Goose350 リヤブレーキランプスイッチ半壊

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 もうすぐ16年目に突入なのですが、早朝コソ練後、ふとブレーキランプスイッチを見ると 針金が通る穴の所からもげかかってました。ブレーキペダルを踏み込むとスイッチが ちょっと引っ掛かってぎこちない動きをしています。 しかし完全に取れて脱落する前に気付いたのは幸いでした。 潤滑不良でプラ部品にストレスがかかったのかもしれません。 いずれもげてランプが点かなくなるのは明らか。そうなると車検でトラブります。 他メーカーのスイッチはボディはプラでも 針金が引っ掛かるこの部分は金属製の物が圧倒的に多いようですケド。
 オークションの写真によるとボルティ、SV400、GSX250Sカタナとはコネクタまで同じ、 他に GSX-R1000K5(6)、TL1000R、GSF250S、グラストラッカー、ジェベル250 などが部品番号が同じようです。しかしオクで新品は見付からず。

 新品のヤフオク汎用品は\525からありますね。こちらは全金属製と部分金属製の2種類。 全金属は錆びるので引っ張る部分のみ金属のほうが好ましいですかね。 写真の物は直径、針金を引っ掛ける穴から固定部分までの長さなどは問題ありません。 全長が少し長いようですが、車体のこの部分の上方向には充分スペースがあるので これでもいいのですが、 中国製というのが引っ掛かります。あまり中国製のスイッチにいい印象がないので。 コネクタは壊れたスイッチのケーブルをちょん切ってつながねばならず、 接続部分が増えるのはあまり好ましくないですね。 写真の物はコネクターも同じようにも見えますが。使えるかどうかわかりません。 ホンダの純正品はこういう素材構成なのですがねー。

 ちなみに純正部品は 品番 37740-45D00 (旧番 37740-31D00) スイッチアッシ,ストップランプ \1312(税込) この値段を見ると15年もったという実績もあるし、 ポン付け出来る純正新品でいいんじゃないかという気も。 しかし他の必要そうな純正部品を最近仕入れたばかりなので当分注文する予定はないし。 タイヤと一緒に注文すれば送料が浮きますが…。ちょうどweb!kでIRCのセール中…。

 一応修復する方法も検討しました。 瞬間接着剤、エポキシパテ、破損部分の上に新しい穴を開ける…。 しかし車検の合否にダイレクトに関係してくる部分なので不確実な方法は避けないと。 とりあえず部品を外しました。外す時にかろうじてついていた部分が完全にもげました。 スイッチをばらそうとしたのですが、 はめ込み爪のかかりがきつくて壊しそうだったので断念。
 もげた穴の上に新たに穴を開けなおすという方法をとりました。 完全にもげたことによりスライドする部分を引っ張り出せなくなったので、 まず熱したクリップで穴を貫通させて、それを引き上げる事でスライド部分を引っ張り出し、 テスターを見ながら非導通の所ぎりぎりまで引っ張り出して1.5mmのピンバイスで 穴を開けました。 スイッチは非導通の所から導通の所で少し引っ掛かったような感じがするのですが、 隙間からシリコンオイルを注入しても感触は変わりませんでした。 こういう仕様なのでしょう。 針金を伸ばして通し、元通り曲げバイクにセットして テールランプのオンオフを確認し終了しました。 この部分は樹脂だといずれまたもげますね。改善の余地ありです。>スズキ
 しばらくはこれで大丈夫だと思いますが、 バックアップ用に上の中国製の物を取り寄せることにしました。

 ヤフオクの中国製汎用スイッチ来ました。本体525円+黒猫メール210円で735円でした。 Gooseに使う場合、 針金を通す穴からスイッチのストッパーまでの長さは20mm前後あればいいのですが、 事前に調べておいた通りでその辺は大丈夫でした。 ケーブルのコネクタなのですが、なんという偶然!!そのままGooseに刺せます。 スイッチのネジ径も同じです。ケーブル長さも同じ。 一応テスターで導通などみたのですが無論問題なく、 導通部での引っかかりもありません。 予定通り入れ替えて古い方は車検時のマーフィ対策としました。

