいのか良くわからず、 掘り易い所(接着部分のちょっと透明板側、 段があったのと薄そうだったので)を掘りまして、 正解はここではなかったらしい。 角部分は特に慎重に掘りまして、割ることなく透明板を外せはしました。
 1辺30分ぐらいかかります、3辺で1.5h程。 掘るべき所は透明樹脂と黒い樹脂がくっつけてある所です。 黒樹脂が透明側に盛り上がっていて彫り難く、透明樹脂が厚そうなのですが、 黒い樹脂を削ってでも該当場所を彫るべき。 ここが溶着部分で、古くなると着きが弱くなり一部浮いたりして(それで水が入るのですが)、 少し彫ったら溶着が外れて容易に貫通させらる部分が多々ありましたので。

 透明板の内側の汚れは、水ぶきで取れず、洗剤で取れず、ガラスクリーナで取れず、 極細のコンパウンドでようやく取れました。
 接着に何を使うか、しばし悩んだのですが、 使用実績からブチルゴム(600円ぐらい)を選択、 また発注して手元へ。透明板を黒ベースに付けるのに、 隙間を埋めるべく透明板を押し付けるように接着すると 応力が残っていずれ外れるのではないかということで、 押し付けずにそっと上に乗せるだけにして、 透明と黒樹脂の隙間はブチルで埋めるようにしました。 ここで焦っては元も子もないので、晴れた乾燥した日を待って接着作業。
 ブチルはほぼ乾かない硬化しないそうです。ずっとネバネバ、 数日して多少べとつかなくなったかという程度。 そのままだと最悪透明版が脱落するらしいので、ダクトテープで要所を固定。
 短辺に付いているアタッチメント戻して、配線戻して、車に戻してネジ止め。 落下させることもなくうまくいきました。 各ランプの点灯確認。 あとは雨でどうなるかですね。

 2023.08.15 ちょっと雨が降ったのですが、翌夕方、右はOK、左は水滴が。 左のみ外して縁にブチルたっぷり盛って、電球抜いて内側乾かして、 翌々日組み立てて電球付けて、 18日早朝車に戻しました。17日午後も多めに雨が降ったのですが、右も少し入ってました。 これ、少々入るのは結露?ならどうしようもないのかも。 既に左右ともこれ以上やれることがない。 完全に曇らなくさせるのは不可能?

 2023.08.18 雨の中を3時間ほど走行しましたが、左右とも浸水はありませんでした。 温度差による結露はある程度致し方ないのかも。 左右同程度曇れば結露、片方のみ入れば浸水という事かもしれません。 これで経過見ます。

 中古部品が各サイトに安く出てますが、ほとんどが同じ問題を抱えてますね。 問題を解決する為には新品部品一択のようです。

 2023.09.18 一時的に浸水は減ったかのように見えたのですが、 3時間ほど乗った後に左側が顕著に浸水してまして、 外してみた所、ブチルゴムに盛大な切れ目が生じていました。 外した透明板が動いている様子。やはり動かないようなネジ止め固定が必要らしい。 右側も浸水皆無とは言いがたく、日中水滴が消えて夕方出てくるという状態。
 シリコンコーキングを使ったほうがよかったのかもしれません。 ブチルを除去掃除する気になれず、メルカリで状態が良さそうなのを落としました。 左右でコミコミ14k弱。
 翌日に届きまして、確かに良品で透明板の接着は全周大丈夫でした。 午前中に左右とも組み付けて夕方見たのですが結露もなく、問題解決しました。


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