2023.12.16 nuviの GPS week number rollover

2023.12.16 nuviの GPS week number rollover

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 電波時計がひと段落したので、 いまさらですがgarmin nuviの GPS week number rollover 問題。 日付が2019年4月7日→1999年8月22日に戻るという問題。 nuvi3750ではこの現象が見られず対策済み。 3790は対策されておらず、現在2004年5月1日と表示されています。
 当時は如何ともし難かったのですが、 そろそろ何か対策方法が見つかったかと検索してみた所、
System/GPS フォルダ内の
 ARC.BIN
 BEE.BIN
 mt.nvm
 この3つのファイルを更新すればいいらしい。
 比較してみた所、 3750のこれらファイルと3790のとはサイズが結構違ってまして、
 サイズは順に
 3750(149 731 9KB)、
 3790(149 335 8KB)。
 最悪起動しなくなるかもしれませんが、 3750のを3790にコピペしたらどうか。 ということでやってみたのですが、反応なし、何も変わらず。
 更に検索して、 gpspower のフォーラムに Nuvi 37xx clock roll over patch files request
 というのがあり、 親切にも3790の最新の3つのファイル(GPS.zip)を、自己責任で使えよと 上げてくれている 方がおられます。(←コレ、自分の3790ではダメでした。それどころか…)
 ただその後うまく行ったとかお礼とか、 反応がなにもなく終わっているのが気になりますが。
 gpspowerサイトのアカウント取得しないと肝心な所が見れないので取得してDL。 3750の3ファイルとサイズは同じでしたが、中身は違う。 2023.12.10この3つを3790のGPSフォルダに移動してGPS受信させてみましたが、何も変わらず。
 nuviサイトに
 (ロールオーバー発動まで)再起動のタイミングや無起動状態から 内蔵バッテリーが消費される10日前後まで猶予がございます。
 との事なので、3つのファイルが発動するには最長10日前後?の時間がかかるみたい。 そんなにしょっちゅう日付を見に行っているわけではないのでしょう。 確かに2019年4月7日ピッタリには日付は戻りませんでした。 こないなと思って数日経過してから日付がおかしくなったと思います。 3750の3ファイルでもよかったのかもしれませんが、 既にGPS.zipを解凍したものを格納したので、2023.12.10そのまま待ち。
 2023.12.11 ちょっと反応があって、 トリップランナ内の上段の[予定されているトリップ]が二重に表示されるようになりました。
Aルート
Bルート
Cルート
Aルート
Bルート
Cルート
 という感じ。前のAを変更すると後のAも変更される。 まあこれぐらいなら後で何とかなるだろうと、 ロールオーバー解消を待ちましたが、 日付は2004年のまま変わらず。 この時は気付かなかったのですが、 [未スケジュールのトリップ]も二重になっていたらしい。
 2023.12.15 その後は変化なく、 3.5h程車載でも使ったのですが日付は2004年4月のまま。

 3750のGPSフォルダ内の3ファイルに入れ替え。
 日付は2004年のまま。 トリップランナ内の上段の[予定されているトリップ]が三重に表示、 実はこの時下の[未スケジュールのトリップ]も三重になってまして、 ルート表示がいっぱいで、 これ以上新しいルートを追加できない状態、これは非常にまずい。
 system/trips内の最後のファイルをPCに保存し、 trips内をすべて消しました。 空になった所に新たなルートを作ると、 同じルートA A A …で表示が埋め尽くされ、 やはり新たなルートが作れない。
 system/GPSフォルダを削除し、再起動すると新たにGPSフォルダが作られ、 内容も3790の元の小さめのファイル3つが復活。

 Garmin ExpressをPCにインストし、3790を接続、 更新ファイルがいくつかきていたので北米地図とアイコン以外を更新しましたが、 tripsの不具合は改善せず、rollover対策もなく日付は2004のまま。
 再びtripsフォルダ内を空にして、PCに保存した最新のtripを戻したのですが、 トリップランナをつつくとフリーズ。

 要するに、現状では
 tripsフォルダを空にすると同じルートで表示が埋め尽くされる。
 tripsフォルダに最後のtripを戻すとフリーズ。
 数回やってもダメ。
 初期化もやってみましたがダメ、
 再びGarmin Expressに接続、初期化で消えたらしいファイル2つ更新してみましたがダメ。

 マイナーで旧型のnuviのこんな特殊な状態を元に戻す方法がネット上にあるわけもなく、 万事休すかと思われましたが、 3750のtripsフォルダ内の全ファイル(数十個あります)を3790に入れて再起動、 トリップランナを見ると空。 そこにルートを1つ作ると1つだけ表示される、正常状態に戻りました。 危なかった〜。
 3790のtripsフォルダ内の全ファイルを保存してから消すべきでした。 最後の1つだけではダメ(しかしそれで戻るかどうかは未確認)。

 3750と3790ではGPSファームウェアのverが順に3.02と2.60で違い、 GPSフォルダ内の3ファイルをコピーしただけでは verの数字は変化しませんでした。 rollover対策には このGPSフォルダ内の3ファイル以外に、 GPSのバージョンを変化させるファイルの更新も必要なはず。

 また3790のrollovere問題が対策されているならば Garmin Expressで降りてくるはず。 降りて来なかったという事は、 今の所対策はないという事のようです。

 上のフォーラムの方がGPSフォルダ内の3ファイルでいけると判断したのが、 ロールオーバーなしのnuvi50LMとありのnuvi30を持っている方の話で、 50のファイルを30にコピーしていったところ、 GPSフォルダ内の3つを移動させた所でロールオーバーがなくなった、 2つ目のnuvi30はGPSフォルダ内の3ファイル移動のみでロールオーバーがなくなった、 という記述。
 nuvi30のGPSのファームがいくつだったのか不明なんですが、 garminサイト見るとファーム3.00以上でロールオーバー対応らしい。 3790は3ファイル移動しても2.60のままだったのでファームを3.0以上にしての 3ファイル移動でいけるのかもしれません。 3750内にそれに当たるファイルがあるとしても、 3790にコピペでいけるのかどうか。 systemフォルダ内のファイル構成は3750と3790で結構違い、 ver違いの同じファイルの並びではないです。

 3750と3790のファイルを眺めていたら、あやしいのがありまして、
 GUPDATE.GCD
 サイズは順に66,484,307 / 50,761,283 B
 ファームウェアのupdate用らしいのですが、 3790のは最後のupdateと言われているsystemファーム5.10です。 これ起動するたびに当ててる? 機種違いのを入れると文鎮化か再起動ループらしいので、 安易には入れられない。3790も3790Tとか3790LMTとか細かなバージョン違いがあるので、 対策された3790系統があるのかも知れませんが、素の3790とはやはり違うのかも。

 GPSフォルダ内の3ファイルって実行形式ではなく、 起動するたびに日付が最近のに変わるし、 フォルダごと削除しても復活する事から、 切断時の状態保存データと考えるべきかも。


 いろいろ弄繰り回したnuvi3790ですが、
 上段のバー色が緑から青に変わった。
 左下のルート案内時の到着時刻が、経由地から目的地の到着時刻に変わった (上の写真は到着後で現在時刻表示に変わっていますが)。
 ググるとバー色が青の3790も少数ですがあるようで、何かの更新由来でしょうか。 緑の方が良かったような気はしますが、容認。 到着時刻の変化は好ましい、このまま使います。
 これらの変化は3750には出ていません。


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