2020.03.29 RnineT racer タイヤ交換

2020.03.29 RnineT racer タイヤ交換

Home



 4100km経過し、メッツェラーZ8の前輪の溝がなくなり始め、 近々車検もある事から120と180のタイヤを検討していました。 そこにロッコル素がセットで36000ちょっとという所があり発注。 ロッコルは中華製造になり安く出回っているそうです。
 来た物も中華製で、しかも2018中頃のほぼ2年前のやや古めが来ました。

 2020.03.29 オド4104km9時ごろから着手、前輪から。Rスタンドupは問題なく、 前輪脱着で748と違うのがABSセンサーの脱着ぐらい。 シャフトの右は22mmヘキサゴンこれは多段の手持ちがあったのですが、 左が12mm、探し回ったのですが、 ストレートで購入したバイク用プラグレンチの工具をかける所が12mmの6角で、 コレを刺す事で抑える事が出来ました。 手で押さえるぐらいでもOKで、ほとんど共回りしませんでしたが。
 ミミめくりの上側は問題なかったのですが、下側が難航、 メッツェラータイヤが非常に硬く、レバーが起きない。 BMWのホイールの谷が浅いのかめくるのに非常に抵抗がありました。 それでもレバーの幅分めくって行って何とか外しました。
 ロッコル前輪も固めでしたが何とか入りました。
 プロテクタの痛みが激しかったというのもありますが、 ホイールにはやはり多少の傷が入りますね。

 前周りを元に戻し後輪へ。 片持ちですがM10ボルト5本で止まっており、 下調べではサイレンサーを外す必要があるとの事でしたが、 Rブレーキを外せばいけるという話もありました。
 手始めにタイヤのエアを抜いてホイールのボルト5本を外し 各部クリアランスを見たのですが、スタンドの水平部をホイールのセンター穴に 深く刺したためスタンドシャフトが左側に出っ張っていました。 まずコレが邪魔、あとはブレーキ外せばいけそうな感じ。
 ホイールを付けなおして車体を一度スタンドから下ろし、 スタンドシャフトのホイールセンターに刺さる部分が内側に出ない所まで抜いて再度上げ。 ブレーキを取ってからホイール固定ボルト5本抜き。 知恵の輪状態でしたが何とか摘出できました。

 左後方にグイッとホイールを抜こうとした時に、 車体が大きく左に傾き、210kgの車体がのしかかって来まして、 非常にやばかったのですが、 サイドスタンドを出して作業していたので、なんとかそこで傾きが止まり、 押し戻せたのでした。危なかった。
 後輪も下のミミめくりが難航し、ビードワイヤーを切って何とか抜き去りました。

 後輪を入れるのは特に問題なかったのですが、いつかはやるだろうと思っていた 回転方向を間違えるのをやってしまいました。 ホイールスポークの見た目が748のホイールとは逆向きだったのが間違えた原因。 車体に入れた所で気付いて、また車体から抜き出し、上下ビードめくってタイヤ外し、 ひっくり返してまた装着。
 引っかかりなく車体にセットするため、ミミ上げは車体に入れてからに。 後輪ミミはムニっという感じで上がりまして派手なパーン音はしませんでした。
 少し高めにエアを入れて、後輪周りも組み付け、作業終了。後片付けし終わったのが13時。 4時間もかかってしまった。初回の車体は段取りを検討しながらになり、 どうしても時間がかかる。

 昼食摂ってF2.5R2.7のメーカー推奨値にセット、14時ごろ皮むきへ。
 出てすぐの左コーナーでいつも通りに軽く加重をかけたのですが 後輪がズリーっと外に流れ、アクセルを戻したらグリップ回復、 反対側へ振られあわやハイサイド、何とか持ちこたえましたが危なかった。
 今まで散々自力で交換してきたのですが、 新品タイヤが簡単にすべるというのを初めて体験しました。
 RnineT racerは滑り防止機構が入っていたと思うのですが、調べてみると ASC(オートマチック・スタビリティ・コントロール) というものが入ってますね。急加速時後輪が滑ったらトルクカットするらしい。 縦方向のすべりには有効のようですが、横方向には? 発動したのだろうか。
 アクセルガバ開けしたわけではないし、メーター表示の変化には気付きませんでした。 過信はしない方が良いですね。

 中華ロッコルやばい?
 その後ビビリながら少しずつ寝かしていきましたが以後すべる事はなく、 最終的にはいつも通りのペースで峠で寝かせられました。 若干硬い感じはしますが、コレは空気圧で何とでもなりそうなレベル。 中華製でもロッコルはロッコルという感じで、好印象でした。 同程度の値段で見つけたら次回も履きたいですね。

 走行後。端まで容易に接地します。
 タイヤ交換後、メーター内に特にエラーは出ていません。
 748の3本スポークの鋳物ホイール比ですが、BMWのホイール薄くて軽いです。 最近の自転車の薄軽シートピラーと同系統素材みたい。 両車で車重差が10kgしかない秘密はこの辺にありそう。


 作業後、タペット調節工具が12mmだったような、と思い出しまして、 引っ張り出して測ったところ、工具側が12mm、ナット側が8mmと9mmで好都合でした。 8mmヘキサゴンを刺して、 12mm側をBMWシャフトに刺す、で次回から。


 さらに思い出してみると、FIAT500のオイルドレンボルトが12mmのヘキサゴンで、 購入していたはず…、自室の特殊サイズソケット置き場にありましたorz。

 04.05 タイヤ交換から1週間後、倉庫から引っ張り出してきまして、 前後の空気圧はほぼ入れたときのまま、異常な減圧はありませんでした。 うまくいったとみていいようです。峠まで行って来ましたが今回は滑りなし。
 ホイールの傷つけた所はタッチアップでほぼ見えなくなりました (という事にしておこう)。

 トルクはFアクスル50Nm、Fブレーキ38Nm、Fアクスルクランプ19Nm、 Rホイール60Nm。ほぼGooseと同じです。

Home













inserted by FC2 system