 取り付けました。問題としてはスイッチ本体ナットの下に延びている部分の 外径が小さいです。 車体側の受けと嵌まる部分の隙間が見過ごせないほど大きい。 スイッチ本体のネジ径は同じですがピッチが違うので古いナットは流用不可。 隙間を埋めるべくスペーサを探しました。 理想的には内径13.5mmのワッシャーなのですが、そんなに大きなサイズのものは 手持ちになく、とりあえずずれないようにするためのチューブを探した所、 BSアンテナコネクタの樹脂製カバーがちょうど良かったです。 適当な長さに切ってナットの下にはめ込みました。 とりあえずこれでずれる事はないのでそのうちワッシャーを買ってきます。 左の写真ではわかりにくいですが、 ナットの受けの下側に輪切りにした樹脂が見えています。
 ノギス持参でホームセンターへ行ってきました。 W1/2のワッシャーがジャストフィットでした。 内径13.7、外径26、厚さ2、ステンレスで28円でした。

 ついでにFブレーキのタッチが悪くなっていたので前後ブレーキオイル交換もしました。 ちょうど1年前に交換しているのですが、前は茶色く変色して不透明、後は やや茶色いけどまだ透明感がありました。
 過去の作業は上から注いで注射器を使って下から抜いていたのですが、 今回は耐油チューブのみを使ってブレーキレバーの握り込みとドレーンプラグの開閉 でやってみました。
 前はすぐに気泡が出てきました。そのまましばらくオイルを置換して まずまず綺麗なオイルが出てきたところで終了。ドレーンプラグは緩める前に閉まっている位置を マーキングして、オイル交換後マークの所まで締めました。 その後漏れはありません。
 後もペダルを押さえてドレーンの開閉で置換しました。こちらはエアの混入はなかったようです。 作業後Fブレーキがかっちりしました。オイル交換でダメならキャリパをOHしようと 思って作業に望んだのですが、OHはまだ先送りできそうです。
 今回注射器などを使わないオーソドックスな方法をとってみたのですが、キャリパが 左にも付いている車種でなければこれで充分と感じました。 ブレーキを握る手がかなり疲労しましたが。

 やっぱりこれは手放せない…

 後日何気なくパッドの残量を確認したら…ほとんど残ってない…。 パッド真ん中の溝が見えません。ベースが削れるような事態には至っていませんが、 タッチの悪化はこれが原因だったのかも。以前にも同じような経験はありましたが、 昨年の8月の車検時、今年2月の揉み出し時、充分残っていたのでまだあるはずと思い込んで 確認しませんでした。 前ブレーキをガッツりかけられるようになっていたので思いの外減りが早かった ということでしょう。 新品パッドは手元にありますが、2度手間になりましたorz。 とりあえず明日のコソ練後に多少はましな中古パッドに交換して今週のコソ練をこなす。 オイルを抜かないと多分新品を入れるのは無理なので週末にゆっくり交換します。

sbsのセラミックだったようです  翌朝雨のためコソ練に行けず、パッドの交換作業をしました。 パッドを取り出してみると、外から見た通りで 外側のパッドは溝がなく残り1mm程でした。 内側のパッドはぎりぎり溝が残ってます。若干左右で削れに差があるようです。
 ピストンは2月に清掃していたのでパッドカスもすぐに落ち、綺麗なモノでした。 ピストンは動きが良い順に外上、内下、外下、内上。 その為内側のパッドの残りが多かったのでしょう。 この4つのピストンの動きを全く同じ様にするには ピストンの摩擦抵抗を4つとも全く同じにせねばなりません。 極僅かでも差があれば抵抗の小さい所のみが動くわけで 4つ同時に動かすのは現実的には不可能と考えます。 よって固着して全く動かないとかでなければ良しとしています。

 あとパッドピンを磨くとかグリス塗るとかステンのに換えるとかいう作業も 見かけますが疑問。 パッドピンはパッドの抜け落ち防止機能のみで負荷はほとんどかかっていません。 ピンが刺さるパッドの穴は回転方向に長穴になっていて、 むしろ負荷をかからなくしていますし、 パッドの負荷は回転方向のブレーキ本体に当たって受けるようになっているので、 ピンは錆々で抜けなくなりそうとかでなければ良しとしています。 ピン自体にも左右方向にガタが結構あるし 錆なんかが引っ掛かったとしても常に乗っていれば強大な油圧と振動で削れるはずで、 長期放置の雨ざらし車などはその限りではないでしょうが、 ここで引っ掛かってブレーキに影響するとは考え難いです。
 またグリスを塗ると熱で溶けて悪影響を及ぼしそうなので塗ってません。 小石とか噛み込みそうなのと有効面積が減るのでパッドの面取りもしません。 塗装が取れて錆び易くなるからパッドの背面も磨かないです。
 Gooseの場合ですがFブレーキは鳴きませんがRブレーキは鳴きます。 748は前後鳴きません。 Gooseは他の個体でも大体そういう傾向のようです。 以前鳴かなくするために色々やってみたけど諦めました。構造の問題で無理。 鳴くからといって効きが悪いわけではないし、後ろはほとんど使わなくなったし。 むしろ鳴くと良く効く(急激に制動力が立ち上がり扱い難くもある)ので放置してます。

