2020.10.17 RnineT racer バッテリー交換

2020.10.17 RnineT racer バッテリー交換

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 バッテリーは今年春先の最初の始動時に上がっていて、 充電後だましだまし使ってきました。 ついに先日、乗った翌日にもかかわらず一発で始動出来なくなりました (その時は一度off後onで始動出来ましたが)。 新車搭載品で3年5ヶ月持ったので、まあ十分です。
 バッテリーはタンクの下にあり、交換に手間がかかるので、 上がり耐性の高そうなGSユアサYTX14-BSを選択。 車体の充電電圧は14.6〜7ぐらいで安定しているので、6年は持って欲しい所。 ヨドバシから取り寄せたYTX14-BSはインドネシア製でした。 箱出し状態で12.3vぐらい、一晩充電して12.8v。
 あわよくばガソリンタンクを持ち上げるだけで(カプラー類を外さずに)交換したい。 ヒンジが後方に付いており、前方を持ち上げるのは想定されているらしい。 最悪前方を持ち上げて、液燃カプラ2、電気カプラ2(←1つでした)、外して、 後方のヒンジ外してタンク除去という手順でしょうか。 初めてなので試行錯誤しながらになり、時間取られそう。

 2020.10.17 雨の土曜日、0700から着手。
 1.まずタンク右に付いている銀色のエアインテークカバーをボルト2本抜いて、 エアインテークの黒い樹脂パイプ先端にはまっている大Cリングを引っ張って取る。
 2.テール下のボルト1本抜いてテール取って、
 3.ストッパー引き上げてシートを後方に抜いて、
 4.ボルト3本x2抜いて両サイドのアルミのごつい飾りx2取って、
 5.ボルト1本抜いてタンク後端に固定してある黒い電気関連の箱を後方に引き抜いて (コレ前側2箇所が差込になってます注意)、
 6.タンク後端のヒンジボルト緩めて、
 7.タンク前下の固定ボルト左右取って、
 8.タンク前側を跳ね上げてABSユニット上面とタンク下側に木を挟んで固定。 木はもうちょっと長くて厚み半分ぐらい(1x4ぐらい?)が理想、 これはちょっと上げ過ぎ、ゴムホースにちょっと無理させてます。
 9.タンク左底の側面燃料ポンプには燃料カプラ2つ、電気カプラ1つ。 燃料カプラはマニュアル通りストッパーを押すと軽く抜ける。 カプラ周辺のガソリンが少し出るので注意。 電気カプラは引っ掛けを解除しつつ引き抜く。
 10.タンク底後方左右にドレンホース?2本、これも硬いが引き抜く、 ストレートのホースプライヤーが役に立ちました。 次回軽く抜けるようにシリコングリス塗布。
 11.支えの木を抜いてタンクを元の位置に戻し、タンク後端のヒンジボルトを抜き、 タンクを下ろす。
 12.エアクリボックス後面に刺さっているボルト1本抜いてバッテリーの固定金具を外す。
 13.バッテリーターミナルマイナス→プラス(赤)の順に外す。
 14.バッテリー右側に近い所にあるハーネス固定タイラップを1本解除、スペースを作る。
 15.古いバッテリーを上に引き抜く。
 16.新しいYTX-14BSを滑り込ませる。バッテリー幅がほんの少し広く、 バッテリーボックス左右の浅い出っ張りの間に入らないので、片側のみ接触させる。 固定金具は無理なく引っかかり、固定。
 17.バッテリーターミナルプラス(赤)→マイナスの順に固定。 BM純正バッテリーはナットが直付けなので、別にボルトナット用意しとく。
 18.バッテリー右に位置する太いハーネスの外したタイラップ再固定。
 19.バッテリー上に位置する黒い箱とジャンプ端子などを右後方に避け、 タンクのドレンチューブ2本、燃料ホース2本、電源1本を適当に配置。
 20.タンク乗せる、後端のヒンジボルトをゆるく留めて、
 21.タンク前側を跳ね上げ、ホース4本、電源1つ繋ぐ。
 22.跳ね上げたタンクを正しい位置に戻して、タンク前下側のボルト2本固定。 タンク後端のヒンジボルト固定。
 23.タンク後端の黒い電気箱を後方から滑り込ませてボルト1本で固定。
 24.左右のごつい飾りx2をボルト2本x2で固定、プラス側ジャンプターミナル周りを ごつい飾りの間にボルト2本で固定。シート戻して、テール戻してボルト固定。 タンク右の銀色のエアインテークカバーの先端をインテークパイプにはめ込んで、 ボルト2本でタンクに固定。

