Goose350 自力タイヤ交換 4回目

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 2009年9月5日 Gooseのタイヤを交換しました。
 新車時GT301、数年後に湯佐部品でGT401、 その数年後近所のバイク屋でGT501と交換してきました。 その後は自力でBT39、TT900、RX-01Rと換えましたが、 今回は来年の車検まで持ってくれることを期待してRX-01無印です。 マッハで前後13600円(込み込み)。 これで現行バイアスを一通り履いたことになります。
 BT-39は1年2ヶ月(4400km)、TT900は11ヶ月(3400km)に対して RX-01Rは4ヶ月(3300km)しか使わなかったのか…。 最近天気が良くてほぼ毎日早朝コソ練出来ているので不経済過ぎですねー。
RX-01R 3300km  RX-01Rは3300kmでFがサイド捲れスリック状態、 Rは中間部分の溝が消えつつあります。 ハンドリングはかなり変化して曲げ難くなり、 グリップは8の字でちょっとアクセルワークがラフに なるとズルッときまして気が抜けません。

 交換作業は準備から前輪完了まで1時間、後輪完了後片付けまで1.5時間の合計2.5時間で 終了しました。だいぶ手際が良くなってきましたが、相変わらず腕脚が筋肉痛です。 今回はバランスは取ってません。走って問題あったら取る事としました。

 交換作業は特に問題なく、ビード落としも数回場所を変えたら落ちましたし、 奥側のミミめくりもレバー2本である程度ミミをめくってから ホイールを踏んで手で引き剥がすことで難なく出来ました。 ただクリップの傷防止テープが簡単に切れまして、この辺を改善しないといけません。 ビードもコンプレッサー1回で上がりました。

RX-01無印  無事交換作業終了。ちょいと走ってきました。いつもの駐車場で8の字では やはり滑り出す時期がspecRより早目かなという程度。グリップ感安心感はspecRが上、 乗り心地は無印が上だと思います。specR程ガチガチゴツゴツではありません。 ハンドリングはspecR程極端に曲がろうとはしませんが、BT39ほどニュートラル というわけでもありません。100kmほど走りましたが、ほとんど減ってませんし、 溝の角も健在でした。Rの髭はほとんど飛んだのにFの髭はほとんど残ってます。 Rから減っていくのでしょうか。しかし8000kmぐらいはもちそうな感じ? 5000〜6000kmぐらいかも…。

 最近のトラブルとしては、 メインキーの鍵穴のシャッターが半分ぐらいしか閉じなくなりました。 シリコンとかコンタクトZとかやってみましたが改善せず。如何ともし難い。
 もう1つ、1年ぐらい前からガソリンタンクキャップのゴムが劣化してひび割れており、 満タンで8の字するとガソリンがあふれてドレーンチューブから垂れてきます。 こかすとかなり濡れます。 ツーリングとかだと大丈夫で、車検のチェック項目にないので幸いですが気になってます。 満タンから1〜2L少なく給油して回避してますが、このゴム部品はキャップ一式 じゃないと買えないので補修法を検討中。今の所いい方法は見付かってません。
 1つ有効そうな方法を見つけました。 耐油性の高い接着剤でゴム表面を覆うという方法です。 接着剤は有効なのがいろいろあるようなのですが、そのうちの1つである コニシのG103をホームセンターで入手しました(ホームセンター3件回って3件とも置いてあった)。 タンクキャップのゴム単体まで分解して、タンクとの接触面を紙やすりで荒らし、 接着剤を盛って、その面をサランラップを敷いたガラス上に置いて平面を出す。 24H安静にして固まったらサランラップを剥がし組み立て。こんな手順を想定してます。 とりあえずタイヤ片にG103を盛ってガソリンに浸けてテスト中。
 2日ほどレギュラーに浸けてみましたが、G103は溶けてはいませんでしたし ベトつきもありませんが、 接着剤の盛りをタイヤからはがそうと端を引っ張ったら綺麗にはがれました。 接着力に難あり? 薄いドーナツ状のNBRを貼った方がいいのかも…。 手持ちで2mm厚のNBRシートはありますが、厚過ぎてこれを張るとキャップが閉まらない。 0.5mmかもっと薄いやつで今の所目星を付けているのがNBR製の耐油手袋です。 極薄から結構厚い物までいろいろあるようです。 値段も数百円。これを開いて使おうと画策中。
 ニトリル手袋買ってきたのですが、薄過ぎて綺麗に張るのは難しそうですし、 耐久性もあまり期待出来なさそう。キャップをばらしてキーシリンダーを移植する事も 可能らしいのでとりあえずばらしてみました。 タンクとキャップの間のゴムのひび割れは如何ともし難いですが、 キーシリンダーとキャップの間にOリングがありまして、 これがナナメっていました。押し込んでみたのですが、底付き感がありまして改善せず。 このOリング交換でガソリン漏れが止まるかもしれません。 サイズは外径16mm内径13mmでした。とりあえずシリコンオイルを吹いて馴染ませて タンクにセットし、ガソリン満タンにしてゆすってみたのですが漏れて来ませんでした。 8の字してみないと結論は出ませんが、 これで止まってくれればねー。 適当なサイズのNBR製Oリングを探してみます。 16年目ともなると手間がかかりますねー。
 早朝コソ練してきましたが、やはり漏れます。もれる部分はキャップの上面が主で ドレーンチューブのはそこから垂れた物のようです。キャップとタンクの間のゴムの 外周は濡れてませんでした。こっちが原因ならキャップの上まで濡れないはずです。 以上の現象と構造から考えてキーシリンダー周囲のOリング が怪しいです。まずこっちを交換してみますか。 線径1.5だと内径12と13.5が規格物であるのですが、ちょっと細いような気もします。 その上に線径1.9と2.0があります。 FKMでも63円とかでありますが、なかなかピッタリサイズの規格物が見つかりません。

