2002アイアンホースリレー参加

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 10月13日、参戦してきました。今回もライダーは自分一人で、2時間走る予定です。
 天気予報では曇り一時雨ということでした。7時30発、9時15分オートポリス着。 現地は曇りでしたが、ミーティング中に雨が降ったようでした。しかしその後急速に 天気は回復し、ルマン式スタートで整列するころには晴れ間も見られました。
 スティーブクラスは一人で走るのは27チーム中、私だけでした。 申し込みが一番早かったらしく、ゼッケンは1で、くじを引いたら スターティンググリッドは57チーム中6番目でした。年々上がっていくようです。
 12時30分からフリー走行が始まりました。コースはまだ半乾きで、 コースコンディションとバイクの調子を確かめるため、安全第一で走ったのですが、 早速転んでいる方々がちらほらと…。本番前にバイクを壊したら悲惨です。
 タイヤは新品のGTSで空気圧は公道用にやや高めになっていたのですが、 いじらないで慣れているこのままの状態で走ることにしました。 練習走行では路面温度も低く、全然タイヤが温まらず溶けてなくて、 大丈夫かなという状態でしたが。
 本番は14時20分頃にスタートしました。一周目は結構危ないので車間距離を 十分とって慎重に走行しました。周回を重ねるごとにバイクがバラけてきて 徐々にペースアップしていきました。後で記録を見ると、 前半は3分前後で周回していたようです。
 30分ぐらい経過したところで、目の前でBMWが転倒しました。火花が出たりして 結構派手に転倒しており、バイクのダメージも軽くはなさそうでした。 大きく避けて自分は無事だったのですが、次の周でこの現場でさらに 一台転倒していました。オイルが出ていたようです。この転倒で 赤旗中断となりました。早速ガソリン補給、水分補給、トイレ を済ませ、10分後ぐらいに再スタートしました。
 今回はストレートは全開でと決めていたので、最終コーナー出口で アクセルを持ち替え、全開で10000回転前後まで引っ張りました。 追い抜いていくバイクが目に入り、つい頑張って 一度リミットの11500付近まで使ってしまい、冷や汗が出ましたが、 大丈夫だったようです。ストレートエンドでメーター読み最高210km/hぐらいでした。 意外と恐怖感はなかったです。むしろそこからのフルブレーキングでの 減速Gで気持ち悪くなりましたが。ギア抜けも一度もなかったです。 さすがに200km近く出すとストレートで抜かれる頻度も減りました。 むしろストレートや、その後のブレーキングで何台か抜くことも出来ました。
 終盤、腕の力を抜いてハンドルはバイクにまかせるようにすると綺麗にコーナーを 回れることに気づきました。また、心理的に余裕が出来て 目線を先に送れ、先のコーナーをイメージ 出来るようになり、自分的にかなりペースアップできるようになりました。 さらにペースアップできそうだったのですが、オイル旗や黄旗がそこここで 振られるようになり、無理しませんでした。それから白旗も見ました。
 今回はあまり時計を見る余裕がなかったのですが、16時20分頃チェッカーとなりました。 最後にガス欠で立ち往生している車両や転倒車などが増えていましたが、 路面温度が下がったためらしいです。
 周回数は36周で、ベストラップは2分50秒でした。まだまだ遅いですが、 他車とは排気量も車体もタイヤも違うし、 タイム短縮の要素はまだまだたくさん残されていますので。 しかしちょっとライディングの方向が見えてきたような気がします。 今回は非常に充実していました。
 腕の力を抜いて、バイクは下半身でホールド、目線を先に送る、 基本的なことですが、なかなか実践するのが難しいです。 今回はその効果を体感できましたので、今後実践していきたいです。
 結果は27チーム中24位で、26位のスティーブRCを除くとブービーの 1個上という…、しかもブービーと同一周回だったようです。 しかし同一周回チームがあと2つありますね。優勝チームは計算によると 平均2分24秒ぐらいで周回していたようです。 ライダー交代の時間があるので、実際には2分10秒前後でしょうか。 この辺の走りはちょっと異次元という感じでした。
 第二ライダー(娘)が出走できるようになるまであと12年、 第三ライダー(息子)まで18年もあります。それまでは 一人で走り続ける事になりそうです。

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