 イグニションonでエラーなし、燃料ポンプ停止後、内蔵電圧計で12.3vぐらい。 スタータonで勢い良くセル周りエンジン始動、しばらく回してエラーなし、 燃料漏れなし。エンジン停止直後13.1v。
後片付けして0930、2.5hかかりました。 一番大変だったのはタンク後方の細いドレン2本を引き抜く所でしょうか、 指爪を傷めました。他は時間はかかりますが、停滞せず進行していきます。

 バッテリーを外した時に補助電源は繋ぎませんでした。 事前に見た海外youtube動画などではオヤジ達は皆繋いでなかったので大丈夫なのかと。 結果、トリップなどはリセットされていませんでしたが、時計がずれてました。 日付は小の月が認識されてないようで、日はずれてましたが月はそのままでした。

 初回なのでやはり試行錯誤、 あれが要ったこれが必要で手を止めて倉庫と部屋を何度も往復、時間がかかりました。
 外したバッテリーは12.44v、充電してみましたが直ちに満充電表示でほとんど電気が 入って行かない、やはり終わってました。
 タンク後端のみ持ち上げてバッテリー交換出来ればと思っていたのですが、 ぱっと見無理そうだったので今回はタンクを降ろしました。 ドレン2本抜いてからタンク後方を大きく持ち上げれられれば、 いけるかもしれませんが、タンク前側に傷付けるリスクがあるかも。 次回試してみます。

  twitterのこちらに タンクを降ろさずに、後方のみ跳ね上げてバッテリー交換した写真がありました。 後方のドレン2本の出ている位置が鉄タンクのracer(素はアルミ)と違うようですが。 作業前に見ていれば…。

 Gooseだったらシート下ですぐアプローチできるし、 748だったら右サイドカウル取るだけだったのですが。

 Oリング フューエルコネクター 13537700797、これ抜くたびに交換しないといけなかった? 付属マニュアルによると損傷がないか点検し、必要に応じて交換、としか記載ありません。 2車検ごとに燃料ホースとカップリングを交換、とは書いてあります。 特に損傷はなく再利用しました。 抜くたびに交換はやりすぎでしょうか。
 念のため、Oリングのサイズはと調べてみると
 ID7.65xW1.78xOD11.21mm FPM Viton =フッ素系
 汎用品 AS568-011。このサイズのフッ素ゴム素材だと、 AS568-011-FKM-70 34円ぐらい、AS568-011-D 50円ぐらい。 10個コミコミ374円の所に発注。ちなみに純正品は国内で1個490+税だそうです。 硬度が70と90とあるのですが、 硬度70でmax 3MPa、 硬度90はmax 6MPa≒60気圧(油圧シリンダーなど用)。 インジェクションはポート噴霧で0.4MPa(直噴で5〜20MPa)なので硬度70で十分です。
 そのうちエアクリーナ交換することになるので、 その時に一緒に換えるか検討します。

 翌日試走して問題なし、乗った感じもエンジンスタートしてしまえば特に変わらない。

 エアフィルター調べていたのですが、 純正は[ 13717706414 エアフィルター ボックス ]で、サイズが153.3x93.3x67.3ぐらい。 同じ空冷1200のHP2系の純正は 13717672552 。 K&Nの互換フィルタは1種類で両方に対応なので、枠のサイズは同じらしい。 違いは何?透過率?aliではHP2用の方が少し安いのですが、 RnineT用を発注しました、コミコミ1009円。 aliのフィルタ画像を見る限りではヒダの数が違う、 nineT用が32でHP2用が30、それでHP2用が安いのかも。



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