2015.09.23 748SPS タイヤ交換と防振ゴムなど

2015.09.23 748SPS タイヤ交換と防振ゴムなど

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前輪左サイド。端が少し余ってます。  現在オド28332km。 今年の3月の走行会後、使用開始から1000km弱でタイヤ左サイドは終了していたのですが、 その後1400km弱引っ張って、いよいよハンドリングが変で絶えず修正していたり、 峠で後輪がズルっときたり、前輪のゴムが剥がれ落ちた痕跡があったりで、 これ以上は無理。早朝コソ練後の7時から着手、前輪から。

 作業は多少手順を間違ったりというのはありましたが、 怪我もなく、壊す事もなく終了。いつも感じてますがラジアルは柔らかくて交換が楽。 バランスも取りましたが、 現状の10gウエイトの位置のまま、触らないでOKでした。 前輪を組み付けてから後輪へ。

後輪左サイド、まだいけそうですが  プロアームのセンターロックナットが緩む方向に少し回った痕跡があり、 ナットの溝が回り止めピンを押していてピンが抜き難い状態。 時々増し締めした方がいいみたいです。 こちらもラジアルタイヤが柔らかいので特に問題なく交換終了。 このリヤホイールは出来が悪くて重点がバルブの反対側にあるのですが、 タイヤの軽点をそこに合わせて、バランスのズレは5g以下。 ウエイトなしでOKでした、ラッキー。
 着手から後片付け終了まで3時間かかりました。バランス取りが入るとどうしても 時間が余計にかかってしまいます。

 夕方から天気が崩れるという予報で試走はまだ。

前回のミス  使用後のロッコルのビード部分、前回ミスって傷付けました。 そのまま組み付けて、エアが漏れるようなら交換覚悟だったのですが、 エア漏れなく使い切れました。傷の外側の黒い部分でリムに密着しているようで、 傷がそのギリギリ内側だったのが幸いだったようです。
 今回はこんなミスもなし。

 Gooseのタイヤはすでにいつ交換してもいいような状態ですし、 FIAT500の後輪もあと1mmで要交換(前輪は車検時に pirelli cinturato P7 185/55R15 82Hに交換済み)。

前輪左  2015.09.26 気温20-22℃ドライ、タイヤの空気抜けもなく、組み付けは問題なし。 峠に試走へ。路面に食いつき粘りつくようなグリップ感がすばらしい。 全く滑らないしへんな挙動もない、至ってニュートラルなハンドリング。 ロッコルには戻れそうにないです。
 前輪はまだ残ってます。センターも柔らかい、ブレーキングでシットリ安定。

後輪右、端にSUPERCORSA  後輪は端まできれいに接地。これはサーキットでタイム出そうですね。 タイヤの持ち(1000kmとか?)だけが懸案事項でしょうか。

 メーターの振動が大きくなってきたのでスタンドアップして外装を取り除き、 ボルトナットの脱落をチェックしたのですが、 メーターを保持しているゴムブッシュ割れが原因。 すぐには処置出来ないのでそのまま戻しました。対策を考えないと。



ゴムと金属の間で割れてます  2015.10.10 気温11-13℃ドライ。 やはり走行中のメーターの振動がひどい、気になる。 特定の振動数でプルプルしてます。

 針や本体が落下しても困るので、割れている防振ゴムを摘出しました。 両端おねじM5 11mm、ゴム部分の長さ15、直径が13ぐらいの物が2個(注・この時点では)。

 メーターケースに直接ねじ込むのでM5は絶対、 直径はこれ以下じゃないと入らない所がある。 汎用品に全く同サイズは見付からず、 それに近いM5 12mm、ゴム長さ16、直径12-10のクロロプレンゴムを 発注してみました。

 ゴムの固さをどのくらいにすればいいのか良くわからないのですが、 748のメーターはGooseのと比べてもかなり軽いので、 あまりこだわらなくてもいいのかも。 現状よりはましになるでしょう。

