中華鍋導入
中華鍋導入
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先日初めて麻婆豆腐を作りました。
今まで家庭で出されて来た麻婆豆腐に疑問を感じたので。
事前にレシピと行程を調べて、
NHKのガッテン方式なども参考にしつつ、
なぜこういう行程が必要なのか、
どうしたいからこのタイミングでこれを入れるとかを理解。
初めてなので味付けは麻婆豆腐の素で、子供も食べるので甘口。
これが意外と今まで食べていた物より美味しかった。
豆腐の食感、ひき肉の味、とろみ付けなどガッテン方式の目指す方向が見えました。
その時は鉄フライパンで作ったのですが、
その後ダイソーの100円中華鍋で一人分を昼食に作ってみました。
2-3人用の素(子供に出せない中辛)を2つに分けて2日間。これも美味。
夕食メニューの定番に入れたい。
中華鍋で作ると材料が中心に寄ってくれるので少量から最大量まで非常に作り易い。
そこで2〜3人分を一度に作るために中華鍋が必要になりました。
今の20cm中華鍋では一人分の炒飯でもこぼさないように作るのが難しかったし、
ここらで導入となりました。
山田のがいいらしいというのは知っていたのですが、
山田のを使っている方は多いので、ここはあえて違う物を選択。
SA(シルバーアロー)の打ち出しにしてみました。
山田より少し安くて少し重いみたいです。
プレスでもよかったのですが値段はそんなに変わらないし、ちょっと軽いので。
サイズが悩ましいのですが、人数的に27cmか30cmかというところで、
大は小をかねるだろうし、使っていると大きい方に目が行くようなので30cm。
お玉も小さいステンレス製を購入。
さらに、あると振り易いらしいし、
鍋をひっくり返す事故を防げるので中華鍋受け台も。
その他こまごました物もついでに注文して5000円弱でした。
山田のは10枚重ねて打ち出しているらしく、ハンマーに近い側と遠い側で
鍋の景色が異なるという話しでした。またハンマーの上げ下げは機械ですが、
鉄板は人が回しているらしい。
SAの作り方は分かりませんが、
手元に来た鍋は打ち出し跡が規則的に並んでおり、打痕がはっきりしている物でした。
機械で鉄板も回しているのでしょうか?
取っ手も裏からしっかり溶接してあります。
いつもスキレットとかコンボクッカーを使っているのであっけないほどに軽く感じます。
実測1039gでした。
生産国記載がありませんが、打ち出しは山田が国内ほぼ唯一らしいのでSAは台湾
とかアジア方面でしょうか?
表面処理は鉄の地肌に錆止め塗料なのでシーズニングが必要です。
これはいつもの炭着火バーナーで10分程で出来ます。
防錆塗料を焼き切って青っぽく酸化鉄化するまで加熱を続けて終了。
洗浄後野菜屑を炒めて完成。今回は大根の皮でしました。
鍋振りの練習をイリコ20gでやってます。
パチパチしだしたら終了し、そのままカリカリのを食べてます。美味。
2回/日やるので錆びる暇がありません。
やはり大きい方がこぼれ難く、やり易いですね。
火の遥か上空でやればうまく返りますが。
五徳にガツガツ当てないで振るのが難しいです。
五徳の上を滑らせるようにするのが力も要らないし鍋への火力も落ちず理想なのですが。
また、うちのガス台では中華鍋を五徳に直接乗せても安定しており、
中華鍋受け台は必要ありませんでした。
送料を考えるとまとめ買いになるのは致し方ないです。
近いうちにガス台を換えるかもしれないし。
早速炒飯を作ってみました。
具はネギのみの卵炒飯です。
最初に鍋に卵を入れて少しかき混ぜ、ご飯をその上に乗せ、全体をひっくり返してから
お玉でほぐしていくという王道の行程で。
最初なので油返しはしました。
ご飯を入れて最初の返しが20cm鍋だと非常に難しかったのですが、
30cmだと難なく成功。全工程米や卵が鍋に張り付く事もなく終了。
火力はたいした事ない4.41kwで常に全開。
米のほぐしがまだ甘いですが、これはおいおい練習していけば
改善していくと思われ、ほぼ満足の行く仕上がりでした。
中華鍋すばらしいです。
続いて麻婆豆腐。こちらはあおったりしなくていいのですが、
具材が中央に寄って来るので豆腐が崩れ難く調理しやすいです。
油返ししなかったのですが、ミンチ肉がくっつく事はありませんでした。
出来上がりも申し分なしでした。
手順をキッチり守れば炒飯ほどはばらつかないようです。
炒ったイリコが美味しいのでその後も20gを日に2回振ってます。
かなりいい感じで返るようになってきました。
上下方向も安定してきて、かなり五徳に近付けられるようになりました。
あとはお玉の動きと連動させられるといいのですが、
今の所お玉なしでやってます。
自分の手にしっくり馴染むとでもいいましょうか、
サイズは30cmでちょうどいい。
あと振る事を考えて作られてますね。
フライパンではこうはいかないです。
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