2014.07.27 Goose350 ガソリン漏れ(じゃなかった)

2014.07.27 Goose350 ガソリン漏れ(じゃなかった)

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オーナーならどこかわかりますよね  メインハーネスの断線修理して、 排ガスが臭くなくなったとか書いていたのですが、 先日給油後クルクルしていると、また耐え難いほどに臭くなってきまして…。 原因を探したのですが、車体右側からキャブレターを覗き込むと、 インシュレータの下側レベルのキャブ側が濡れている…、 ガソリン漏れorz。

 コックoffでしばらく放置すると乾いている(=ガソリンで間違いない)。 コックオンにしてゆすっても漏れない。 オーバーフローのチューブに伝って来ない、 オーバーフローとかフロートチャンバーのガスケット由来ではない?
 キャブには20年手をつけていないので、 開けて交換が必要な部品をリストアップしつつ、 液体ガスケットで漏れが止まるか様子見でしょうか。
 この辺に液ガスはダメという事になっているのですが、 本来のガスケットの外側に微量の液ガスを塗布して、 液ガスが内部に入るのを本来のガスケットで 防ぐように塗布する事で使えなくはないのですが。
 ネットでキャブ周りのガス漏れをググって見ると、 やはりオーバーフローが多いみたい。 しかしオーバーフローならそれ用のチューブから漏れてくるはずだし、 フロートチャンバーガスケット由来ならフロートの下側にしたたるはず。 どうも漏れのパターンがそれらとは違い、 一番濡れているのはインシュレータ下側とキャブの接続部分。 このガスはどこから…?

 2014.07.27 午前中雨だったので早朝から作業しました。 シート、サイドカバー、タンクと取り去り、 エアクリーナボックス固定ネジ2個を取りフリーに、 エアボックスとキャブ間のバンドを緩め、 キャブ上右の太いチューブをエアクリーナボックス側で抜き、 ブリーザータンクのキャブ側チューブを抜き(中にブリーザジェットあり)、 ガソリンチューブをキャブ側で抜き(キャブ側パイプ内にフィルタ有り)、 インシュレータの固定ボルト2個を取り、 キャブとインシュレータ間のバンドを緩め、キャブを強引に上に抜きます。
 キャブを傾けると、 オーバーフローチューブからはガソリンが出て来るものの、 フロートの合わせ目からは漏れて来ない。とりあえずフロート室を開けてみましたが、 20年積った赤い錆が少々あるぐらい、除去。 ガスケットは切れておらず、柔軟性も保たれていました。 ニードル先端にゴミ噛みなし。 フロートのニードル先端のゴムとフロートチャンバーガスケットは (新品に交換したいところですが、今回はまず原因究明したいので) 紙やすりで磨いてから戻しました(ここは液ガス使わず)。 元通り組み立て、ガソリンコックをonにしても漏れないことを確認、試走へ。

 10kmほど走って右側からキャブを覗き込むとやはり同じように濡れてるorz。 再び素早くシート、サイドカバー、タンクと外装を取っ払って漏れポイントを観察すると、 インシュレータとキャブの接続部分が怪しい。ここの濡れが周囲で一番高い位置にあるので。
 再びキャブを引っ張り出してインシュレータ単体にして該当部分を観察したのですが、 やはりこの部分の内側もガソリンで湿っています。 ここからキャブ側へ漏れ出ていたと考えるのが妥当かと。 インシュレータは割れなどはなく、ゴムの柔軟性も保たれていました。

 しかし、キャブ側の鋳物の合わせ目の処理が雑に思えたので紙やすりで磨きました。 ある程度整った所で妥協、クラックではありませんでした。
 耐ガソリンを考慮しユニバーサルブルーという液体ガスケットを キャブとインシュレータに一周塗ってから戻しました。 さらにバントの締めを若干きつくしておきました。

 しばらく液ガスが落ち着くのを待ってから再び試走へ16km程。 アクセル開度が微妙なときにマフラーからバンバンと今までなかった音があり、 期待できそう。 帰宅後、漏れポイントは乾いたままでした。
\(^O^)/ どうにか修理完了。 1日に2回も外装の脱着をしたのですが報われました。

 翌朝7.28コソ練へ。終始ガソリン臭なし、 アクセルオフでやはりサイレンサーからのバンバン音が増えてます。 5%ぐらい?気持ちトルクが上がった感じ。走行後もインシュレータ下側に漏れなし。
 今まではガソリンが減ってくるとトルクダウンして、 リザーブに切り替えると戻るという現象が見られていました。 漏れが止まった現在、その現象も消えてくれると有り難いのですが。

