トランギアの風防を自作

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 アルミ箔では頼りないし、炎に非常に弱くてすぐクズクズになってしまうし、 キッチり覆うと酸欠気味になったりして、 なんとかしたいなと検討していたのですが、アルミ缶をはさみで切っていて、 ふとこれは素材として使えるのではないかと思い試作してみました。

 素材は350mlのビール缶です。カッターナイフで少し切り込んで、 はさみが入るスペースを作り、 そこから切り開きます。開いたら定規を当ててカッターナイフで傷をつけ て折り曲げると綺麗に直線に切り出せます。トランギアの底にはまるように高さは25mm程に しました。長辺はほぼ缶の側面のままです。

 針金五徳をぐるっと巻くようにしました。 五徳との接続が肝なのですが、方法をいろいろ検討した結果、 シンプルに両端を曲げて引っ掛けるようにしました。

 一方は火力調節蓋のために開けてあります。 風下側にすべきでしょう。 全開から消火までそのままで出来ます。

 室内で試しに燃やしてみた所です。 全周にわたって酸欠にならず均一な炎で燃えていますので、さらに パンチングメッシュにする必要はないようです。またこの素材は アルミ箔に比べて非常に熱に強く、炎が当たった部分もクズクズにはなりませんでした。 風の影響をどの程度防いでくれるのか、近日中に屋外で試してみます。 ちなみに上に乗っているのはLAVAZZAのCARMENCITA 3杯用です。

 収納時は底に巻いてから五徳をはめ込みます。 中にアルコールが残ってなければ、巻いてバーナー内に入れる事も出来ます。 燃料アルコールとは濃度が違いますが、もとはビールが入っていた容器なので、 アルコール耐性もある程度はあるのでしょうかね? だとすると余り燃料の残りは気にしなくてもいいのかも。
 風のある日に屋外で燃やしてみました。 時間を計らなかったのですが、とりあえずコーヒーが出来ることは確認できました。 風であおられた炎が風防に当たりアルミが焼きなまされて弾力性がなくなりました。 あまり寿命は長くないかもしれません。

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