2011年04月29、30日 四国ツーリング

2011年04月29、30日 四国ツーリング

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 事前の計画は大幅に変更になりましたが、とりあえず行き、無事帰って来ました。 当初2泊3日ですべて自走するつもりでしたが、 5月1日の天気が雨濃厚だったので、1泊2日に変更し、 この日程で自走だと時間の大半が移動で終わるのでフェリーを利用しました。 バイクは予約できないとか、4〜6時間待ったとか、係員の態度が悪いとか、 バイクをガチガチに締め上げられてシートに跡が付いたとか 何かと話題の「佐賀関 三崎 国道九四フェリー」ですが、 致し方ありません。

 幸い29日は臨時便が4時から動いているので 6時か7時の便に乗れればツーリング決行、乗れなければ帰宅と言う事で、 夜中2:40起床3:32出発。

 出発早々ナビのNVG-M1なのですが…、DC電源が瞬断されているようで、 充電できずにバッテリー切れ。 昨日接続したときは問題なかったのですが、 そういえば前回使用した時に同じ現象があり原因究明してなかった。 高速出口は何処だったか…大分ナントカ…終点だったような。 まあ別府SAで地図確認しようとしばらく走行していたら、突然ナビが復活。

1度に8台しか乗れません  そこから先はちょっと間違いつつも誘導に従い5:26港着。 バイクは…、誰もいない…、自分が1番でした。8台ずつ横並びするシステムのようです。

マットがバッグ下からバッグ上へ  事務所で人1040円+バイク2000円(1400cc)を払い、荷崩れ修正などして 5:40頃から乗船しました。自分が乗った後にバイクは続々来たようでした。

固定状況、タイダウン2本  検案事項ですが、
 深夜早朝の変な時間に行けば待たずに乗れます。車検証はバイクの場合要りません。 排気量だけ把握しておけば全長、全幅は適当(2.2m x 0.8mぐらい)でいいです。 あの項目は並び長さの最適化が必要な車用です。
 係員の態度はまあ普通でしょうか。淡々と仕事をこなしてます。 マクドナルドは偉大だったと。
 締め上げはまあ普通でしょうか。傷付き防止に雑巾を持参してシートに置きましたが、 トランポに載せる時はもっと締めてフォーク縮めますし、こけるよりいいでしょう。

佐田岬灯台が見えます  70分船に揺られて三崎港着。一番最初に乗ったら出るのは最後かと思ったら、 フェリーはお尻も頭も開くんでした(じゃないと車がバックで出ることになる)。 急いで用意して車の後に下船。とりあえず佐田岬の先端駐車場を目指します。
 ナビは…充電できずに死んでます、まあ道1本なので。 先の灯台まで歩くか、駐車場まででお茶を濁すか決めかねてましたが、 次いつ来れるか分からないの一念で行く事を決断。

フェリーから見えた灯台です  フェリーで一緒だった御夫婦ライダーと共に写真を撮り合ったりして灯台まで歩きました。 F-ONEツナギとSIDIベルティゴブーツに必要以上に体力を奪われつつ…。片道1.8km20分ぐらい? 漢字1つ、読みなら濁点の有無だけの違いの佐多岬よりは楽か。

 汗だくになって戻り、歩道入り口のいよかんなど試食し、 バイクなのでみかん持って帰れない御免、等会話しつつ。 足摺岬を目指します。ナビは…死んでます。まあ来た道戻るだけですから。
 しかしR197に出てからはそうも言ってられない、 地図をちょろっと見たところではR197で大洲まで行ってR56が安全か。 R378、県道25からR56が最短なのですが…、複雑。
 道の駅で止まって荷物を降ろしシート下にアプローチし原因究明。 2口シガーソケットの片方がナビのオスに対してのみ不安定。 もう一方に刺せば安定するし、ETCのはどちらでも安定する(要検証)みたい。 しばらく充電しつつ走り、R197とR378の接続部分でDC抜き差ししてナビ復活!!!。

