ロングツアラーバッグ60(RR6001)搭載

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 いつも巡回しているバイク関係のブログの方の所で 上記バッグのもらい手を募集していました。 小さくして40L、拡張して60Lで前後と高さ35cm、横45cmぐらいと、 GSX1400にちょうど良さそうなバッグです。 送料のみ負担、PASポーチなし、底に擦れと一箇所穴ありという条件でした。 箱を着ける算段を整えたとはいえ普通のバッグがあると何かと便利ですので 手を揚げたところ、幸運にももらい受ける事が出来ました。

 無事物は来まして、早速チェックしてみたのですが、PASポーチ以外の付属品は すべてそろっているようでした。 PASポーチは別売りの物だと3000円ぐらいしますので、 代わりにダイソーのペットボトルポーチか何かを つけようかと。脱着は面倒ですが。 また底の穴は内部までは貫通してはいなかったので内側にのみ補強しておきました。

 自重で型崩れしてくるぐらい大きく重いのですが、 前面を下にすると型を保持してくれる事がわかり、その状態で形を整え、 休みの日に中にシュラフを入れてフィッティングしてみました。

 説明書によるとバッグ前のストラップを前方に、バッグ後のストラップは後方に引いて ハの字を描くと安定するとありまして、初めはそのようにしたのですが、 どうにも安定しません。バッグの上下方向がつぶれてきて前面がさらに前方向に移動し、 背中を圧迫するようです。 ブログの方も小さいバイクに乗り換えられて、 これを固定しようとしたらバッグが前に移動してきて、 必要以上に立派なバッグのハンドグリップが運転手の背中を圧迫するという事でした。

 フィッティング作業を一時中断し、昼食を食べつつうまい固定方法を思い巡らせました。 不安定なのは、 前のストラップがバッグの底に近い所についているのに対して、 後のストラップはバッグの底よりかなり高い位置に付いているからではないかと。 前方へ引かれるとこの部分がつぶれつつ移動してしまいます。 そこで説明書とは逆に バッグ前のストラップを後方に、バッグ後のストラップは前方に引いて 逆ハの字を描いたらどうかと思い至り、

旅心を刺激されるスタイルですねぇ ←早速やってみたのが写真の状態です。 やはり箱よりこっちの方がカッコいいですし、黒なので目立たないのはさておき、 前後に移動させようとするとフックを支点にバッグが回転しようとするわけですが、 それをバッグを前後に圧縮しつつシートで受け止めるわけです。 バッグを持ってバイクを揺らせるほどにガッチリ固定できました。

 前後のストラップは両方とも引き出しフックに掛けてあります。 後のストラップはテールカウルに当たりませんが、 惜しい事に前のは軽くですが当たっています。 アリュラックはテールカウルをガードするのとバッグ後方の安定に寄与していて、 つけている意味はあります。 荷重はシートで受け、前後方向のGによる移動をストラップで確実に抑制できています。

 この状態で米5kgと型崩れ防止に隙間にシュラフを詰め込み、 峠に膝擦りに行ってみました。 停車状態だと勝手が違いバランス取りが難しいですが、 走り出せばどうという事はなく、荷物の事は意識から消え去り、 いつも通り膝やサイドスタンドが擦れました。 バッグはガッチリ安定していて前後に移動する事はありません。 固定方法はこれが正解のようです。

 今度のゴールデンウィークにキャンプ道具を積んで鹿児島まで ツーリングしようかと計画しているのですが、 箱ではなくこのバッグで行ってみます。

 あと箱とバッグの共存が出来るかですが、背中とバッグの間はこぶし1つ分ぐらいなので、 多少当たるが可能かもしれないというところです。


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