 その翌朝7.29、ガソリンを少々補充してから早朝コソ練へ。 少しクルクルしてから漏れポイントを見ると、 また濡れてましたorz。終わってない。 そのまましばらくクルクルしてから見ると乾いてました (インシュレータを処理する前の最初に見付けた時はずっと濡れてました)。 その後何回か止まって見たのですが濡れてない。 帰宅直後も濡れてない(最初は帰宅後も濡れてた)。
 ちょっとわからなくなりました。 ガソリン補充が誘引? 時々オーバーフローまではいかないが油面が上がり、 多目のガソリンがインシュレータ側に移動? リザーブにしてどうなるか次回試してみますが、
 フロートアッシ 13250-44C00 \3348
 ガスケット 13258-44B00 \442
 発注しました(2014.07.29)。

 オーバーフローしたりしなかったりするのでしょうか。 オーバーフローした時に油面が上がりエンジン側へのガソリン吐出量が増える。 メインジェットからあふれ出たガソリンがキャブとインシュレータの継ぎ目から漏れてくる。 それが見えている。
 もれているときは混合気がかなり濃い目になっているはず。
 オーバーフローチューブの先端は空中に開口しているため、 漏れているか否かはっきりさせ難い。 先端にキャッチタンクを付ければはっきりするはず。 という事でチューブを左足辺りに引き出して施工しました。 ガソリンが溜まればはっきりします。
 フロート交換時は エアフィルタ洗浄、 プラグ交換、 ステータチェックと配線対策も同時に。

バッチリ溜まってます  翌朝7.30コソ練場所到着時はキャブ濡れあり、フローチューブ濡れなしでしたが、 少しクルクルしてから見るとチューブ先につけた容器いっぱいに漏れてました。
 コソ練中断して帰宅後、キャブ濡れあり、 フローチューブ先のガソリンは残1/5程、大部分が気化した模様。
 という事で間欠的なオーバーフロー確定。部品を待ちます。 しかしかなり濃い状態なのにオーバーフローしても直ちには不具合 (エンスト、アクセルレスポンスの変化など)が出ないんですね。
 このオーバーフローはいつ頃から始まっていたんだろうか…?

 2014.08.01フロートとガスケット着。
 2014.08.02台風の影響で天気が悪く、絶好の作業日和、早朝6時から作業しました。
 事前に検討していた手順通りに進め、
 エアクリのスポンジ洗浄、その乾燥は洗濯機の乾燥機能を使うと便利。
 ステータ抵抗と絶縁確認、問題なしでした。
 キャブ取り出しは3回目なのでスムーズにいって、フロートとガスケット交換。

2万kmぐらい使用  フィルタ乾燥中で時間が余ったのでコンプレッサー起動してプラグも交換、 ここで疑問が…、プラグがなぜか白い。オーバーフローなら真っ黒を期待していたのですが。 とりあえずプラグはとっくに寿命なので新品に交換。

 エアフィルタですが、 ビニール袋にオイルを適量入れ、そのオイルをビニール袋内に広げ、 その袋にフィルタを入れて揉むと、うっすら均一にオイル塗布出来ます (コレ非常に気分がいい)。

 忘れ物がないように確認しながら元通り組み立てました。

 エンジン始動OK。雨の隙間に10km試走、期待を胸にキャブのインシュレータ側 の下を覗き込むと…、作業前と同じように濡れてましたorz。 それも水が滴る程に。おかしい。これは本当にガソリンなのかと 手を突っ込んでぬぐってにおいをかいでみると、ガソリン臭がない、アレ?水?

 はっきりさせるべくキャブの濡れをふき取り、 フローチューブにタンクをつけて再び10km試走。 キャブのインシュレータ側濡れあり、キャッチタンクにガソリン漏れなし。 やはり液体はガソリン臭なし。水らしい。

 ガソリンが気化する時に熱を奪いキャブが冷え、 そこに前方から湿気を含んだ暖かい空気が当たり、 結露しているという結論。湿度の低い日に乗ればはっきりしますが、最近雨続きで…。

 キャッチタンクにガソリンがたまったのはクルクルしているときだけ。 車体を左右に大きく傾けるのでフロート内のガソリンが波打ち、かき回されて 少量出て来るのだと思います。これは構造的に致し方ない。
 耐え難いガソリン臭もクルクルの時だけだった。
 圧がかかっているわけでもない(むしろ負圧)のに、 液ガスでシールした部分からガソリンが漏れて来るはずないし。

 全くいらない作業をしてしまったようで。自戒の念を込めて残しときます。 しかしステータチェック、プラグ交換、エアクリ洗浄と定期整備できたので 良しとします。オド57770km。

