2023.02.10 XGKのGKジェット

2023.02.10 XGKのGKジェット

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 消耗させてしまいました。
 本体購入時に付いて来たGKジェットですが、 しばらく使っていると炎がいつも同じ方向に片寄る、 という症状がありまして、これの原因がジェット内側の小穴近辺のス。 内部を照明しつつ中を覗ける道具を使いようやく見つけました。
 スの部分に煤が成長し、ガスの流れがいつも同じ方向に片寄る。 このスをピンバイスに1mmのドリル刃を付けて削り取りまして、症状消失。
 すると今度は常に反対側に炎が片寄る、点火直後から消化まで。 ジェットの出口を観察すると、傷がついているような。 そこで1.5mmのドリル刃でその傷を削り、 ジェット穴のZ軸方向の肉厚がどんどん薄くなっていたのが シェイカー針の出具合から判断できたのですが、 肝心の症状は改善せず。
 そこで片寄るのと反対方向へガスが流れるのをイメージしつつ、 穴の出入り口を若干変形させたら穴が急拡大したらしく、 常に赤火のあり得ない大火力。
 あと最近ごみが詰まるたびにジェットの出口から針を差し込んで掃除してました。 しかし内側に詰まったゴミを外から押し込んでもまた同じゴミが詰まるわけで、 ゴミが行ったり来たりして針刺し回数が増大したのも穴を拡大させた一因かも。
 今後外側からの針は封印、内側からのシェイカー針一択で、 内側から外にゴミを出すようにしてみます。
 Xジェットも使ってみたのですが、灯油だとすぐ詰まって使い物にならない。
 あらかじめ購入していたメンテキットのGKジェットに交換して復旧。 切削油でも付いているのか、最初は赤火が多いですが、 小一時間も燃やしていると青火安定。
 旧XGKのジェットが払底する前に仕入れとこうかと、 モチズキさんに問い合わせ。旧ジェットまだあるとのお返事で、2つ確保。 2つでコミコミ2kちょっと。
正式名称は、XGK エクスペディションジェット(GK)
 この辺novaは全く問題ないので、 詰まりにシェイクでのみ対応なら穴の拡大は相当先送りできるかと。
 歴代XGKのジェット。 こちらから引用。 この画だけで完結させるべく赤字は書き加えました。今回購入したのは右から2番目。 現行の最右はピッチと径が違いますが、左の4つは同じでねじ込めるそうです。 ちなみoptimus novaのジェットも左の4つとピッチ、径は同サイズだそうです。

 2004年頃のハードチューブ最終型はXGK II、XGK Expedition、XGK II Expedition と3種類の表記があるようですが、輸出先によって表示が違うそうです。 その辺の話はこちらに

 2023.03.20 XGKに新しいジェット付けて万事解決とはいきませんでした。
相変わらず、ジェットにごみが詰まりまくる。ジェット内にススがたまって シェイカー針が定位置まで下がらない程に。それで針が浮いて出口を狭め火力が落ちる。
 ワイヤー出し入れでは改善せず、 NOVAで使ったクレのエンジンコンディショナーを思い出し、 チューブ内に注入してワイヤー出し入れ、しばらく置いて、 燃料通して黒い液体排出、これを2回繰り返しようやくススが収まりました。
 しかし炎が赤く、ススが出ている、 これはバーナープレートがグニャグニャに変形していたのが原因で、 ガスの流れが乱れていました。アームはニクロムに換えてから消耗しなくなってます。 プレートのみ作り直しで解決。 さらに新ジェットの出口付近をごくごく軽く面取り。 これらの処理でやっと普通に燃えるように。


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