2015.10.03 Goose350 タイヤ交換と不調

2015.10.03 Goose350 タイヤ交換と不調

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 前回が2015.04.12で60050km時点。そこから6ヶ月、2600km経過して、 クルクルしているとズルッときたり、 なんでもない右コーナーでオーバーランしそうになったり。 そろそろヤバイかと思いつつタイヤを観察していたら、 右サイドからカーカスが出ているのを見付けたので交換へ。 ゴムにポロポロと脱落したような跡ができたら要注意、 程なくカーカスが出てくるようです。
 今回はライトハウジングのダンパーゴムの誤組み修正と、 チェーンが固着気味なのでその改善と、 Rホイールのダンパーゴムの盛りの検証と検討もあって時間がかかりそう。

 2015.10.03 07:30から着手、前から。 後をスタンドで上げて、前はフレームに鉄棒を通してジャッキアップし、 Fホイール、フェンダー、右フォークを外しダンパゴム反転組み付け。 左フォークも外してダンパゴム反転組み付けて、フォーク各部を固定していたら、 ガタンという音と共にジャッキが倒れバイクが前に大きく傾きました。 一升瓶ケースの強度不足で、天板がたわんだのが原因。

 幸い挟まれる事無く、 バイクも倒れなかった為、 被害はフォークボトムケース下側の傷だけで済みましたが、 危なかった。今後はコンクリートブロックを使う事にします。

 バイクはとりあえず安定していたので、 そのままフェンダーなど組める所を組んでからタイヤ交換へ。 前輪はいつも通り問題なく交換終了。
 ジャッキと2x4の破片を使って落下した前のリカバーへ。 タイヤ組み付け中もジャッキは不安定ながら何とかアクスル固定にまで至り、 前を下ろしてひと段落。後輪へ。

 今回、後輪を高い位置で保持するのに2x4で自作した車のスロープを使ってみたのですが、 これは有効でした。今までは力ずくで足でホイールを上げていたのですが、楽が出来ました。

 前回ダンパゴムの小さい山に盛った自転車チューブは1箇所切れて、1箇所ズッコケ、 4箇所はそのままでした。 切れた所は交換、ズッコケは修正。 今回はさらに大きい山側にダイソーのゴムバンドを切って盛りました。 これでスプロケホルダは何とか差し込めるぐらいのクリアランス。
 もうちょっとスマートな盛り方を検討中。

 後輪もいつも通り問題なく交換し、チェーンの固着チェックしたのですが、 3箇所ほど固いところがあり、柔らかいオイルをさしてしばらく動かしてみましたが、 改善には至らず。
 後日Oリングの隙間から中にオイルかグリスを注入したらどうかと思い至りまして、 近々試してみます。

 とりあえず748、Gooseとタイヤ交換終了しまして、 次はFIAT500、初めての車のタイヤを自力交換予定。


 タイヤ交換後の午後、試走にコソ練場所へ行って、 クルクルしてみたのですが、エンジンがおかしい
 全閉から一気に全開にすると100%ゲホゲホと咳き込む。 ある程度ゆっくりあければ大丈夫なのですが、明らかに今早朝と違う挙動。 コソ練場所への移動でもちょっとトルクが落ちてる感じはしました (チェーン張りすぎたぐらいの低下、チェックしたのですが張り過ぎていない)。 タイヤ交換前の早朝コソ練では何も問題なかったのに。 キャブ、エンジン、電気辺り?、その辺は今回触ってないのですが、 ジャッキが倒れた時に何か問題が?

