2023.06.17 RnineT racer スタンドに下駄

2023.06.17 RnineT racer スタンドに下駄

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 2023.06.17 R9Tracerのスタンドの先端に下駄履かせました。 Aliexで2k弱1w程で着。アルミの塊でズッシリ重いです、デキはかなり良い、 使おうと思わせてくれる工作精度。

 サイドスタンド使用時の傾きが確かに大きいのですが、それは許容してました。 我慢できなかったのがスタンドの出し難さ。 スタンド先端部をブーツ踵で踏んでも滑る、 まず1回では出ない、何度かやってやっと、時に手で出してました。 出す為の突起が一応あるにはあるのですが、 スタンド支点の近くに寄せてあるので重く、 出っ張りも極小で使えない。

 この下駄付ければ接地部分が外側に広がり、 スタンド出し難い問題が解決するかと。 ついでに傾きも改善させるべくAliexで一番厚みのありそうなやつ(厚10mm程)を選択。
 着ける時にリアスタンドで直立させる必要はなく、 右手はハンドル、腰はバイクシートに当てて少しバイクを起こし、 左手で下駄の凹みをスタンド先端に合わせつつそっと接地、でいけました。

 装着して、バイクを引っ張り出したついでに峠ひとっ走りして、 途中で止まってスタンド出してみたのですが、 メチャクチャ滑る。むしろ更に出し難くなった。 見ての通りツルツルで出す時の事が考慮されてない。何か、もう一工夫要る。

 走りながら思い巡らし、プレート追加して外側に延長して共締め? プレートの加工、穴開けが手間、素材もないし。で、思い付いたのがボルトの延長。 付属のボルトはM6で、先端部はL20mm、前後の2つはL15mm。 先端のボルトを手持ちのL45mmに交換、ナット追加して締める。

 写真ではスタンド先端とナットが接触して回らなさそうなのですが、 前後のボルトも緩めて下駄を最大限外に出すとメガネレンチも入り、 ナットが回せます。 先端を締めてからプレートを落ち着かせて前後ボルトを本締め、でOKでした。
 延長したボルトが手回しできなくなった所が写真の状態、 出過ぎず低過ぎず良い感じ。 ボルトはL35〜40mmぐらいでもいけそう。 一応中強度の中華ロックタイト塗っときました。
 いつものブーツで滑らなくなったのを確認、 100発100中の成功率で出し入れが格段に楽。 スタンドを格納した走行状態で、 シフトペダル下に足を入れても延長したボルト先端は靴底に干渉しない。 思い切り足を底屈するとかろうじて触れるかというクリアランス。 写真では写ってませんが、この後ナットの下にワッシャー追加。
 ストレスなくなりました。

 スタンド接地部分の上面の傾斜を考慮すると、 アダプタを最大限外側に出すのが正解? 最終的にこのような位置関係になりまして、これで最も安定するはず。
 どの位置でもグラグラしたり、 前後左右にずれて来たりする事もなくしっかり付いてますので、 接着は不要みたい。厚10mm程ですが、起こすのも若干容易になってます。 出す時に下のスタンドを見なくても適当に足を出せば引っかかるので、 ホント楽になりました。

 格納時の写真がやっと撮れまして、 下駄より先にステップのバンクセンサーが接地するので走行には影響なし。 スタンド接地部と下駄の位置関係ですが、 使っていたら自然に下駄が内側に移動してスタンド接地部先端が 下駄ボルトに当たって止まってます(ボルト延長した最初の状態)。 それで安定したのでそのまま運用中。
 この写真眺めていて気付いたのですが、シフトリンクのミッション側のスプラインを 1つ後方にずらす(時計回りに一山回す)とシフトペダルがもっと上に来ますね。 以前デフォ状態で路面に当ててペダルを曲げ、 曲げ戻したらペダル基部にひびが入りました。 もう一回やったら折れそうなので可能な限り上に逃がしてますが、 それでも接地して削れてる。 調節ロッドのネジ山のかかり(ナットの厚さ分ぐらいは要りますよね)的にこれが限界でした。


 2023.09.18 早速作業してみました。スプラインの所にケガキ線が入ってましたが、 一山後方にずらして、そのままだとペダルが高すぎるのでロッドを短く調節して、 車体後方から見て右のブレーキペダルと同じ角度位置まで上げました。 アームとロッドが90度になる理想方向からは離れてますが、致し方なし。 リンクをシャフトから抜いて角度変えて刺し直すのですが、 シャフトの横方向のガタが最小になるように深く刺してます。 最初途中で引っかかって結構なガタがあったのですが、 何回か抜き差ししていたら深く入りました。

 Rタイヤとナンバープレートのクリアランスがどうも厳しいらしい。 プレートの下縁に5mmぐらいの針金を垂らしているのですが、たまに跳ね上がってる。

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