2009年05月03日 Goose350自力タイヤ交換3回目
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前回の交換が2008.06.14でBT39からTT900へ。その後11ヶ月3433km 使用でFの両サイドの
溝がほぼなくなり、Rは両サイドからややセンターよりのスリップサインが出た状態です。
ツーリングで真ん中を使う予定だったのですが、近々二輪車安全運転大会に参加することに
しまして、白バイがたくさんいる所へ自ら出向くのに
タイヤがこれではまずいので急遽交換しました。
今回はIRC RX-01 specR(16276円 web!ckセール)です。
Fはタイヤ外し、入れ共に問題なく、ビードもすぐにあがったのですが、
Rはタイヤがガッチリリムに食いついておりビード落としは難航しました。
一周押しても落ちないためジャッキも導入して落としました。反対側は
半周ほど押したら落ちたのですが。
タイヤを組んでいて感じたのですが、RX-01 specRは自力交換したタイヤの中では
(ピレリもFは固かったけど)、Rは一番固いのではないかと思います。
Rの入れ始めも手で入らずレバーを必要としましたし、もう一方のビードも
足で踏んで初めの半分を入れるのに苦労しました。
Rのミミ上げもコンプレッサーで1回で上がらず、3回目でようやく上がりました。
実際乗った感じも今までは新しいタイヤを入れると柔らかくクッション性が上がった
感じがしたのですが、RX-01はそれがありませんでした。
しかしグリップはすばらしい。これでもかと寝かしてみたのですが滑りませんし、
アクセルワークがラフになっても滑りませんでした。これだけグリップしてくれれば
多少のゴツゴツ感は目をつぶれますし、交換時の苦労が報われました。
それからセルフステアを強く感じます。ハンドルに入力するなと訴えて来るようです。
リーンウィズとかリーンアウトで曲げるのが楽で何もしなくていいです。
Rの細さに由来するのでしょうか?
BT39、TT900とも多少体重移動を必要としたのですが。
かといってハングオフ膝擦りがし難いという事もないです。
これで耐摩耗性がTT900以上ならベストチョイスかも。
150kmほど走った時点では減りはTT900と同等ぐらいかもしれません。
プロファイルはTT900に比べて緩やかで、すぐ端まで使えそうです。
溝のパターンは独特ですね。
今回バランスをとってみたのですが、Fホイール単体での重点はバルブそば
(バルブに完全一致はしませんでした)で、
タイヤを組んでのバランスずれはホイール重点に5g以上10g未満のウエイトで釣り合いました
ので、5gを貼りました。
Rホイール単体での重点もバルブそば(同)で、タイヤを組んでのバランスずれも
ホイール重点に20g以上25g未満で釣り合いましたので20gを貼りました。
ホイールの重点とタイヤの軽点がきっちり合っていればウエイトはホイールの重点か、
その反対側にしか付かないはず。そうなっていない場合はホイールの
重点がバルブ部分ではないという事なのでホイール単体で重点を
探してマーキングし、タイヤの軽点と合わせて組めばいいはずです。
元から付いていたウエイトも、場所が少し違いましたが前後とも同じグラム数でした。
バランスは最初のウエイトを維持する、でも充分なのかもしれません。
8の字はしつこくやっているのでいいとしても、
一本橋、千鳥、スラロームぐらいはこなせるようになりたいのですが、
一朝一夕にはうまくいかないですね。
一本橋は静止→バランス崩れる→微動→バランス回復→静止
と繰り返すらしい。
千鳥ではGooseのステップに立つと思いっきり前傾になるのですが…、
車体を立てたままハンドルだけでフルロックさせるらしい。
スラロームは大型教習以来で、なんとなくいい感じにはなってきているのですが、
パイロンの間隔がわからないです。一番狭い所でどのくらいなんだろ?
ところが今日5/10の朝練、夕練で回転がちょっと進歩しました。
左右回転ともに左手でストッパーに当たる所までハンドルを切って固定し、
バイクが寝すぎたらアクセルを気持ち開きつつRブレーキを緩めて起こし、
起き過ぎたらアクセルを戻しつつRブレーキを踏んで寝かせる、
ということを左右ハンドルフルロック状態で出来るようになりました。
突然出来るようになるのが不思議です。
右回りの時は右手首より近位側をタンクに当てて固定出来るため、
アクセルの微調整が容易なのですが、左回りではそれが出来ないため
今の所右回りよりアクセルワークがラフになる事が多く
成功率が落ちています。
5月17日の安全運転大会は雨のためキャンセルしました。また来年に向けて練習します。
RX01-specRですが、ようやく何回か滑るのを体験しました。
今までのどのバイアスよりもグリップ限界は高いと思います。
滑る時はニュルッという感じで滑ります。
前輪右側、交換後1054km走行での状態です。溝の中にスリップサインが見えます。
耐摩耗性はTT900と同レベル3000km前後ではなかろうかと。
ハンドリング、グリップとも特に変化はありません。
2500km程走行しました。
上が前輪で1054km走行後の場所と同じ所、下が後輪、
ほぼ駐車場でクルクル使用ですが、
Fはサイドのスリップサインがちらほらと出てます、細い溝は端から消え始めました。
Rはセンターとサイドの中間部分が一番摩耗して毛羽立ってまして、
スリップサインまであと少し。ハンドリングは以前ほど勝手に曲がらなくなっています。
グリップはやや落ちて、ズルッとかウニッとなる事が多くなって来てます。
次のタイヤはRX-01無印予定。
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