500円ザルうどん大盛(並も値段同じ)  R56途中でジャコ天(いわゆる練り物ですね)を食べたり、 うどん(コシがあって美味かった。うどんにコシを感じたのは初めてかも。クセになります)を 食べたりしつつ順調に南下。

自殺の名所と聞いた覚えが…  R321からはナビ、マップルお勧めの県道348(そんなに見晴らしは良くない)で足摺岬着。

こちらは天狗の鼻  バイクは灯台などの入り口の鎖の隙間から入って内側に停めていいようです。 展望台はすぐですが、ここでも天狗の鼻、灯台まで歩くかしばし悩みましたが、

見上げた灯台  次いつ来れるか分からないので歩きました。
天狗の鼻から展望台と灯台  ここは佐田岬以上に距離は短くあっけないです。

 小浜キャンプ場を目指します。 ナビが衛星をロストしないように電源を入れていたら バッテリーがなくなってナビ死亡。
 まあ来た道をそのまま進めば県道27からR321に出られるはずですから。 細い道をしばらく行くと、なぜかさっき通った景色が…?
 戻らなくてよかったはずなのですが 県道27から県道347に入り再び県道27と、岬を横断して戻ったようです。 そこからR321に入り、北上開始。地図でR56→R494→R33でキャンプ場を確認。
 ナビ死亡中で四万十大橋に突っ込んでいく余裕はなく、大人しく渡川大橋で四万十川横断。 ナビはしばらく充電した所でDC切入し、復活しました。
 途中ちょっと危ないシーンもありまして、自分の動きが原因で 後続ライダーに回避行動を取らせてしまったようでした、猛反省、気を付けないと。

ミニマムキャンプです  本日の走行距離497.8kmうち70km高速で、 17:20頃無事キャンプ場着。
 他にはファミキャンが2組見えますが奥にも数グループいる模様。 広大ですし静かなものです。
 GSX1400でのツーリングは程よい疲労感で体も変に痛くならないですね。 米研ぎ、テント設置、マットシュラフ展開、荷物搬入。出入り口側のマット上に人間、 反対側に足元からブーツ、バッグ、ツナギ、メット、それらの上に広げたシュラフ という配置。狭いですがこのミッシリ感がなんとも落ち着きます。

NOVA持って来ました  米に浸水が終わった所で炊飯、いつもの3-10-3-10炊きで成功、安定してます。 当初2泊3日予定だったのでNOVAです。 上に置いて同時に暖めていた秋刀魚の蒲焼を汁ごとかけて、 あとオールレーズン1袋という食事。 その後歯磨き19:40就寝。 少し寒いぐらいですが、シュラフ全閉で汗が出るぐらい。 少し開けて調節し、よく休めました。 対岸の国道を走るトラックの音が断続的に一晩中聞こえてきますが、 耳栓使って熟睡でした。

 翌日3:30起床5:06出発。撤収に1.5h程要していますが、だいぶ短くなってきました。
 ナビは昨日の走行終了時に主電源を切っておいたのでバッテリーは十分。 スタート時DCオフのまま起動させ、 数秒待ってからDC接続でしばらくすると衛星補足。順調。 途中で止まる時はつけっ放しは止めてスリープ状態にし、 再スタート時はDCをつながずに復帰、 衛星補足の有無にかかわらずDCをつなぐという順番で 遅滞なく衛星補足するようです。今度こそ安定させられそう。

 今日はR33を北上、松山ICから松山自動車道、いよ小松Jctで今治小松自動車道、 R196から今治ICでしまなみ海道、R2から福山西ICで山陽自動車道、中国自動車道、 九州自動車道で小倉東IC、R10で帰宅という経路。四国カルストは時間的天気的に ちょっと厳しく寄れない。これは次回の楽しみという事で。
 この日ナビがトラブる様なら見切ろうかと思いつつ走行したのですが、 残念ながら終始安定作動してました。 次は台湾系ではなくゴリラかNV-Uかパナにしようかと調べてみたけど まだどれもサイズが大きい。薄く小さい方向へ向くのはまだしばらくかかりそう?

