2019.08.05 メトロノームのBPM調整

2019.08.05 メトロノームのBPM調整

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 梅雨が明けて気温の上昇と共にメトロノームの設定が遅い方へずれてくるのですが、 脚を止めて鼓動が激しい状態で錘を紙一重、手の感触のみで動かすのがなかなか難しい。 何か良い手はないかと考えていたら、歩度調節、タイムグラファーなんて物があったのを 思い出しまして、本来時計の調節に使うものです。
 専用機は非常に高価、aliexでも15kからで無理。 PCを使ったびぶ朗は聞いたことがありますが、 入力インターフェースがハードル高かったような、 時計と比べると遥かに大きいメトロノームの音ならマイクだけでいける?
 スマホのアプリにそんなのがあるかと探してみると、ありました。 Clock Tuner、他にもありましたがこれが一番目的にかなってました。 スマホのマイクで音を入力し、アプリがグラフ化、自動で間隔を測定し、 各種単位に変換表示という動作。
 74.5BPM前後になるようにwittnerの錘の移動を短時間で繰り返すだけ、 1分間数えなくて良いので効率良い、超便利。
 ただし、SP-100の電子音にはなぜか反応してくれません。 音のグラフは出るのですが、間隔を測定してくれない。 通常音、ベル相当の音、どちらにも反応しませんでした。 アプリのバージョンを古いものにしてもダメ、 本来時計用なので必要な音意外に極力反応しないような 各種フィルタがかけてあるものと思われます。 フィルタが良い仕事しているとも言えるかと。
 PCの極小メトロノームの音には反応しまして、こちらは 1000分の1秒単位で間隔を設定するのですが、 796で74.5+、797で74.0+ぐらいで、それ以上追い込めませんでした。 これとSP-100を同時に鳴らして大体OKな設定にはしました。

 翌日からローラー台で実使用、 Clock Tunerで74.5強に設定し、ローラーに乗りながら10分毎に数えましたが、 実走で74.8〜75.0BPMぐらいでした。ちょっと早過ぎで途中で調節。 ぜんまい巻上げ直後は少し遅いので、74.2〜74.3BPM にセットすると実走74.5BPM前後になりそう。
 あとClock Tunerをしばらく使っていると測定しなくなるんですが、 設定、アプリマネジメント、データクリアで復帰することがわかりました。 freeのver2.63は30分間の使用制限があるようです。 今の所ver2.61 2.50 2.11が野良apkで入手可能ですが、 いずれも同じ仕様なのでver2.63で。
 再起動後、必ず設定から測定時間5sをタップ (これをしないとデフォ5sに見えるけど、実際には1sなので測定値が出ない ←これ不要でした、起動時のままで測定できます)、 感度はデフォのmidでいいようです。デフォ単位がBPHなのでタップしてBPMに。
 後日、巻き上げ直後74.2+で実走74.4+でした。巻き上げ直後74.3+でジャストみたいです。
 その後条件をいろいろ変えてSP-100で反応させる方法を探したのですが、 部屋の外で測ると結構反応してくれることがわかりまして、74.4+ぐらいに追い込めました。

 wittnerのメトロノームで実走10分毎の平均が74.6 74.7 74.8 74.9で、 終了後に測定したところ74.7+で合ってました。信用できますね。

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