2019.08.21 防湿庫修理
2019.08.21 防湿庫修理
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東洋リビングのAUTO DRYです。2つあって、後から買った大きい方が、
買った時からなんか調子が悪くてあまり湿度が下がらない。それでも騙し騙し使って
45%ぐらいを維持できていたのですが、最近特に下がらなくなって55%前後。
同じ部屋に置いてある古い健全な方は40%前後。
ググるとバネ切れ、バネ外れ、ヒーターのハンダ剥がれ、形状記憶合金の経年劣化、
などいろいろな原因があるようです。
ユニットを取り出して、動きを見たのですが、
上下にシーソー状の窓があって、
加熱時は形状記憶合金の内側バネが縮んで防湿庫の外側の窓が開き、除湿剤の水分を放出、
加熱終了すると形状記憶合金が冷えて外バネに負けて伸ばされて、
防湿庫の内側の窓が開き、庫内の水分を吸着、という流れのようです。
自分の固体はいつ見ても中途半端に窓が半開きでした。
ユニット自体は温かく、ヒーターは正常。
バネは普通の外バネと形状記憶合金の内バネと2つあるのですが、
どちらも切れたり外れたりというのはありませんでした。
ユニットを取り出して暫く放置していたのですが、
室温まで温度低下しても外窓がきちんと閉じない。
ユニットを眺めていて気付いたのですが、
形状記憶合金側のバネの下に割り箸の破片が差し込まれていまして、
これでバネの張りを微調節したらしい。
全然記憶がないのですが、コレ自分がやった?
それで正常に動き出して気分がいいとか達成感とかの記憶もない。
ググった画像を見てもそういう処理がしてある物は見当たらないし、
やはり自分でやったとしか考えられない。
しかしこうやって張り調節すればいいということもわかりまして、
もう少し厚みのある割り箸を内バネの上下に入れて、
よりしっかり内窓が閉じるようにしてみました。
形状記憶合金の経年劣化が原因なんですかね。
ユニット外側の汚れの付き具合を見る限り、外窓は完全に閉じてはいたようです。
内窓が完全には閉じない状態で吸湿剤を加熱除湿していたようで、
不完全ながら除湿されていたという事みたいです。
ユニット単体で通電して内側完閉じOK、氷のうで冷やして全開もOK。
箱に組み込んで通電、直後は外窓全開で庫内70%になってます。
吸湿剤が乾燥して通電終了した所で外窓が完閉していれば恐らく大丈夫かと。
1h程経過して徐々に外窓が閉じ始めまして、暫く後に完全に閉じてました。
さらに暫くして庫内湿度65%、良いみたい。
時間でヒーターon offに連動して窓開閉除湿し、
設定つまみで設定された湿度まで下がったら停止、赤LEDも消灯、
庫内湿度が上がったら除湿システムに通電、再稼動という流れのようです。
一晩経過して40%ぐらいまで下がれば健全らしいです。
6時間経過して55%ぐらい。
時々見てますが外窓は完全に閉じているか開いているかで動きに問題なし。
LEDはまだ点灯中。
こっちの防湿庫はLEDが消えたことがほぼなかったような気がするのですが。
8.22 24h経過して庫内湿度は49%ぐらい。外シャッターは閉じてます。
外気湿度は74%前後。なんか微妙なんですが…、外シャッターの閉じは問題ないと。
除湿剤の加熱時にしっかりシャッターが開くかどうか確認したい(せっかちなもんで)、
電源抜いてしばらくして再投入してみました。
するとユニットがいつもよりはるかに熱くなり、
10分後に見た時にはシャッター全開してまして、
作動は良好でした。通常運転時にはそんなに頻繁に加熱するわけでもないみたいです。
しばらくほっときます。
8.23 48時間後、付属のアナログ湿度計で46%、別途入れたデジタル表示の物で44%。
付属の湿度計はかなり正確ですね。除湿装置は同じで箱サイズが倍あるし、
中の空気が対流しているわけでもないし、トレーで仕切られてるし、
カメラとレンズでほぼ満杯で、
手持ちの小さいのに比べて除湿には時間がかかるようです。
8.25 13時頃外泊から帰宅したら備え付けのアナログ湿度計で38%(デジ34%)でした。
外シャッターは閉じてます。
8.25 23時、外シャッターが開いて除湿剤の加熱モードに入ってました。
8.26 6時頃、加熱モードが終わって外シャッターが徐々に閉じている所で、
しばらくして完全に閉じました。
電源切入での強制加熱モードと違い、通常運転時は加熱時間が長いようです。
湿度計アナ36%デジ34%
8.26 21時、湿度計アナ34%デジ31%、外シャッター閉、赤LED点灯。
ここまで下がれば十分です。
9.12 ようやく庫内の赤LED消灯を確認しました。アナログメータで32%ぐらい。
デジメータは既に取り出しました。
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