2009年3月7日 Goose350とNVG-M1で角島ツーリング
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奇跡的に土曜日だけ晴れたので、かねてより行きたかった角島へツーリングに行ってきました。
朝5:30起き、食事と身支度を済ませてからナビとETCのケーブルをGooseに這わす方法を考え、
実践し、うまく仕上がったところで、
7:12 角島へ向けて出発しました。NVG-M1には電波時計並の正確な時計が表示されていて
非常に助かります。
気温は最高でも12℃の予報で、路肩の温度計は6℃とか7℃でまだまだ寒い朝でした。
アンダーアーマーのインナーにプライドワンのツナギとMA-1ジャンバー、SIDIベルティゴ、
NRG-35グローブといういつもの装備でしたが、首から胸回りが寒かった。
エンジンもオーバークールでアクセルについて来ない、エンスト頻発。
オイルクーラーカバーを付けてくるべきでした。
ナビはタンクの前端に面ファスナーと耐震用接着マット30mm角3個を介して貼りました。
ナビを持ち上げるとまず面ファスナー部分で外れますので、バイクを離れる時は
外して持って行きます。ナビが必要ないときは耐震用接着マットも手軽に外せて、
バイクの美観を損ねません。
やや前下がりになり見難いので、次利用する時までには角度の最適化をしておきたい所。
ケーブルはナビ側面からナビの下を這わせ前に出し、タンクの前からフレームに沿わせて
サイドカバーの上の縁からシート下、リヤカウル下側の隙間から後席下のシガーソケットへ。
ケーブル長は丁度よかったというかギリギリでした。
もう一本ケーブルが見えていると思うのですが、
これは夢の中のETC用なので気にしないで下さい。
ルートは前日に中継地5箇所を駆使してほぼ理想的に設定してありますが、細かい所で
リルートが生じると思います。
途中本州最西端の地 毘沙ノ鼻(びしゃのはな)へ。
セルフタイマーでダッシュして撮りました。
写真はすべてK100DとM28F2.8です。
R191の下り側でねずみ取りしてました。場所はN34.17.01、E130.53.40辺りです。
NVG-M1には現在地を登録するボタンがメイン画面にあるので、すかさず登録。便利です。
今にして思えばGPSで毘沙ノ鼻の北緯と東経も計測しておけばよかった…orz。
バイク乗りお約束の場所ですね。天気はよいのですが、風は冷たいです。
角島大橋がバイクに刺さるようにポジショニングしてみました。
リヤシートの赤いネットがちょっときついんですよね。対策を考えつつ走行しました。
次いつ来れるかわからないし、一人だし、せっかくですから一番いいやつ
(しおかぜ御膳)を。サザエの刺身がコリコリで美味。
やっとここまで戻ってきました。手前が山口県、海の向こうが福岡県です。
空一面曇って気温が上がりません。ずっと肌寒かったです。
一日使ってナビの印象ですが、
紙地図より軽くて小さくて現在地と自車の方向を示してくれて、
走りながらチラ見も出来るし
音声もなんとか聞こえる(”リルートを開始します”→あぁ間違ったなと)。
間違っても止まらずにリルート通りに進めば大きくロスすることはないみたい。
全行程の何割ぐらい進んだかが残距離と到着予定時間から大体わかるので、
休憩をかねた見物を入れるなど合理的なプランニングが出来る。
いつでも居場所がわかるというのは精神的にかなり楽で
運転にも集中できますので安全性もあがるでしょう。
紙地図の頃は交差点を頭に叩き込んで、不安な場合は手前で止まって
地図を引っ張り出して確認、間違ったかどうかは進んで不安になって地図で確認。
休憩したのに少し行ったら見物ポイントがあってまた止まったりと
不合理なことも多かったです。
NVG-M1固有の事としては
・信号などのない路上(特に国道よりは細い道で)で止まるとリルートする可能性が高いようです。
しかしすぐ元のルートを設定してリルートは終了するのであまり問題ありません。
・進行方向がふらつくというのはバイクを運転しながら見る限り気付きませんでした。
・走行中いつの間にかリジューム状態になった事が1回ありました。シガーソケットが抜けたの
かと思い、刺し直したりしたのですが原因は良くわかりません。リジュームスイッチを押すと
復帰し、その後再発しませんでした。
・画面はトンネル内では良く見え、日陰ではかろうじて見えますが、
日なたでは太陽光をさえぎらないと良く見えませんでした。
ひさしがあったほうが絶対いいです。
・一般道では、ドノーマルグースですが音声はかろうじて聞こえます。
