2023.07.16 割れたガラスの補修

2023.07.16 割れたガラスの補修

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ヒビの周りのモコモコがエポキシ  カスピ海ヨーグルトの発酵に1Lのガラス瓶を使っているのですが、 過去に3回割って現在4個目。 冷えたビンにいきなり熱湯を入れて1回、 熱いビンに冷えた牛乳を注いで2回割りました。 すべてひびが入っていますが形状は保たれており分離してはいない、 じわじわ水が漏れる状態。
 いつか修復方法が見つかるかもと、 割れたやつを残していたのですが、やっと見つかりました。
 使うのは2液エポキシ接着剤、ダイソーで100円。 ヒビの上に外側から乗せると漏れなくなる。
 ←ヒビの外側の透明なモコモコしたのがエポキシ

 お茶の保存に使っている2.2Lのアクリルボトルもぶつけたりして2回割ってます。 これも割れたのを保存し、修復方法を検討していて、 1つ目は溶けてヒビがくっつかないかと、ライターの炎で過熱してみました。 しかしこれが意に反して、線状のヒビ部分が収縮して大穴に拡大、失敗、廃棄しました。
 アクリサンデーという手もあるのですが、飲料水を入れるので溶剤モノは避けたい。
 2つ目の修復に使ったのが2液エポキシ接着剤、この時が初使用。 ヒビの上に接着剤を乗せると漏れが止まりました。 修復後しばらく使っていますが特に問題ないみたい。母材への食い付きが非常に良く、 若干しなってアクリルへの追従性も良い、 瞬間接着剤みたいにカチカチになって簡単に割れたり、 塗布部の周りが白くなるという事がない。 それでガラスにもいけるのではという事で使ってみたのでした。

 最初にガラスピンを割ったのは10年以上前でしょうか、 台所の奥底から2つ発掘してきました(3つ目割ったのはつい最近)。 ざっと洗って、 ヒビ部分を1000番の耐水ペーパーで磨いてから接着剤を乗せていきました。 10分ぐらいで固まり始めるので一度に処理するのは2瓶が限界。
 24h程放置して完全硬化しているのを確認、水を張って6hほど放置して漏れがないのを確認。
 食洗機で洗浄して、修復作業後5日程経過後にヨーグルトの発酵に実践投入。 特に漏れる事もなく無事発酵終了。出来たヨーグルトを消費中。特に問題ないみたい。
 瓶が粉々にならない限りいけそうです、 ガラス瓶の予備が3つも出来てしまいました。

 エポキシは完全硬化後は不揮発不溶出で、接着剤はヒビの外側に塗っており (内側に塗ろうとは思いませんが)、 食材との接触は極々軽微で問題ないと考えています。

 2023.08.15 しばらくヨーグルトの発酵に補修した瓶を投入していたのですが、 熱湯での瓶の殺菌時とレンチン加温した牛乳を入れる時にヒビが広がります。 一度ひびが入ると温度変化で容易にヒビが広がるようです(ヒビなし瓶比)。 漏れなければまあいいかと使い続け、ヒビは広がり続け、ついに漏れました。 速やかに湯を沸かし、健全な瓶を殺菌し、中身を移して事無きを得ました。
 再びエポキシ接着剤で広がったヒビを補修。 ぐるっとヒビが一周したらそれ以上広がらなくなる? ヒビが広がるのは最初のヒビの両端のどちらか一方のみです。

 2023.10.03 その後、プラのお茶のピッチャーは問題なく使えています。 ガラスの方なのですが、熱湯で殺菌してちょっと温めた牛乳を入れるので、 補修後数回使用でヒビが拡大したり、接着部分から漏れたりという事が頻発。 ついに瓶が真っ二つになりまして、継続使用は難しいかという状態。


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