 Gooseはメーター玉切れとFフォークのシール交換(紙やすり後漏れ止まったまま)。 クラッチ板が減った?エンジン側のクラッチアームを一段後退させたい。

施工後 →08.25済。レバー部分とワイヤー中間部分の2ヶ所のアジャスターを縮め ることで後退できました。 アームのボルトは完全に抜かないとシャフトから抜き難い。

→LEDのウェッジT5(T7)が気になるのですが、 中華LEDの耐久性は数週から1年ぐらいで国産電球以下という説もあり、思案中。 やっぱ車検対策、耐久性重視の電球で。
 08.30早朝コソ練後、電球交換。メーターを緩めて メーターカバーをずらすだけでは電球に アプローチできません。ブリッジ下のネジ4つを取り、メーターベースを動かすと 電球のはまったゴムがぎりぎり取れるようになります。 もとのT7は切れてました。日本製150円のT5に交換して復活。
 08.31翌朝、交換したメータ下側電球は光っているのですが、 上側の電球が消えてるorz。昨日の朝までは光っていたはずなのに。 コソ練後再び小一時間メーター周りをばらして電球交換。 こちらは電球がはまっているゴムが固くて手では摘出できず、 工具を使ったらゴムが一部切れましたが、なんとか交換して、 今度こそ上下光っているのを確認。 次切れるのはタコメータの上側か(ここだけ車体購入後20年未交換)。
 じゃなくて、ウインカーの右前でした、次に切れる電球。
 09.07コソ練場所に向かう途中右側だけハイフラ化。右前のウインカーが消えてる。 ウインカーが切れるのは初めてです。帰宅後交換。 ここは工具不要で、手でオレンジレンズを外すと、 電球が白い、まるで白内障の水晶体の様。予備電球に交換して全電球点灯を確認。

→アイドリング調整ノブの先に付いているキャブ側ネジが固着気味。 少し回るがそれ以上はワイヤーが負ける。 またシートとサイドカバーを取って注油とグリス塗って少しずつ動かしていたら 回るようになりました。重症化する前でよかった。

 748spsはリレーのチェック(乗りまくる)、電圧計設置(どこに固定しようか)が残ってます。
→リレーは3回150km強の走行で再発なし。 それから追加でレギュレータの出力側コネクタ端子磨きとグリスを薄く塗布。 バッテリー端子にもグリスを薄く塗布。コネクタは一通り見ておいたほうがいいかも。
 08.30午後から60km程走らせましたが、エンジンは惚れ惚れするほどに絶好調、 アイドリングも安定してました。 BT-016proが前後スリップサイン出てまして、 ヘンなハンドリングを無意識のうちに腕力で修正してます。

施工後  職場の車が更新されてスイフトXG 4WD CVTになりまして、 それの純正オーディオにUSB配線も。
→この後、午後から施工しました。 ケーブルは定番の SANWA SUPPLY USBケーブル 0.4m TK-USB2 を使用、 ヨドでコミコミ300円弱。 ケーブルを出す所はシガソケの右、丸キャップの所。 このキャップに5mmぐらいの穴を開け、 バラけたコネクタ側からこの穴へ通し、オーディオ裏の所定の場所に接続。 オーディオのケーブルと1箇所タイラップで固定。 これでバラコネクタが抜けなければいいのですが。 ケーブル長0.4mがぎりぎりで、もう少し長いとありがたい。
 配線はうまくいってiPodもOK。オーディオを戻す時に クリップが2つも飛びまして、1つは耳で(音で)追えたのですがもう一つが行方不明orz。 クリップは 09409-08326 らしい。\50+税。
→後日、飛んで行ったクリップをグローブボックスの中から発見しました。 こういうのって探している時は見付からず、あとで意外な所から見付かる…orz。 もう一回ばらしてクリップを元の場所にはめ、今度はきっちり組み立てました。
 USBメモリーの音楽再生が便利。AAC再生は出来ませんでした。 本当にmp3とwmaのみのようです。 ランダムは全ランダムとフォルダランダムが選べます。 ファイル数512まで、フォルダ8階層までだったかと。
 iPod nano 6th は車側からの操作のみ。classicはまだ試してません。
 スイフトの印象ですが、柔らかいフワフワ(特にRサス)な乗り心地 (FIAT500+ビルシュタイン比)。 小回り効くし、直進安定性も問題なし。エアコンも良く効いてます。 シートも自分にあってます。CVTとプッシュスタートはまだ慣れませんが。
 燃費は、1度の走行が長くても20km程度の田舎の一般道で16km/L強です。


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