2日目すでに天気いまいち  しまなみ海道は確かに景色のいい道でした。よく造ったなーという感想。 その後はひたすら高速を西へ。

早朝なのでまだすいてますが…  時々SAに寄って御当地物を軽く食べたりして 途中ぱらっと雨が来ましたが本降りにはならず、 15時前に帰宅。 2日目 571.6km

 バイクは終始問題なし。燃費は高速、一般道ともに20km/Lちょっといきました。 ちなみに峠とその往復のみでは16km/Lちょっとですが。
 出発前にチェーンにチェーンソーオイルを塗布したのですが、 やはり1000km持ちませんでした。2日目はアクセルoff時のショックが大きくなる 症状が出て、帰宅後注油で消失しましたので。 長距離ツーリング前は専用品が無難なのかも。

 ナビは次に不安定になったら見切るつもり。 でも次の機種候補(NV-U37?)がまだ出現してませんので もう少し引っ張らざるを得ない。不安定なシガソケですが、 手持ちにほぼ同等品がありまして、それと部品をとっかえていった所、 不安定部分が特定できました。バネとヒューズの接触でした。 何でこんな所が接触不良になるのかよくわかりませんが、 ためしにアルミホイルを丸めた物を挟むと症状が消えましたので間違いない。 そこで、ばねを曲げて当たりを変えると症状が消えました。
 後日実走しましたがDCは安定してました。衛星の捕捉もDC切入で問題ありません。 もうしばらく引っ張れそうです。

 火器のNOVA&灯油はソロキャンでもガスと大差なく手軽に使えました。 プレヒート程度の時間は十分あるし、朝の冷え込みでも全く影響なし。 MSRのWLIに浮気しかけたけど必要ない、NOVAが壊れた時検討します。 遠慮なく火を絞ったのでロッキーカップの底は真っ黒ですが。 燃料が安いし2泊分持って行ったので食事中は焚き火みたいに燃やし続けられるし、 安全なので灯油が好み。 泊まりならNOVA、日帰りならガスになりそう。

 水分はホット200、お茶700、水1000ccで必要十分。

 テントは一面だけ結露多数。風の通り道に面していた側。ふき取って対応。 まあ結露したらふけばいいんです。シングルウォールの設置撤収の快適さには 代えられません。

 マットはエアマット+Zレストのパチ物(というのもおこがましいキャプスタ)でした。 川原のテン場は石がごろごろという話だったので。 ショートサイズに切断してますが、 この組み合わせは非常に快適、贅沢。 そもそもパチ物はシートとバッグの間に挟んでバッグの水平を維持するために 導入したのですが、荷崩れして失敗。 フェリー乗船前にバッグの上に括り付け直しました。 機能的にはパチ物で十分なのでしょうが、触った感じ本物には遥かに及ばない。 遠慮なく切ったり出来るのは良いけど、 購入前に触っていれば本物にしていたと思います。 検討している方は両方触ってからにしたほうがよろしいかと。

 バッグですが、メイン部分には移動中に必要になる可能性のある物を入れず、 そういう物は今回外側のポケットに入れるようにしました。これが正解で、 移動中のストレスが激減しました。正面の半円形の出し入れ口は1度も触らず、 すべて右側からでした。

 腰に着けたS95は気軽に記録を残せて便利。バッテリーは2日/1本計算で。 面ファスナを追加したケースの蓋部分は高速でも開きませんでした。

 事前調査でテン場は砂地でペグの効きが悪いという話だったので、 30cmぐらいの鉄アンカー(ホームセンターで100円しない)を持って行ったのですが、 これが具合が良かった。 手で深々と刺さりガッチリ効いてくれました。次回からペグのデフォ。

シェラカップのフタを自作
 シェラカップのフタをもう1つ入手したいけど、 ベルモントの新製品 チタンシェラカップリッド BM-077 はちょっと大きいんですよね。 サイズはハロキャップが理想的。 FGSは送料が割高だし。 WILD-1で tent-mark テンマク フラットキャップ という同等品もあるらしいのですが通販が見当たらない。

