2019.02.27 マナスル121のジェット外し

2019.02.27 マナスル121のジェット外し

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 マナスル121のジェット(燃料噴出し部分)の件なのですが

 以前掃除するためにウォーターポンププライヤーで 燃料パイプを回避しつつ無理やり回し外したのですが、 少し傷つけてしまいまして、安定して回す方法を考えていました。

 とあるストーブブログを見ていて、ハゼットかスタビレーの特殊な角度のスパナ で回せそうではありましたが、あれ2k前後します。 ユニバーサルジョイントの専用工具もあるのですが、こちらも2k前後 (10年前ですでに4kだったそうです、とても無理)だったような。

 マナスルのニップルは西洋モノより少し小さく推定3.5mm前後(ノギスが入らないので)。 このサイズで何かなかったかと思い巡らせていると、 自転車のニップル回し、14Gが3.5mmでした。 ちなみに手持ちのパークの赤が3.5でしたが、これは加工にはまわせない。 DTスイスのは3点保持形状で不適、汎用のリング状のニップル回しにも3.5はありますが、 これをマナスルのニップル近辺に入るサイズに切るのはちょっと大変そう。

 アリババでspoke wrenchを検索すると、パークのパチモノの出来の悪い方が100円前後、 アームも細く溶接も点付け程度で切断加工は容易そう、ポチりました。
 マナスルのニップル周囲に入れ込んで手回しか、 最後だけ工具をかけて締めるかでどうかと。

 2w程で物は無事来まして、溶接部分を削りつつ切断、 ニップル近辺に銀円盤を入れ込むのは容易、 ニップルに対して工具側のコの字の口の部分がやや小さめだったので ヤスリで軽く修正しつつ面取り、ほぼ公差ゼロできっちり入りました。 この部分はそんなにトルクは必要なく、 銀円盤の指回しで十分緩められ、カキッときっちり締め込めました。 ウォーターポンププライヤよりは遥かにマシ。

 ニップルは二面長実測3.7でした。 中華工具の遊びが大きめで、こちらのニップルには丁度だったようです。 コミコミ80円ぐらいで回せるようになりました。
 自転車のニップル回しは 小刻みでサイズ形状多種多様にあるので 合う物を探し出せれば洋物にもいけると思います。

 それから最近80novaの火力調節ハンドルの回転が異様に粘って重くなっていました。 点火してしばらくすると、やや軽くはなるのですが、冷えると元通り。 真鍮パイプが歪んで寿命なのかと考えていたのですが、 古い灯油を燃やしたのでネバネバが溜まっている可能性も?
 ステップワゴンで使ったエンジンコンディショナーが余っていたので、 だめもとでパイプ内部に吹きかけて、 スピンドルをグリグリやっていたら劇的に改善しました。 タールの蓄積で正解でした。

 2019.03.19 82novaのプレヒート時に、 本体底で炎がめらめら燃える現象が未解決でした。 ひっくり返してシャカシャカする時に手が汚れるので何とかしたかったのですが、 やっと解決しました。底の丸い真鍮ナットの上面、本体と接する側が荒れてまして、 1000番紙やすりで磨いて面出ししたら収まりました。 バーナー本体と底の切欠が合ってない状態で組んであり、 ボルトが斜めったところにナットを締めていたので 荒れたのではないかと。

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