 748より古いGooseのこの部分の防振ゴムは、 結構グリスや油が付いたりして、むき出しなのに未だに割れず健在、 これがクロロプレンゴム製? 748のはカウル内で紫外線にも当らないのにこの状態で、天然ゴムなのかも。 見た目区別はつきません。

 2015.10.13 防振ゴム着。クロロプレンゴムなのですが、 やはり触っても区別はつきません。 硬さとかは17年近く使って割れたモノとの比較なので、 よくわかりませんが…、元のより硬いということはないようです。 寸法通り若干高く1mmほどメーターが手前に来ますが、まあ問題ないでしょう。

 ゴムから2つボルトが生えているのですが、 片方のボルト端に赤いペイントが付けてあります。 先発注の2本、話が前後しますが後発注の4本すべてがそういう仕様。 何か方向性(振動吸収に有利とか? ゴム成型時の重力方向と使用時の重力方向を一致させるとか?)があるようなのですが。
 よーく観察すると、 リブが厚い側(左のだと上側)と薄い側があります。 さらにボルトは長い側と短い側(ねじ山1つ分ぐらいの差)があります。 しかし手持ちの6個でリブの厚さ、 ボルトの長短と赤いペイント方向は一致してないんですが。 これがイタリア製なら適当だなとなるのですが、 こちらはmade in JAPAN 倉敷化工さんの製品。
 普通に考えればペイントが見え続けるように組むのが自然、 748の場合は赤い側を下にして統一して組みましたが…。 単に検品チェックした印なのでしょうか、 自分の知らない世界があるようです。

 2015.10.15 せっかくばらしたので、 ついでにエアフィルタの掃除をして、 メーター防振ゴムをあてがってみたのですが、 メーターのプルプル度合いが全く変わらない、おかしい。
 一番プルプルする下側をよく覗いてみると…!
 黒い円柱が…?
 完全にちぎれた防振ゴム…orz。

 元々は3箇所で留まっていて、1箇所完全に切れて、 メーターの震えが激しくなったわけで、 メーターを持ち上げた時に繋がっていたのは結果的に2箇所だったという。 いくらイタリアンでもメーターを2箇所で留めるわけがないです。
 防振ゴムは2個しか発注しなかった(痛恨、予備買っとけば…)ので作業停止。 しかしその下側はホーンを取らないとナットにアプローチできないというややこしさ。 ホーンのボルトはアルミハウジングにめねじを切ってねじ込んであり、 緩めた時の感触がよくない、タップは通しときましたが。
 3箇所で留めれば当然ですがゴムの弾性度などほぼ関係なくしっかり固定されるはず。

 あとエアフィルタのスポンジもかろうじて再使用出来るけど、 出来たら換えた方がいい状態。 Gooseでテスト中の汎用フィルタは耐久性が非常に高いことがわかりまして、 エンジンに食われません。新車に付いていたのがほとんど食われて、 現在のに交換したのがいつだったか…、2009年3月28日よりは前らしい。 ホムセンで買ったと思いますが、材質が純正と違うみたいなんですよね。 748は1cm厚で20x30cmあれば1台分取れそうです。
 748のエアフィルタは現在のが2つ目。 新車に付いていたのは少し食われて、 現在の2つ目に交換したのは何年前だったが…。 新車から現在16年9ヶ月目なので半分の8〜9年ぐらいもったのでしょうか。

 手順ですが、
 純正フィルタのスポンジを等倍でコピー。 左右で結構大きさが違うので大きい方を採用。
 フィルタの形に沿ってコピー紙を切り出し、枠固定の穴をφ10mmで3箇所開け、型紙にする。
 型紙をスポンジシートに重ねて、φ8mmで穴を3箇所に開け、 穴に単4電池を刺して型紙とスポンジを固定。
 型紙に沿ってスポンジを切り出す。
 こんな工程でいってみようかと。

 ホムセンに行って来たのですが、1件目は20x20cmの物しかなく、 2件目は25x25cmの2枚セット物があり、1台分取れそうでした。 純正比で粗目と同等とがあり、現在Gooseで使用中のと同じ粗目を選択、 1018円と割高でしたが商品券を使い購入。