 予想通りピストンを押し戻す量には限度があり、新品パッドは入りませんので リザーブタンクを開放し、ピストンを押し戻し、パッドをセットし、 レバーを握って感触が硬くなった所でフルードを少し吸い取りました。 ゴムと蓋を綺麗にして各部本締めし50分ほどで作業終了。

 ブレーキフルードはDOT4であればメーカーには特に拘りはないのですが、 最近は入手のし易さからホンダの物を使っていました。 で、エンジンオイル、フォークオイルなど油脂類はいつのまにやら ホンダ製に。
 先日いつも巡回しているブログの方が 車種変更のためホンダのCO#10とブレーキフルードDOT4の引き取り手を 探しておられまして、 一度もコメントとかしてないので遠慮していたのですが、締め切り間際になっても 引き取り手が現れず、頂いてしまいました。 今回有り難く使わせていただきました。 ありがとうございました。

 DAEG熱もとりあえず冷めてます。
 ところで CB1100R 出るの? リッター100馬力として110馬力、パワーウエイトレシオ2kg/馬力で装備220kg以下 なら買いたいですね。
 8の字左回り立ち上がりでアクセル全開でコソ練していたら、 右ケツがシートに強く押し付けられ皮が剥けてきました。結構痛いですorz。 逆回りはタンクが邪魔で全開に出来ないせいか左ケツはなんともない のですが。
 CB1100(F)は確定のようです。Rは?(←出ません!!2009年9月25日)


 2009年9月25日早朝コソ練に行こうとバイクのカバーをはぎ、 キーを差し込みひねったらテールランプが明るい…。 中国製のスイッチ壊れました(原因決め打ちですな…)。
 交換したのが7月4日で41100km時点。 現在43150kmなので3ヶ月弱2000kmの耐久性でした。
 とりあえずコソ練には行ったのですが怒りで集中できず。 テールランプもつきっぱなしで温かくなってきてる。 レンズが溶けたらまたえらい事なので、その場でばらそうとしたら サイドカバーの後ろ側のネジが脱落紛失してるorz。 とりあえずコネクタを抜きランプは消えましたが、 時間切れで十分練習出来ずに帰宅。

 穴を開け直した純正品に交換し、中国製をばらしてみました。 2つの電極の間にプラと金属のリングがあり、 スイッチが引っ張られると電極の間に金属リングが入ってon、 スイッチが戻されると電極の間にプラのリングが入ってoff。 という構造でした。故障の原因は熱でプラが柔らかくなり 金属リングとの接触部分で膨張し、そこに電極が引っかかって プラが電極の間に入れずoffにならないというものでした。 耐熱性のないプラ素材を使っているのが原因。
 プラ部品の変形部分を削り、引っかからないように電極先端を少し外側に反らせて 組み立てましたが再発するかも。次にサイドカバーを外す時に 中国製スイッチに入れ替えます。

 穴を開け直した純正はちょっと引っ掛かりがあるものの無事使えておりましたが、 純正の中を見てみたかったから車体のほうは修正した中国製に戻しました。 純正のスイッチなのですが、外見は中国製とほとんど変わりません(むしろ劣る?)が、 中の部品はやはりすばらしい精度と耐久性を考えた作りになっていました。 プラが溶けたような跡はなく、引っかかりは金属製のリングが磨り減ったためでした。 中にシリコングリス?も少量残っていました。減ってない所を使うようにリングを回転させ、 残ったグリスを電極に塗り広げ電極をほんの少し開いて摩擦抵抗を下げると 引っかかり感は激減しました。これで安心してバックアップに回せます。

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