2019.01.10 MSR WLIのポンプカップ
2019.01.10 MSR WLIのポンプカップ
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古いのを除いてMSRはポンプカップがゴム製なのですが、
ご多分に漏れず圧がかかり難くなってきました。
2013.12.09に導入しているので5年ほど経過。
そんなに高頻度に使用していたわけではないのですが、
取り出してみるとシリンダー壁に淵が接していない。
ゴムに細工する手もあったのですが、
いずれまた圧抜けする懸念があったので革で自作へ。
素材は昔々秋葉の靴屋に詰め放題で売られていた革の端切れ、
恐らく豚革。
シリンダ出口付近の内径は16mmぐらいでしたが、
小指を突っ込むと奥はもう少し小さいみたいでした。
素材を探し回ったのですが、ここは10ccの注射器が丁度で、
注射器の内筒でポトルに加圧できる程でした。
注射器内筒先に付いている黒いゴムでも代用にはなるのですが、
このゴムが恐らく天然ゴムで油脂類に耐性がなく不適、
一時しのぎにしかなりません。
革を水に沈め、十分浸水したところで内外筒で型押し。
内側は1/4sqの8mmソケットです。
ゆっくり自然乾燥させてからカップの形に余分を切り整えて、
中心を4.8mm(嵌る先は5.0mmですが、抜けると面倒なので小さめで)
のパンチで穴開け。
ミンクオイルをたっぷり塗って、シリンダーに戻して完成。
圧はしっかりかかるようになりましたが、燃焼時の臭いは不変のまま。
本当はこっちを何とかしたいのですが。
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