 フレームに差し込んだ棒のそばに点火コイルがある。 鉄棒と直接接触しない位置にあるし、 コードは鉄棒の下を回していたのでダメージはないはず。 一気に全開にした時だけという症状を点火コイルで再現できるのでしょうか? 直ちに帰宅し、プラグキャップを抜いたら割れてました。 プラグコードは未だに柔軟性を保っており、良い部材が使われているようです。 別のプラグを刺しクランキングしてみましたが、点火はしている。

 割れた破片は取り除き、プラグ交換して自宅から4kmほど下ってみようと再び試走へ。
 やはりトルク低下を感じる。 いよいよおかしくなりつつも下っていたら突然失火(これはステータコイルの症状!?)、 やばい1kmほど下ってしまった。すぐにUターンして惰性で少しでも登ろうとしましたが、 焼け石に水。メインon、offしたり、ステータ部分をコンコンしてセル回すも反応なし。 家は1km先の坂の上orz、
止まる可能性のある試走では、下るのではなく上るべきだった、
妻は実家に行っていて、自宅には誰もいない、押すしかないです。

 休み休み押して、休むたびにセルを回してみたのですが始動せず。 自宅前の急坂の枝道まで来ました。 登って来た市道をさらに少し登ってから勢いをつけて下り、 枝道の急坂へ入ったのですが半分ぐらい登って失速、停止。 一度止まってしまうとそこから先へはなかなか進まない。
 両脚で踏ん張って、数センチ押してはブレーキ、数センチ押してはブレーキ、 あと数メートルが遠い。1速に入れてセル回せばモーターで登れるんだったか? やってみたらエンジン始動、そのまま1速で 弱弱しくも登り切りましたが、 冷えて問題が一時的に回復しただけでしょう。

 既に筋肉痛です。明日はもっと酷そう。

 前回2008年7月36000kmで今63000kmなので、 7年3ヶ月27000km(もう少しいけるかと思っていたのですが)でステータ死亡でしょうか。 抵抗は明日測ってみます。

ステータ(32101-47D00 \34020)
ガスケット2種(11483-15D02-000 \723、09168-06023 \108)
↑ここまでは手持ちがありますが、まだ乗るなら予備がいりますね。

点火コイルアッシ(33410-44B00 \5886)
プラグキャップ(33510-45010 \1296)
部品はすべて出るようですが、ステータの値上がりが…痛い。

 2015.10.04 早朝、一気に寒くなってきました。 今期初めてNOVAを使い暖を取りつつ、外が明るく暖かくなるのを待って、8時から作業開始。 エンジンがかからなければ原因特定は確実なのですが、 あれだけ再始動できなかったのに昨日の最後ではかかったし、 マーフィー的に現在は確認するまでもなくかかるはず。
 シートとサイドパネルを取って、ステータのピックアップコイル側 のケーブル間抵抗は緑青480Ω、黄灰490Ωで問題なし。 黄色側は発電なので今回の症状とは関係ないのですが、1.0〜0.9Ωでこちらも問題なし。 ライトオフのアイドリングで14.5v、あおってもほとんど変わらず安定。 ライトオンで14.3v、あおって14.5v。 すこし748に分けてあげたいぐらい潤沢な発電量。 各ケーブルと車体との抵抗は∞で絶縁も大丈夫、ステータはシロ。

 昨晩からプラグキャップ割れでの症状も調べていたのですが、 点火電流がリークすれば火花が弱くなってトルク低下や失火はありえそうでした。 そこで自転車の廃チューブをプラグキャップの長さに切って被せて絶縁し、 エンジンをかけてみました。

 しばらく暖気してあおってみたのですが問題なし。 そのまま自宅から上る方に試走へ。1kmほど全閉から全開を繰り返したのですが、 症状が出ない。良い方向のようです。プラグキャップ由来が濃厚。

 自転車チューブは長期的には熱的に不安なので、 シリコン板で内側から補強して、 748のケーブルの絶縁に使った シリコン自己融着テープでプラグキャップを (クラックがあるかもしれないので)上の方まで グルグル巻きに。 見た目は悪いですが。 再び試走で8km程上ってみましたが症状が出ない。

 そこで今度は下ってコソ練場所へ。 しばらくクルクルしましたが症状が出ない。 プラグキャップ由来で確定です。 フレームに鉄パイプを刺した時にプラグケーブルを触って、 この辺の位置関係が崩れ、 既に割れていたキャップからリークするようになった、という事のようです。
 割れていたのは写真の奥側(ヘッドカバー側)の半周で、 ぱっと見ではわかりませんでした。