 事前に考えていた手順通り作業して、まずまず納得のいく完成度で切り出せました。 粗目なのでオイルは多め(いつもは30滴ぐらい、今回は1ドバッと。コストコシェブロン) にしてみました。 ビニール袋に入れたオイルを袋内で塗り広げてからスポンジを入れ 中で揉む、ビニール袋方式。手を汚さず、スポンジに均一にオイルが行き渡ります。

 フィルタが2つあれば交換時、洗濯乾燥の待ち時間なく作業できますので、 予備のフィルタの素材を要検討。

メーター右側  2015.10.17 自作フィルタを装着しました。収まりは問題なし。 少々大きくなってもスポンジが縮んで誤差は吸収されます。
 10.17午後、防振ゴム計4個着(これが前述の後発注の4個、予備で3個買っときました)、 15日昼発注、16日関東発送、 17日午後九州着と記録的な速さでした、助かった。 早速組み付けてみましたが、 メーターはキッチリ固定されましたので、防振ゴム4つ目は流石にないようです。 1mm手前に来る計算ですが、周囲への影響はありませんでした。
 ホーンまでつけて時間切れ、このホーンのめねじはやはりちょっと不安ですね。 ボルトが落ちないようにガムテープを貼り付けときました。あとは明日18日に。

 10.18朝、組み立てに着手。 忘れ物がないようにゆっくり時間をかけて慎重に確認しつつ。 後戻りする事無く完成。 試走してきました。

メーターの振動はOK
ホーンは鳴るし、帰宅後も脱落なし。
ヘッドライトHiオンオフOK。 光軸下過ぎ。普段は消して、 必要な時はまぶしくない程度に下げたHiを使う(Gooseと同じ)事にして、 帰宅後調節ボルトを1.5回転上げ方向に。
エアクリフィルタを変えたことによる変化はほとんど感じない。 ちょっと荒々しくなったような気がしないでもない程度。 インジェクションなので負圧とか関係なく必要な量を吸うのみ?
気温13-19℃でしたが、スパコルSC2は今まで使って来たタイヤとは別格の食いつき。 というかタイヤが食いつくという感じが初めてわかった気がします。
バッテリー、走行前12.51v、走行後13.16vで先週と全く同じ数字、エンジン絶好調。
防振ゴムの赤い印ですが、倉敷化工さんの所では同サイズでゴムの特性を変えた物を 何種類か製造していて、それらを確実に区別する為に色をつけているのではないかと。 クロロプレン赤、天然ゴム青、というように。 ちょっと置いていて、これどっちだったっけ?みたいな事がないように。 もしくはポロッと落した1つが同サイズ別特性のコンテナ中にダイブした時に、 もし印を付けてなかったら全部破棄という事になるので。 つまり方向性はないと、試走中に思いつきました。

 ホーンの固定部分はネジ穴が貫通しているので、 めねじがバカになったらM6 30mmぐらいのボルトナットで代用できそうです。
 タップを通した時は手でねじ込んでいったのですが、 貫通している上側に少しタップ先が見えてきた所でねじ込めなくなりました。 工具をかけられるスペースもなく、タップを進めるのはそこで止めたのですが。 これは終端の方が故意に絞ってあって、 そこにボルトをねじ込んで緩み止めとしていたのではなかろうか?

 エアクリボックス右側の蓋のタッピングビス前から3本目、 めねじにヒビ。破片は脱落しておらずヒビが入って広がった状態。 タイラップで締めてからパテを盛りたいところですが、 タイラップを通す穴をあけられるかどうか。補修方法を考え中。

 2015.10.24 気温12℃、スパコルSC-2不安なし。 ライトHiまだ低めで、帰宅後調節ボルト1回転上げ。 燃費18.1km/L(エアクリ旧で60km、新で120km)、次回の給油で正確に判明。 バッテリ電圧走行前12.51v、後13.13v。エンジン絶好調。

