2020.04.19 MSR XGK II expedition プレヒートマット入れ替え

2020.04.19 MSR XGK II expedition プレヒートマット入れ替え

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 燃焼中にノズルが詰まった感じがあったので、 一時的に消火、シェイクしていたら何かが舞い落ちまして、 プレヒートマットが割れて脱落していました。
 これは白っぽいのでおそらくガラスマット。 nova用にと前もって網状のガラス繊維をアリババで買ってあったので入れ替えに着手。
 初期モデルでは点火装置があった所なのですが、 最終モデルではボルトナットに退化しておりまして、これを取り、 ステンレスパイプをその部分の方向に回すとバーナー本体が外れて持ち上がる、 という構造なのですが、 ヒートパイプと内側に出っ張ったゴトクを通す部分とが当たって回らない。 しばし観察しましたが、強引に回す以外の方法はない構造。
 意を決して回しました。外側の風防が盛大に歪みましたが、外れました。 この時点では風防を元に戻す方法を考案してませんでした。 方法が見つからなかったらボツになるので写真は撮ってませんが、 ひどい状態でした。
 マットを三つ折にして、ボールペンを刺して穴を作りラジペンで穴を広げ、 バーナー底に仕込み、また強引に回して元に戻しました。
 アルミ風防は歪んだまま。 ハードチューブが付いた大多数の中古XGKの風防が歪んでいる原因がわかりました。
 ある程度フリーハンドで円形に戻しましたが、なかなか納得いく所まで整わない。 大き目のコップを被せてグイッと押し付けてみましたが、 外すとアルミの弾性で若干戻る。 何かワッカ状の物を被せておいて内側から押せればいいのですが。


 方々探し回った所、内径77mmサイズの塩ビ管がジャストフィット、ミッシリ被さる。 アルミ風防と塩ビとの隙間のある所をラジペンの柄で外側に向かって押す。 塩ビがいい感じで外側にたわんで、力を抜くとアルミ風防がちょうどいい所に収まります。


 全周に渡って修正して塩ビを外すと、完璧、これなら納得の出来。

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