 ステータじゃなくて良かったというのが正直な所。軽症で助かりました。 こんな万年筆のキャップみたいな物が結構重要な仕事をしているんですね。 とりあえず燃焼室内のプラグギャップよりは絶縁抵抗を高く できたようですが、雨に濡れたりしたらわからない。 汎用品という手もあるので、 プラグキャップは早目に取り寄せることにします。

 2015.10.05(月) 早朝コソ練へ。 修復出来てなければ症状が出るのはマーフィー的にこのタイミングかと。 始動から移動、クルクル中から帰宅まで問題なしでした。

 純正のプラグキャップのサイズはプラグ側78mm、コード側20mm(実測)の120度。 汎用品だとNGKのXD05F プラグ側70mm、コード側24mm 102度 \900 これが近いようです。 プラグ周辺の上下方向には余裕があるし、前側は何もないのでこれで装着は問題なさそう。 プラグ本体、プラグキャップ、プラグコードとノイズ対策に抵抗が入っているそうで、 これらを減らすと点火が強化されるなんて話も。 しかしあまり抵抗を減らしすぎると 自分のノイズで誤爆するそうなので程々に、だそうです。
 Gooseの場合、プラグキャップから点火コイルの一次側端子(アースじゃない方)まで 15kΩ(サービスマニュアルの3.49-4.72Ωは間違い。 測定レンジkΩ指定で、測定値がkなしのΩはありえませんので) と規定されているので、汎用品に付け替えて極端に値が違うようなら調節で 良いかと。ケーブルを高価な無抵抗モノにするよりは キャップ内の抵抗を抜いた方がお財布にやさしいようです。

 二次コイル側の電圧が20kvでプラグまでの抵抗が20kΩぐらいなので、 ギャップの抵抗がわかりませんが、 電流は最大でも1Aぐらいなんですね。
  実際にはノーマル状態での電流は50mAぐらいだそうで、 全体の抵抗は400kΩぐらい。プラグギャップ以外の抵抗をゼロにしても、 全体の5%ぐらいしか抵抗は小さくならないという事に…、報われませんね。
 二次コイル側の絶縁被覆は補修しても無駄という話もありました。 20kvは手に持ったプラグキャップにプラグを刺して接地させずにセルを回すと ビリビリ感電するぐらいの電圧です。 これを絶縁するのは難しいようです。
 2015.10.06 今朝もコソ練へ、一段と寒い。 点火は問題ないようですが若干の不調、 アクセル開けた時に一瞬回転が遅れてついて来る。 気温低下かガソリンが残り少ないせいかもしれません。 定形外で送ってくれる所があったのでNGKのXD05Fを発注しました。 が、連絡が来てグローバルなお店らしく、在庫はあるが米国倉庫で納期10日、 納期を聞いてから発注すればよかった。最早待つしかないです。

 しばらく動かしているといつも通りになってくるので、 若干の不調は気温低下でエンジンがまだ十分温まっていないのが原因のようです。

 エンジン側に接地した金属棒をプラグ周りからプラグコードに近づけてみたのですが、 火花は飛ばないようです。割れているのがヘッドカバー側で狭いので、 そこまでは差し込めません。

 2015.10.08 モノタロからいいタイミングで10%引き来まして、 RX-01 specR の前輪はこちらが最安なので買う(しかも3k以上なので送料無料になる)として、 プラグキャップもワンコインだし、 洗車スポンジなどもいっしょにポチリました。 アメリカから来る方は予備に回せばいいかと。 12h後ぐらいには発送完了、さすがです。

 10.09早朝、コソ練に行こうと駐車場で南東の空を見上げると、 月の傍に非常に明るい星がありまして、 とりあえず撮ったのですが、金星だったんですね。

 2015.10.11モノタロからNGKプラグキャップXD05F着。made in Japanで、 抵抗は実測で4.96kΩでした。 車載状態でNGKの刻印は見えなくなります。プラグCR8EKの装着も問題なし。

 10.12 コソ練から帰宅後に作業開始。 取り出した純正の抵抗は10kΩでした。 点火コイル全体の抵抗は15k→10kΩに減りますが、 プラグからギャップの抵抗まで込みだと400k→395kぐらいの変化でしかないので 調節せずそのまま組み付け。ちょっとノイズが増えるかも、ぐらい?