感動的なまでのサイズ  そもそも2枚目は湯沸し時のごみ落下対策なので チタンじゃなくてもいいし、 いろいろ探し回って手近にサイズピッタリの物を見つけました。 不要なCD-ROMです。
 ポリカは-100〜180℃まで大丈夫らしいけど、 アルカリと紫外線がダメみたい。でもいくらでも替えがあるので 割れたら交換していけばいいし、気にせず食洗機にもかけました。
 とりあえず車ワイパーのステン棒で脱着式の取っ手を造りました。 ステンレスの反発力でキッチり嵌めてあり、 簡単には外れませんが縮めるように押さえれば取れます。 米炊くわけではないので穴はそのままですが、 穴を塞げば米もいけそうです。
 あとまな板代わりにはこっちが理想的。 チタン板をまな板にすると刃物がやられます。
 良いのに出会えたら購入したいけどサイズ妥協はダメですね。 どこか作ってくれませんかねー。

 写真の状態で家でテストしていたのですが、 当然ながら沸騰した水蒸気が穴から上がって来るので取っ手が熱い。 炊飯するしないにかかわらず穴はある程度塞いだ方がいいみたい。
 色々な方法を脳内で検討していたのですが、 簡単で部品点数が少なくCD劣化更新時の使いまわしが容易、 などの点からシリコンを丸く抜いて小穴を2つ開け、 取っ手のステンレスをそこに通して固定しました。 沸騰時蓋が浮く様になったので密閉性はまずまず? 炊飯テストもしてみます。

 多分最終仕様?厚さ3mmのシリコン板から直径16mmで抜いた物をはめ込んでます。 直径15mmでは小さすぎて引っ掛かりが弱いです。16がベスト。 シリコン板の厚さは2mmだと少し薄く、はめても安定しません。3mm以上なら 大丈夫そうです。 固定に金属を使うとスタッキング時に周辺のチタンなどと擦れあうので除外しました。 ポリカは意外と熱くなりませんので、蓋の開閉はずらして手で直接持てます。

 今度こそ最終仕様。100円ショップのシリコン蓋の中心部分を 16mm打ち抜きポンチで切り出しました。 シリコン蓋はこのために購入したものではなく、 外周部分は既に他(直火エスプレッソのパッキン)に利用していて、 その残りの再利用です。 切断面は3.5mm厚ぐらいで、 このぐらい厚みがあると非常に安定してます。

 沸騰させてCDを押さえてもシリコンは浮いて来ないので 炊飯もいけると思います。 一応使っているのはCD-ROMで ポリカとアルミと表(非食べ物側)の印刷のみなので安全かと思います。 現在家で普段使いしてますが、少なくとも「直ちに健康への影響はない」ようです。 CD-R、RWは色素が挟んであり、 その毒性とか加熱時の動きとかはわかりませんが。

 2011年9月、脚の骨を折って出掛けられないので家でチマチマやってまして、 炊飯してみました。チタントレック900に自作のCD-ROM蓋で1合強。 使用したのは平面的なシリコン板で中心の穴を塞いだ、取っ手のない方。 蓋の上に適当な重りを乗せました。 吹きこぼれた時に蓋が少しズレましたが、 修正してやればその後の3分の加熱中はズレませんでした。 10分の待ち時間中にチタントレック内部の気圧が低下しCD蓋が張り付いてました。 蓋の平面精度はすばらしいです。 再び3分加熱、タオルに包みひっくり返して10分保温、で問題なく炊けました。 スタッキングのし易さ、重りの載せ易さなどから取っ手はない方を採用、 チタン蓋いらないですね…。

 次のツーは四国の東側か、中国か、長崎方面か。 中国の瀬戸内海側を1日走り、山の中で1泊、日本海側に出て海沿いを帰宅…、 なんていいかも。梅雨明け後に行ければEOS-1Pの出番ですが。
 2011年9月 GSXは失いましたので、Gooseで鹿児島の左半分にしようかなぁなんて…




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