2023.06.11 プリントの結果が思い通りにならない
2023.06.11 プリントの結果が思い通りにならない
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メインプリンタはコニカミノルタのbizhub 4020i。
スキャナーで取り込んだドット絵pdfの所々にテキスト文字を上乗せしたものを
印刷して書類が完成するのですが、
ドット絵の罫線が肉眼でわかる程度の細かな振幅、
振動数の波で表現されていました。
テキストは当たり前ですがビシッとした直線で表現されるのに。
PC、プリンタいろいろ変えてテストすると、
罫線が肉眼でわからない程度に高密度に印刷される組み合わせがある。
違いは何か、条件振って散々テストした結果、
どうも肉眼でわからない場合は1200dpi、わかる場合は600dpiらしい。
とあるドット絵の網掛けを1200dpiで印刷すると濃い、600dpiだと薄い事に気づき、
その網掛けの切り抜きと、
前出の書類の罫線を一部切り取った物を同一pdf上においてプリントし得られた結論。
ところがプリンタドライバ側、プリントソフト側それぞれ1200で指定しても
得られる結果は600(前出の網掛けが薄い、直線も波が見える)、
という事がありまして、なんでそうなるのか。
これがどうもドライバの種類によるらしい。
win11はwin付属の汎用のPS-PPD Type 2(印刷設定が質素)で1200ok。
win7、これが苦労しまして、
コニミノHPにあるドライバUniversal PS v3.9.2の[印刷設定が細かい]場合で1200ok。
この[印刷設定が細かい場合]どうやったらこれになるのかよくわからない。
たまたまUniversal PS v3.9.2にしてみたら今まで見た事がない細かいのが出てきて、
試しに印刷してみたら1200だったという。
そこでプリンタドライバ選択画面の1つ上にあるUniversal PS(v3.9.2なし)にしてみたら、
印刷設定が簡素でも細かいでもない普通ので、1200指定はできるが結果は600。
再びUniversal PS v3.9.2に戻しても印刷設定が細かくならず、1200の結果も得られない。
ドライバ削除して入れ直したり、再起動したり、
何度もやっていたら再び印刷設定が細かくなりまして、
細かい印刷設定の発動の条件はよくわかりませんでしたが、
win7のドライバはもういじりたくない。
ちなみにwin11にUniversal PS v3.9.2を入れると普通の印刷設定で、
結果もおそらく600まで。
こちらはPS-PPD Type 2に戻すと印刷設定も素直に質素に戻ります。
この現象はコニミノのプリンタの場合だけです(多分)。
フジのC3375は何も悩むことなかったので。
コニミノはPSとかPCLとかPDDとかverもいろいろとドライバの種類がやたらと多くて、
どれが最適なのか、どう変わるのか、
実際に印字しても肉眼で変化がわかりませんでした。
印字設定で出てくるメニューがガチャみたいなところがある。
普通そのプリンタ機種用の、使ってるOS用の、
最新のドライバ入れたらそれで終わりなはずなんですが、
実際には一番使わないOS内蔵ドライバが一番使えた。
原因の切り分けに膨大な時間と紙とトナーを消費しました。
実際のコニミノ4020iでのプリント結果です。左列の十字のサイズは縦横3.5mm程。
左上、データはスキャナで取り込んだ十字線と網掛け。この結果に悩まされました。
罫線が容認できない、網掛けはこれでOKでしたが。
左下、データは上と同じ。これを目指して条件振ってみたわけです。
拡大すると波なのですが、こちらは肉眼ではわかりません、網掛けは黒過ぎる。
右上下、txt文字とtxt罫線。印字はビシッとした直線です。
拡大しても1200と600とでほとんど差はわかりません。
自分の環境では薄い網掛けが欲しい場合は600か300、罫線重視なら1200。
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