748修復経過

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 ライパからの帰宅時に気付いたRサスからコキコキ音なのですが、 やっぱり持続して出るようになりました。自分で対処できるかわかりませんが、 今日の公道走行後に原因個所の特定を試みました。
 サスやリンクなど触りながら車体を揺らすこと数十回、ついに手にコキコキの振動が ダイレクトに伝わってくるところを発見しました(^O^)。その個所は 車高調節用ロッドの上側の巨大なピロボールでした。 ついでにリアサスからオイルがにじみ始めている のも見つけてしまいました(T T)。
 次の車検までまだ1年以上もあるのに…。
 オーバーホールせねばならない…。
 次のタイヤ交換の時期までなんとか…。
 ピロボールに注油してロッドに19mmスパナをかませて左右に回転させて馴染ませて を繰り返しているとコキコキ音が小さくなっていったので 原因個所は間違いないでしょう。とりあえず一晩置いてオイルの浸透を待ちます。 でもそんなに高くないだろうから サスのオーバーホールのときにでも ピロボールだけ交換してもらうか。
 5年で1万キロ、年1〜3回のサーキット走行会に使用してきましたが、 今後もいろいろと手間がかかって来るのでしょうかね。

 翌朝チェックしたところコキコキ音は消えていましたが、 ピロボールからはまだコキコキした感触が伝わってきました。
 翌々日チェックしたところピロボールからのコキコキした感触も ほぼ消失しました\(^O^)/。

 で、アイアンホースへ行ったわけですが、1コーナで感じたギクシャクは なくなっておりました。ギクシャク感の原因はここで、 Rサスの初期作動がスムーズでなかったからではないかと 結論しました。

 転倒後、各部分解点検しているのですが、 Rブレーキペダルの戻りが悪いことに気付きました。 転倒のダメージはないのですが。 レバーを戻すバネの取り回しに無理があるようです。 バネのペダルに引っ掛ける部分がかなり外側に引っ張られているようで、 普通こういう風には作らないだろうなという状態でした。 色々と条件を変えて組んではばらし組んではばらしして、 恐らく正解と思える組み方は見付けたのですが、 それでもペダルの戻りが悪い。 ペダルをきちんと戻るようにするためにどうすればいいのか また施行錯誤して、タイラップ2本でばねのペダルへの引っかかる所を 下方向に引くようにすると戻ることがわかりました。 ばねの形が少し悪いようです。 雑誌などで調べてみたのですが、99式以降のモデルではこの辺のパーツ形状が 少し変更になっており、 バネをピンに掛けるようになっていて 問題なくペダルは戻ってくるようですが、 うちので同じ事をしてみたらピンの突き出しが短くてバネが十分かかりません。

 なんでここに拘ったのかと言うと、ステップを少し上げようと思っているからです。 Gooseのシート中心からステップまでの距離が47cmなのに対し、748のは51cmありまして、 約4cmも低いのです。腰をずらすと外足がステップから外れてカクっとなることが 時々ありました。 ステップを上げるとブレーキペダルも少し上げないと掛け難くなります。 ところがペダルの戻りが悪いとそれが出来ないので。
手に入るならこれが一番安価  目をつけているペダルはLockhart Phillipsというところの Super Pole V-360 M Pegs というもので、ノーマルのブラケットはそのままで、 ペグだけ交換してステップの場所が調節できるというものです。 似たようなものはモトプランも出していたようなのですが、 値段がモトプランの17000円に対し、こちらは$69(7000円ぐらい)と 送料を考えても海外から取り寄せたほうが安いのです。 しかも調節範囲もモトプランの4ポジションに対し、12ポジションと多いし、 見た目のカッコ良さも上のようです。
 ただ、日本に送ってくれそうな店がまだ見つかっていません。 何件かHP上ではあるのですが、カード不可だったり、メールの返事をくれなかったりで。
 いっそのこと一番付けてる人の多いみたいなDUCATI performanceのセットというのも。 こっちは海外通販だと$350ぐらいの所もあるし、 でもヒールガードを別に買う必要があります。これが$140。 別にカーボンじゃなくてもいいのにアルミやステンのはない。で合計$490。 国内のとあるHPでは同じセットで\78000ぐらい。 国内価格は高すぎませんか。

 それからオートポリスの1コーナへのブレーキングで ブレーキのキツさと、コーナの切り返しでの重さを感じるのですが、 原因はホイールが重いからではないかと考えるようになり、 重量を調べてみました。なかなかデータがなかったのですが、 海外の通販サイトにデータがありました。

