2020.02.13 コールマンヒーター崩壊

2020.02.13 コールマンヒーター崩壊

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 いつから使っているか記録もないコールマンヒーターですが、 内側に水平に張ってある1枚の板が、 熱膨張と収縮の繰り返しでデロデロに伸び、 ついに一部が崩落しました。以前延命を図るべく、 その手前に缶詰の缶の蓋(鉄)をあてがった事もありましたが、 缶の蓋が早々に硬化して粉々に崩落しまして、その後放置していました。

 ここに金属板を固定してもまた崩落するだろうし、 何か変わりの熱に強いモノはないかと思い巡らし…鋳鉄?
 ゴトク上に置いている鋳鉄のカンテキの巣はかなり熱に強い事がわかってきまして、 ならば鋳鉄の円盤はどうかと。鋳鉄でφ70mm前後の円形でと思い巡らし…、文鎮?
 卒業記念なんかでもらった記憶もありますが、今居る家には多分ない。

 メルカリで探すとコミコミ500円ぐらい、 中心に穴があって紐が通せるほうが都合がいい。 錆びてても塗装されてない方が処理が楽。 他には刀の鍔(ツバ)は適度に穴も開いていて理想的ですが、 コレクターズアイテム化していてレプリカでも高価、もったいないし無理。 適当な文鎮をメルカリで落としました。

 埼玉から数日で文鎮は無事届きまして、錆っぽいと思ったのですが塗装してあるようです。 焼いてから洗浄し、ほぼ塗装は落ちました。 再び焼いてほぼ鋳物の鉄の色に。

 コールマンヒーターへの固定は棒を横から刺すか、 上からつるかの二方法があったのですが、 ヒーター上面は平らにしておきたいし、簡単な横刺しから。 棒はチタンのゴトクを作ったときに折ったやつを、 加熱しながらなんとかまっすぐに曲げ伸ばしに成功したものを使用。

 早速運用してみましたが、周辺の暖かさは大差ないか、 むしろ熱が上に行き難い分暖かさが増したかも。

 ストーブの上に直火エスプレッソを乗せてコーヒーを抽出するのですが、 沸騰して抽出開始された所でヒーターをはさんで火力を下げるという使い方をしていました。 文鎮で火力が落ち過ぎて抽出が止まるのでは、という懸念があったのですが、 実際やってみたところ大丈夫でした。 多少上方向への火力は落ちるようですが、その分抽出は今までより更にゆっくり出来て、 むしろ好都合でした。

 鋳鉄いいですね〜、そのうち若い女性に鋳鉄が大人気、鋳鉄フライパン5年待ち、 鋳鉄女子、美人鋳鉄職人、そんな絵が見えました。

 XGK II expedition最終型を今期使い倒したのですが、 nova、WLIと比べて炎が非常に安定しているのに気付きました。
 novaは火力調節のスピンドル部分にゴミが蓄積し、 火力調節レバーを回すとそのゴミが剥がれてジェットの中で踊って、 炎が偏ったり火力が落ちたりという現象が見られます。 WLIは燃料チューブ内のワイヤー周りに同じくゴミが蓄積し、チューブがフレキシブル なためにワイヤーとチューブの位置が動き、ゴミが剥がれジェット内で踊る。
 XGKはハードチューブなので成長したゴミが剥がれ難いようで、 炎が弱くなったのが今期1回だけ、それも振って復帰しその後は再発なし、 ジェット内の分解掃除は一度もしていません。
 XGK EXにモデルチェンジして MSRはハードチューブを捨てたわけですが、 いろんなヤツ出しといた方が良かったような気がします。

 2020.02.21 φ3.0の真鍮丸棒でコの字ゴトクを作ったのですが、一発で溶けました。 周りに飛び散ってカンテキの巣やコールマンヒーター、文鎮が一部真鍮色になりました。

 02.23 φ3.0のステンレス丸棒でコの字ゴトクを作りました。 こちらはとりあえず大丈夫、一番耐火性が高いような。



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