 現在検討中なのが、
 2mm厚のNBRシートで線径2.0ぐらいで抜いてみる(断面が四角になるが)。
 線径1.9か2.0で内径13mm以上の物を切ってG103で接着して作る。
 今入っている物を湯で煮込んで弾力性、サイズを戻してみる (時計の裏蓋周囲のパッキンでよくやられている手法)。

 雨で走りに行けなかったのでコストがかからない方法を試してみました。 キーシリンダー回りの嵌まり込んだOリングを待ち針の先端を曲げた物を利用して 傷付けないように慎重に外しました。 嵌まる部分を清掃し、Oリングをしばらく湯につけて戻してみました。 Oリングにひび割れはなく、弾力性も十分でほとんど劣化してません。 線径は1.9〜2.0mmのようですが、内外形は12と16ぐらいでしょうか? 正確に測るのは難しいです。
 組み立て時にキーホールの蓋のクリック感を出すボールの組み込みをミスりまして、 その辺を壊しましたがなんとか修正し蓋は正常作動するようになりました。アセッタ。
 もともと甘くなってはいたのですが。アブナカッタ。
 でもこれでダメならアッシー交換した方が確実かもしれません。これ以上は コストがかかる割りに効果が不確実ですし、タンクと蓋の間のゴムには ひび割れが始まっており、いずれはここからも漏れるでしょうし。
 この辺がだめになってきているということは、ストレーナ回りのOリング、 燃料コックのOリング、燃料ホースとかもそう永くはないのかも。

 ガス満タンにして8の字してみましたが、やはり漏れますね。普通に走行する分には 問題ないし、ちょっとガスが減れば8の字してもまったく漏れなくなるのですが、 この現象は何なんでしょう?もう打つ手がありません。
 あと壊した鍵の蓋ですが、何回か開け閉めしていたら再発して、ボールが穴からズレ出て 蓋が完全に開かなくなります。蓋の軸部分を上から押さえつつ開けば何とか開きますが。 触らないほうがまだ良かったですねorz。自分以外にここに触る事はないので 気を付けていればいいのですが、 完全に開かなくなった時に無理に開けようとするとまた壊します。 蓋の軸に何か巻いて少し位置を下げれば何とかなるかもとかまたまた構想中。 素直に 44201-01831 キャップセット,フューエルタンク を買うか(すでに番号も調べてたりして)。 ちょうどwebikで純正部品のセール中(すでに見積もりしてたりして。 2009.10現在8000円強でした。 これはGoose専用というわけでもないので、そんなにあわてて取らなくてもいいかと。 元のは蓋のボールの穴の所を壊したので全交換すると鍵が2つになります。 元の鍵周辺を新しいキャップに移植すると その壊した穴も一緒についてくるので作動と耐久性が不安。 カシメを取って鍵シリンダーだけを移植するか、 壊した穴をきちんとドリルで広げてスリーブを打ち込み完全に治すか、 そこまでしなくてもステンワッシャーを貼り付ければいいかも。 そもそもキャップ丸ごと交換すればほんとに漏れなくなるのだろうか? 今だって漏れるのはかなり特殊な条件の時だけ。 鍵周辺を移植するとそこに問題があった場合症状は消えない事にもなるので 出来ればシリンダーのみ移植したいところですが。)。

 あと近々タペットの隙間調節もしておこうかと。 購入後しばらくしてタペット音が気になり一度見ています。 その時は規定値内だったので触らず、タペット音もそんなものなのだろうと 納得していました。音はその時と特に変化ないと思いますし、 2速全開で1万回転までスムーズに上昇していくのは最近確認しました。 しかし4万km経過したし タンクを外せば簡単にアプローチできるので久々にチェックしておこうかと。