                          F kg  R kg  F 差  R 差  F+R差
CF Wheels with mag hubs...................................... 2.0  2.4  -3.2  -3.5  -6.7
CF Wheels with alum hubs..................................... 2.1  2.7  -3.1  -3.2  -6.3
Marchesini NEW 10 spoke forged mag............ 2.7  3.5  -2.5  -2.4  -4.8
Marchesini 5 spoke mag........................................... 3.1  3.9  -2.1  -2.0  -4.1
Marchesini NEW 10 spoke forged alum........... 3.5  4.5  -1.7  -1.4  -3.1 この辺が妥協点?
Ducati OEM 5-spokes alum (996/998)........... 4.2  5.4  -1.0  -0.5  -1.5
Ducati OEM 3-spokes alum................................... 5.2  5.9   0.0   0.0   0.0 現在使用中

 OEM 3-spokesは、やはりかなり重いようです。
 カーボンは驚異的な軽さですが、 取り扱いがかなりシビアなのではなかろうか。 まだ使用経験報告も全く聞かないし。
 次いでマグもOEMの半分強でかなりの効果が期待できそうですが、 塗装に神経を使うし、リム打ち変形の心配が付きまといます。
 アルミ10本スポークが20万前後でマグより買いやすいし、扱いやすく、 効果もわかりやすそうです。ちなみにこれは999Rと749Rに標準で付いて来ます。 999Sや999のホイールと形は似ていますが、似て非なる物のようです。
 また人の交換後のOEM5本スポークを狙うのは、あまり効果的ではないようです。


 DPステップとマルケアルミが欲しい…。しかしパーツ変えてラップが上がっても あまり嬉しくないのも事実。

上から黒、銀、チタンゴールド。
銀ペダルは正チェンジと逆チェンジ用  ホイールは変形するまで我慢するとして、 とりあえず直接ラップと関係ないDPステップだけ注文してしまいました。 motowheelsという所でセール中で、正チェンジのものが $339、カーボンヒールガードが$145、送料が$89.83(FedEXちょっと高くないか?) 梱包料が$3.50(こんなのまでとるのか?) 送料の高さでせっかくのセール価格が相殺されていますが、 外装の修理も終わり、早く欲しかったのでまあいいかということになりました。 ステップは色が何色か選べたのですが、ノーマルっぽい銀色にしました。 DPのカタログだと黒しか載ってないのですが、ここのは黒、銀、チタンゴールド、 DPのAnthracite(炭色?)、ガンメタルなどの色が選べます。 DPレプリカということでしょうか?そのもののようにも見えるが…。

 ヒールガードはクリアコートありのストリート用と、なしのレース用と あったのですが、クリアコートが$10高いのとレース用はストリート用より 少し厚くて少し強いということだったのでレース用を選びました。 これまたPDのカタログには仕上げが違うものなど載ってない。 PDレプリカということでいいのでしょうか? これは付けてない人もいるみたいなのですが、 自分はくるぶしでバイクを押さえているようで、 ノーマルのガードも擦れ跡がついており必需。

 motowheelsのオーダーフォームを埋めて送信すると、 直ちに受注したと自動メールが入り、 さらに海外だから運転免許とphoto IDつきのカードのコピーをFAXで送れという メールが来ました。 日本の免許にphoto IDのない日本のカードでいいのか不安だったのですが、 受けてもらえました。
 数時間後にFedExから荷物を受け取ったとメールが入りました。 在庫があったということでしょう。 このスピーディな対応は◎。 あとは中の物がオーダー通りかどうかという ことと、関税は取られるのかという不安があります。

 荷物が来ました。正式受注が11月3日で、到着予定は6日18時だったのですが、 7日11時に来ました。早い。 箱は税関で中をチェックしたらしく開封の跡がありました。 中のものはオーダー通りで、送料は$50の間違いみたいです。 合計$537.5(約6万円)で手に入りました。関税や消費税は今回も 請求されませんでした(聴診器のときの消費税は何だったのだろうか?)。 ステップはメーカは不明で、刻印も何もありません。バルク状態でした。 ヒールガードはBST製でした。 仕上げも綺麗で強度も十分みたいです。 クリアコート仕上げでなくてOK。
 ステップ位置の追い込みの他、 アッパーカウルの微調整、エアクリーナ洗浄など、 まだまだやらねばならないことが山積されています。
 ところが後日FedExから請求が来まして、消費税1500円、手数料500円、を 振り込みました。無論振り込み手数料210円も別途かかりました。 消費税は$290.40に対しレート109.54円で換算され31810円の5%、 10円以下切捨てで1500円と計算されています。 この$290.40の出所が良くわかりません。 買値よりはかなり安いからまあいいか。


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