 キャップは純正の方が出来がいいです。 コードにねじ込むビスが、純正の方が長く太いので。 これから交換されるなら純正がお勧め。 コードは切らずに差し込む部分を少し揉んで縮め、そのままねじ込みましたが、 簡単に底付き。別のプラグを刺してテスト、火は飛んだので良しとしました。
 周辺との接触はなく、クリアランスも十分と思われます。 しばらくこのままで様子見ます。
 試走は問題なし。キャップの抵抗減による変化も感じられるわけないです。

 後輪のハブダンパーゴムを盛った効果はありました。 アクセル開閉時のガツンという感じが、 開ける時よりは閉じる時に特に小さくなったと感じます。

 2015.10.13 早朝コソ練へ、寒い暗いでそろそろ終りのようです。 エンジンは特に変化なく好調のまま、 十分温まっていない時のレスポンスの悪さも不変。 あとは燃費で微妙な変化が出るかどうか。
 という事でシリコン自己融着テープで補修したキャップも、 ドライ環境なら使えるようです。

 2015.10.15 ちょっと気になったのでRブレーキランプのチェックをしたら、 案の定、リヤブレーキを踏んだ時のブレーキランプの点き方が不安定。 少し踏むと点いて、もう少し踏むと消えて、さらに踏み込むとまた点く。 接点が汚れているらしい。このチャイナスイッチは2009年9月に使用開始して丸6年経過。
 引っ張る所が割れた純正品を6年ぶりに掘り出してきましたが、 全体的にプラが脆く、ケーブルも固いし、これを再生してもまたすぐ割れそう。 チャイナスイッチの棒部分を回して、汚れてない部分が接触するように 小細工してみたら回復しました。とりあえず寒さで乗れなくなるまではこれで。

 2015.10.22 最近ちょっと気温が上がって、早朝コソ練でエンジン絶好調になってます。 レスポンスの悪さはやはり気温低下が原因だったらしい。
 Rブレーキのチャイナスイッチは、対策後再発なく安定しました。

 2015.10.25 オドが3333km区切りに近づいてきた為オイル交換。シェブロン10w-40から 今回も同じ物。交換直前では低速でタペット音が聞こえるようになっていますが、 ここ最近の低温時の始動性と耐エンスト性は満足でした。
 今回はオイルだけなので、あっという間でした。 プラグキャップを抜いての無点火クランキングはやりました。 排出がほぼ止まった所でこれをするとまたドバッと出てきますので。 注入は2本ちょっとでオイルレベルゲージの真ん中より少し上。

 2015.10.27 寒いのですが、オイル交換後の調子もみたいので無理して早朝コソ練へ。 ノイズが少し静かになった、少しトルクアップしたかな?という程度、 特に問題なく好調、オイル漏れなし。 ドレンボルトのワッシャーは新車購入以来の未交換で漏れない。

 次はタペット調節とエアクリ交換予定。

 2015.11.04 エアクリの素材着。紆余曲折ありましたが イノアックのMF-20。 形状は単純な台形で型紙は既に完成しており、切り出すだけ。
 タペット調節に必要なシックネスゲージは、 はるか昔のGoose購入直後に買ってあって、 それがあるはずの場所に何故かあったのがピッチゲージ。 あちこち探し回ったのですが見付からない。 シンワの25枚65mmだったはず。 ここの所全く使ってなくて、 時々掘り出してはオイル塗って磨いていたはずなのですが、 最後に見たのはいつだったか、脚を折ってからは触ってないので4年以上前。 買うと出てくる気もしますが、ポチる他ありません。 ついでにアジャストスクリューも。



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