2018.08.06 冷蔵庫修理

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 2018.06 職場の冷蔵庫が冷えなくなりました。 シャープのSJ-28R、1996年製。
 十数年前にファンがロックし冷凍庫内に霜が成長したことがありました。 その時は電源オフ、霜取り後、 分解してファンモーターの軸受けのネバネバ(ジュースを爆発させたらしい)を掃除して回復。
 その後1年ぐらいで冷蔵庫が冷えなくなり(ドアが開いてたから?)、 電源オフ霜取で回復。 その後10年近くは順調でした。
 今回の症状は冷凍庫は問題ないが冷蔵庫が冷えてない。 それに気付いた時に、電源オフ霜取で大量の水が落ちてきました。 しばらくは冷えていたのですが、最近はまったく冷えてない。
 原因は、
 冷凍庫からの冷気が冷蔵側に落ちてこない。
 冷気通路が霜で詰まっている。
 霜取が機能していない。
 原因は霜取ヒーターかタイマーか。

 ググってみると霜取タイマーの歯車の歯が欠けて霜取モードにならないという事例あり。 後ろのパネルの上側のカバーの中にタイマーはありまして、 型番は[TMDFX03FA2]日本電産サンキョーの製品。 シャープ流通コードだと[201 531 0053]。 ネットの事例の型番と一致。うちのもこれが原因か。 これが手に入ればポン付けで修理できる。

 シャープのサービスステーションで売ってもらえたという話はありましたが、 遠いし平日しか営業していないので買いに行き難い。 日立の冷蔵庫の時もそうでしたが、SSによって売ったり売らなかったり対応が違ったし、 電話で売るといわれて実際行くと売らないとか、そんな画が見えます。 だめもとでメーカーのサンキョーと大手電気店2箇所に送ってもらえないか問い合わせ。

 アリババにもdefrost timerでありましたが、 時期的に?200Vの物しかないのとオンオフの仕様がわからない。 ばらして該当歯車だけ移植という手もありますが、 輸送時間がかかるのと、歯数サイズが同じかどうかわからないので危険か。

 2018.07.26仕事後霜取りしつつタイマーをばらしてみたのですが、 予想通りオレンジ色の歯車の歯が欠けていました。
 製造元は小売できないという返事、大手小売店2箇所も部品は売らないという返事。
 中華200Vでも動くという話もありましたので、 アマゾンでTMDF702ZD1 made in china をコミコミ1331円(正規の半額)でポチ。 200Vのところを100Vなら危険はないと思われます。 8/9着予定、10日ほどかかるようです。

 中国って自由で面倒臭くなくていいですね。 日本でもバイクの部品ならメーカーから自由に買えるんですが、 なぜか家電の部品は売ってくれない。 古い100Vモーターを移植するか、新しい歯車を古い本体に移植するか、 モノが来てから検討します。

 2018.07.29 9時頃電源再投入、コンプレッサー作動
 2018.07.30朝、冷凍庫の水は凍っていたので冷凍食品を戻しました。 温度調節レバー中で冷蔵庫の上段は6℃前後、レバーを中から1目盛強側へ。 野菜室も冷えてはいる。
 2018.07.30夜、手動でタイマーを霜取りモードへ。 何分維持したらいいのか不明なので、とりあえず6分後通常運転に戻し。
 2018.07.31朝 冷蔵庫温度計を200度までの正確なものへ、2時間後8℃だったので 温度調節レバーを中から2目盛強側へ。 温度計の先を水に入れ扉開けてもすぐには変化しないようにした。
 2018.07.31夜 庫内温度8.5℃、チルドを強にして小さい温度計をチルド内に。 手動霜取り10分、蒸発皿に新たな水少々あり、ヒーターは生きているのを確認。
 2018.08.01朝 庫内8.5℃、チルド4℃、冷凍OK、コンプ作動中。
 一般的な冷蔵庫の各室の温度
  冷蔵室 2〜6℃
  チルドルーム -1〜+1℃
  冷凍室 20〜-18℃
  野菜室 3〜7℃
 うちのは若干甘い気もしますが、連日の猛暑では致し方ないのかも。
 2018.08.01夜 庫内8.5℃、チルド4℃、冷凍OK、コンプ停止中。 手動霜取り10分で蒸発皿右手前から水少々、通常モードで直ちにコンプ作動
 2018.08.02夜手動霜取り10分やったと思うが、記録なし。
 2018.08.03夜 庫内10.0℃、チルド6℃、冷凍OK、コンプ停止中。 手動霜取り10分、蒸発皿右奥水少々、通常モードで少ししてコンプ作動
 2018.08.04夕 コンプ作動中、手動霜取り10分、蒸発皿水いつもより多め 庫内10.0℃、チルド6℃、冷凍OK、コンプ直ちに作動
 2018.08.05夜 コンプ作動中、手動霜取り10分、蒸発皿水いつも程度 庫内10.0℃、チルド6℃、冷凍OK、コンプ直ちに作動。冷蔵を最強へ。 霜取り不足?庫内温度上昇気味

 2018.08.06中華タイマー着、ばらしてみたところ構造は酷似していました。 左が中華、右が壊れた正規品。 ただしモーターに行くピンが1、3番に繋がってる(純正は1、4番)のでポン付けは無理。

 仕事が終わってから純正タイマーも摘出、ばらして歯車を比較、 純正の欠けた歯車に相当する中華の歯車のサイズは同じ様に見えます。

 実際乗せてみたところかみ合いました。そのまま組み立てて、冷蔵庫に戻し、小窓から タイマーが回っているのを確認、1時間後、タイマーの手動で回す部分が回転しているのも 確認。

 2018.08.07朝、タイマー設置からほぼ12時間後。 コンプ停止中、霜取りモードに入っていました。 この時の蒸発皿の水は手動時より多め。タイマーの歯車は停止、 霜取りが終わったとセンサーが判断したら再び回り始めるはず。
 30分後に見に行ったらコンプ作動中、タイマーの歯車回転、 蒸発皿に大量の水。手動霜取り10分/日では足りなかったようです。 庫内温度が徐々に上がっていたのは霜取り不十分の為でした。 しかしこれで完治と判断していいかと。 少し食品を戻し入れて様子見。
 夜、コンプ停止中、冷蔵庫9℃、チルド5℃。若干冷え改善。 霜取りモードではなくサーモによる停止だったので、本来はもう少し冷えているはず。

 2018.08.08朝、冷蔵庫8.5℃、チルド5℃、コンプ作動中。この辺が限界のようです。 霜取りモードから復帰して、数時間経過したタイミングでした。蒸発皿の水は 手動時よりは多め。これで霜は取りきれて安定作動状態に入ったと思われます。

 2018.08.19 その後問題なく順調に冷えています。蒸発皿の水量も安定。

 2018.12.27 気温が下がって来たので、冷蔵庫内はキンキンに冷えています。 今年の夏は異常な暑さだったので、あの温度で致し方なかったのでしょう。

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