 フィルタスポンジについて調べていたのですが、 先日買った物の正体がよく見ると梱包材に印刷してありました。 イノアック MF-20。ググると、IRC系列会社の製品で、 耐油モルトフィルタ、セル数が20±4/25mmという物。 Gooseに入れている自作モノも見た目同じ。 共に純正より目が荒い。
 これより1段階目が細かい物がMF-30でセル数が30±4/25mm これが純正に近いみたいですが、圧力損失がMF-20の1.5〜2倍ぐらいあるようで…。 MF-20は長期間使ってエンジンに問題ないことはGooseで実績ありますが、 Gooseは20mm厚(10mmを2枚重ね)、748は10mm厚。
 MF-30の小さいサイズを取り扱っているサイトがなく、 1x2m10mm厚で6000円ぐらい。ちょっと試しに買うというわけにはいかない。 MF-20を目の粗さ小として販売しているところも多いし、 MF-20でいいという事なのか。GooseにはMF-20(外)とMF-30(内)の2枚重ねがベスト?
 MF-20を購入した所にはこれより目の細かいのもあったのですが、 型番までは見なかった。あれがMF-30だったのだろうか。

 このフィルタの構造を考えると、微孔で空気を濾過するのではなく (これだとあっという間に目詰まり)、 通過する空気を曲げて、直進するゴミをフィルタに当て吸着させて、 空気からゴミを除去するという原理のようです。 フィルタの目の大きさは除去しようとしているゴミより圧倒的に大きい。 MF-30はMF-20比で1.5倍曲げる回数が多く、ゴミを吸着する確率が上がる。 小さい目でより小さいゴミを除去するのではないようです。

メーター右側  BSにイノアックと同等のエバーライトスコットフィルタという製品があって、 そこのデータですが、風速1.5の所でHR-30で補集効率約78%、 HR-20で60%、その差1.3倍でほぼ理論通り。
 しかし圧力損失が2倍ぐらい違うようで、 圧力損失悪化の割りに補集効率が上がってないとも。
 ゴミが100%除去できるわけではないし、 エンジンに使う場合20と30でゴミ除去性能的に極端な差が有るとも考え難いのですが。 いずれにしてもMF-30、HR-30ともに都合のいい切り売りが見付からない。 モノタロの推測MF-30相当品?を試すか、 MF-20なら1x1mの小売があるのでそれでいこうか、という方向に傾いています。
 Gooseと748SPSの新車に入っていた純正品は5〜6年で崩壊したように記憶しているのですが、 その後にGooseに入れたMF-20らしきスポンジは10年以上使っているはずで、 未だに崩壊の兆候がなく、 made in Japanの最近のモノは耐久性がかなり向上しているらしい。 台湾、中国の類似品も出回っているので、出所がはっきりした物を捜索中。

 エアフィルター、自作などでググるとMF-20で作った、 という話もちらほらひっかかるようです。

 2015.10.31 いつもの峠へ、紅葉客ちらほら。 走行前12.49v、走行後13.19v。気温12-14℃。
 エアクリを圧力損失の小さい自作の新品に換えて3回目。 最近その辺に関心がいっているからかもしれませんが、 低速トルクが増したといえば増したような、プスンと止まる気がしない、Uターンが楽、 中速はストレスなく回っている、上の方は猛々しい。 単にエアフィルタを洗浄した時も フィーリングが改善したような気がした事は過去にもありました。 しかし交換後プスンとエンスト、が一度もないのは間違いない。 あれはエアクリ洗浄しろというサインだったのかも。 素材はMF-20で良さそう。
 MF-20の端切れがコミコミ2k弱で出ているのを見つけました。 10t 1x0.7m以上の端切れだそうです。 販売元にイノアック製を確認し、発注。
 峠の往復で3箇所に温度計があって、 スパコルにしてからは確実に見るようにしています。 今日もスパコルは終始安定。
 バッテリーの電圧も走行前後で毎回見てます。 現在使用中の台湾ユアサの前のFIAMMは外してからずっと室内保管で 10.29に11.23v(8.19に11.99v)。
 ライトHiの光軸はほぼOK。


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