最近のバイクなら更に静かでしょうから大丈夫でしょう。
高速では何か言っているのがわかることもある程度でほとんど聞こえません。
・トンネルなどを除き衛星を見失う事はありませんでした。
・交差点のタイミングも丁度よかったです。この点は非常に出来がよい。
・中継地点の5箇所ですが、今回300km走っています。
1日に下道中心で走る距離は自分にはこの辺が適当なので、
設定可能な中継地点は多いに越した事はないとはいえ、
5箇所はぎりぎり許容範囲です。
細かい改善希望点はありますが基本的には問題なしという判断です。
地図が古くなって問題が出るまでは今後も使い続けます。
Garminから新機種が出たようです。1200、1300、5000シリーズで、
200の後継は1200でサイズは93x75x16mm 113.4g 3.5型320x240 バッテリーで4時間作動。
中継地点などが全部で1000箇所らしい。
日本版にいつの地図が入るかが問題ですが、このスペックなら即跳び付かなくてもいいですね。
3/8 NVG-M1を車で使ってみました。
固定は面ファスナーです。
確かに起動直後に衛星の補足に時間がかかる場合がありますが、
そんな時は一度リジュームしてすぐ復帰させるといいようでした。
トンネルアシストはいい具合に作動し、
トンネルを出てすぐに衛星を補足出来ているのですが、
しばらくoffにした後のonでのもたつきは何なのでしょうね。
リヤシート上の赤いネットはストレートで購入した物なのですが、
サイズは40x40cmで300円台と格安でしたので、工具を購入したついでに
ポチッとしたものです。カウルに傷が付くのと引っかかって広げ難い事から
以前よりフックは外して使っていますが、ちと小さいくせに網目が大きい。
以前使っていた物は50x50cmで、網目が倍も細かく使い勝手がよかったので、
同じ物を探したのですが見付からず。ストレートの物を何とか使い勝手良く
したいと思い周囲に細引きを通してみました。細引きの長さを調節すれば
小物からヘルメット(恐らく今までに積んだ物で一番大きい物)まで
無理なく押さえられるようになりました。
写真の結び目はエイトノットになっていますが、長さが決まったら
ユニノット(電車結び)にしたほうが緩まないのでお勧めです。
編み目が大きいのは風呂敷を併用することで対策しようかと。
4月2日追記
NVG-M1に2009年4月1日問題が発生しました。
メーカー側も把握しておりソフト対応するため着払いで送れとのこと。
コピー対策トラップを仕込んでいたらしいのですが、
その解除を忘れたようです。
台湾で作らせているので、
その辺の対策をしておかないとコピー品が出まわる危険性があるのでしょう。
PC経由で各自でもやれるようなニュアンスなのですが、
その操作のコピー対策がまだのようでユーザー各自にやらせたくないようです。
いつどのような形になるのかはっきりしないので着払いで送りました。
近々使う予定があったのですが…間に合わないでしょう。致し方ありません。
会社は往復送料分のダメージ、こちらは数日使えないわけで、
一流メーカーでは有り得ないようなミスですね。ガーミンならファームアップで
容易に対処できるでしょうに。
4月4日 M1が戻ってきました。黒猫の超速便みたいなので発送翌日に到着。
当然問題はなくなっています。クレードルベースがおまけで入ってました。
対応は良い。
M1が手元になかった時は360ゴリラで対応しましたが、操作方法が違うので
結構戸惑いました。
4月12日 免許の更新のため片道100km弱の県の免許センターへGooseで行ってきました。
M1をタンクに乗せていったのですが、衛星の補足にえらく手間取るという
現象が見られました。
往路は出発後30〜40分ぐらい経過してようやく。
復路は家に到着するまで補足出来ませんでした。
途中でオンオフしてみたのですがダメでした。
そのまま家のいつもの場所で電源を入れるといつものように補足したのですが、
補足出来ない条件がよくわかりません。
移動中だとダメなのか(往路では補足した)、
Gooseのタンク上がダメなのか(往路でも角島でも補足した)、
Gooseから電源を取るとダメなのか(往路でも角島でも補足した)、
ETCが近くに置かれているとダメなのか(往路でも角島でも補足した)。
使う直前にいつもの場所で補足させてから車載すれば
すぐに補足出来るのかもしれません。次回ためしてみます。
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