 ホンダからCB1100が出るのは確定したようです。これはCB1100Fの方らしいのですが、 来春までに新型3台(その中にCB1100Rはない)という事ですので、 CB1100Rはそれ以降?、出るかどうかも怪しいですが…。
←CB1100の画像が出ました。是非Rも

 あとGSX1250FA、これが最近気になってます。 Gooseのエンジンが4つ弱ついているわけですか…。 純正でキャリアとトップ&サイドケースがあるのがいいですねー。 タンデムツーリングに最適なのでは。 そのうちキャリアとケース3つセットで価格据置なんて事にならないでしょうか。 第41回東京モーターショー2009にも出品されるようです。 日本でも是非売って欲しい。

 実は先日バイク屋へ新車を見に行ってきたのです。その車種は、

GSX1400 special edition
 1401cc直四直打DOHC油冷。 買う気満々で住民票に総支払額の半分程度の現金も持って。 しかし現車を見てみると…

 テールカウルの衣装がクリアもかけてないただのシール(剥がれるでしょう)
 サイドカバーの固定がボス(何度か外してるとモゲるかも)
 テールカウルの固定は黒いポッチ(脱落が心配)
 Rホイールのハブ中心に白い塗り残しが…。SEだけの青いスペシャルなのに。
 エキパイはステンレスですが、サイレンサーは鉄?
 Fフォーク内部の部品がK6以降でコストダウンされていて、 スペーサが金属からプラになっていたり(Gooseは金属)、 フォークキャップも小さくなっているとか。 ということはそれ以外の部分にも…?とか考えてしまう。

 などなどが気になり急に気持ちがしぼんでしまいました。 なんかビバリーヒルズのブレンダがスチュワートと結婚式を挙げに行ったけど、 式がチープで冷めて結婚も止めた話を思い出しました。
 10年とか長期間使用することを考えて作られてないのでしょうか? エンジンは1401ccとは思えないほどコンパクトだし、 足付きは748より若干低目でよかったし、膝の曲がりもきつくない。 車体は大きいけどポジションはハンドルも近く高くて楽なのが不思議。
 Gooseの作り込みの良さ(350ccシングルで\54900と割高だったけど)、
 748の軽量コンパクトさ(これで998ccまで同じ車格)、
 などを再認識させられて買わずに帰ってきました。 最終判断は試乗してからですが、それまでに売れてくれた方が諦めも付くような。 Gooseか748を手放してでも欲しくなるバイク探しの旅はまだまだ続くのでした。

 緩いバイクを求めてXJR、DAEG、GSXと移り変わってきたわけですが、 究極の緩い乗り物って、複数人乗れて荷物もたくさん積めて安全で安定している…、 これ車なんじゃないかと。 車で楽に出来る事を、 どんなに頑張っても車に勝てない 二輪で苦労してやらなくてもいいのでは、 という結論に達しつつあります。 むしろ二輪の特性を最大限生かした、 小型軽量でアクセルレスポンスの良い剃刀の様な切れ味のシングルorツイン。 そっちを求めたほうがいいのかもしれません。

 なんて事を書いたのが1週間前。 頭の冷却を試みていたのですが、その後もデカイバイクに乗ってみたい、 チャレンジしてみたい、そうこれはチャレンジ…。 チャレンジできる時間は今しかないかもしれない。 試乗して問題なければポチッとしようかという方向に傾いています。
シールは一部でも剥がれたら綺麗さっぱり全部剥がそうかと。
ボスはモゲてもプラリペアがあるし。
黒いポッチはステップワゴンのRバンパー固定でも使われてるけど12年間は脱落してないし。
ホイールの塗り残しは…、 ネット上の写真をいくつか見たのですが、綺麗に塗られてましたので個体差なのでしょう。
サイレンサーは非常に肉厚があるようだから簡単に錆びて穴が開く事もないだろうし。
Fフォーク内のスペーサは塩ビ水道管で作る人もいるらしいし。
ということで問題もクリアと。

2009年10月25日、ポ…ポチリました。
 左はネットで拾ったかっこよく映っているスペシャルエディション。 ノーマルの写真を見付けるのに苦労しました。やっぱノーマルいいですね〜。

 2009.10.20 交換後約1000km走行してF右側のタイヤ表面はこんな感じです。 ようやくこのタイヤでの乗り方に慣れて一番端の髭までなくなりました。 溝の中にスリップサインが見えてますが、減りはspecRと大差ないような?。 ハンドリングは素直ですが、specRのようなグリグリ回る感じとかグリップ感とかは 乏しいです。ちょっと安いだけだったのか…orz。


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