Goose350クラッチレリーズ オイルシール交換

Goose350クラッチレリーズ オイルシール交換

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 というわけでGooseの修理です。 なんか修理頻度が上がっているような気もしますが…。 シールは115円でどうという事はないのですが、 送料がかかるので他の消耗品とあわせて送料無料になるようにしました。

 シールの構造はコの字断面になっており圧入圧はあまり高くはなさそうです。 これならピックアップツールを差し込んでコジれば 周囲に傷付ける事なく取り除けそう。

 雨の休日にじっくりやりました。 まず周辺をよく観察、マーキング、掃除してから。 クラッチアームの作動角度的に、もう一ノッチほどバックさせてもいいような…。 しかしレバー側のアジャスターにあまり余裕がなかったので今回は元のままとしました。

 歯ブラシで隙間のゴミを飛ばしてウエスで周囲のオイルをふき取り、 アームのボルトを10mmボックスで緩めるのですが、 スペース的に苦しいためサイドカバーを外す必要があり、 サイドカバーを外すにはシートも外さねばなりませんので全部外しました。

 アームは固着もなくマイナスドライバーをてこにしたら軽く上に抜けました。 ピックアップツールをシールに刺そうとしたらスポッと下に沈みました。 浮いて来ていたようです。これでは漏れますね。比較的簡単にクルクル逃げるし、 ゴムがやせているようです。予定通り突き刺してなんとか引っ張り出すのに成功しました。 底にはベアリングが見えていました。

 シャフトにラップを一巻きして、新しいシールの内外にオイルを塗布し、滑り込ませました。 手では充分入らないので古いオイルシールを上に乗せて適当なソケットを当て、 ゴムハンマーで叩き込みました。 しばらくすると底付き感が手応えで伝わってきたのでそこで止めて、 あとは元通り組み立てました。
 ちょっと分かりにくいのですが上の写真より黒いシールが沈んでいるのが 確認できると思います。

 前回は50km弱走ったら漏れていたので同じコースを50km弱走ってみましたが、 オイルの漏れはありませんでした。うまくいったようです。

 2010.02/27現在、オドは44272kmです。

 ふと思ったのですが、この手のエンジン内外を伝達する回転シャフトに取り付いた オイルシールってまだ何箇所かありますね。 ドライブシャフト、シフトシャフトぐらい? クラッチのところが漏れたという事は他もそろそろ怪しいのかも…。 この手のオイルシールは チェンジシャフト、ドライブシャフト、クラッチプッシュロッドの3箇所だそうです。
09283-22025 オイルシール、22x34x7 ドライブシャフトの所、外から交換可能。
09285-12002 オイルシール、12x22x9 シフトシャフトの所、こちらも外から交換可能。
 次回部品を発注する時に一緒に買うことにします。

 2010.04/25 後日談ですが、走行後エンジン周りを見ていたら、 今度は左のヘッドからオイルタンクにつながる ラインからオイルが滲んでいるのに気付きました。 ネジとワッシャーの間から微量ですが漏れているようで 湿った汚れがここだけ付いていました。 何回か前の車検の時にハンマーでネジ頭を叩いていた検査官が ムムッとなって手を止めたところです。もしかして緩んでるだけ? 洗浄後、とりあえず17mmのボックスで緩む方向に回してみた所、ユルユルでした。 脱落前に気付いてよかった。増し締めして少し走ってみましたが、 止まっているようです。 しばらく注意してみてみますがこれで止まってくれれば幸運。 しかし検査官すごいですね。自分も緩める前にたたいてみましたが 違いがよくわかりませんでした。

前輪右側  タイヤの方は2300km走行して溝の底が当たり始めています。 減りはspecRと大差ないし、グリップも自分レベルの峠で全く問題ありません。 次のタイヤはダンロップのGT501を購入済み。 これのグリップと持ちで今後使うタイヤを決めます。


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