ステップワゴンRF1の雨漏り

ステップワゴンRF1の雨漏り

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運転席右膝上方辺りの壁  雨漏りしていたステップワゴンRF1なのですが、 室内側は運転席の膝辺りの壁に水が流れた跡が2箇所見付かりましたが、 室外側はよくわからずググってもここ!という症例もなく、漏れポイントの特定に至れず。 これ以上時間と手間をかけるのは無駄と考え、 ディーラーさんに修理に出しました。

 漏れポイントはすぐ特定され、 多分一番高価な所、フロントガラスの運転席上側でした。 個人修理は多分無理。丸投げして正解でしたが修理代(ほとんど工賃ですが)5万弱orz。
 2週間ほどで取りに出向き、翌日から丁度雨が降ったので、 漏れポイントにタオルを突っ込んで濡れないのを確認…のはずですがまだ漏ってるorz。 ただし、前回より水の量は減ってる(前回はタオルが絞れ、床まで垂れるほど、 今回はタオルが湿る程度で床まで垂れてない)。 このままタオル突っ込んで乗るか、再修理か、見切るか…、 葛藤がありましたが、同じディーラーさんに見逃してるよ再修理に出せば 修理代が安くなる方向に傾くことを期待しつつ再修理に出しました。

 再び漏れポイントも特定(運転席側の天井後方)され、1週間後治って戻ってきました。 再修理代は請求されませんでした。感謝。明日からまた雨だそうで。 その雨の時は雨上がりに営業の方と一緒に見て、大丈夫でした。 その翌日、さらに強い雨が朝から降っている最中に午後見てみると、漏れてる…orz。 2回目修理以前とほぼ同じ感じで、2回目の修理は無駄だったのかも。

 さらにググってみると、フロントガラスの上から漏れたという方がおられました。 他にフロントガラスを個人で張り替えたというレポも。 もっと早く見つけていれば… 対処法はガラスの上をコーキングで、これなら安上がりだった…。
 とりあえず今の漏れはガラスでは無いだろうし、 右サイドレール辺りは2回目で対策済みということで、 エンジンルーム内から右フロントサイド内のあやしそうな所を探したのですが、 パテ?が割れている所が結構あり、脱落して破片がパネル内に落ちてたり。 片っ端から148円で購入したコーキング剤を、 145円で購入したコーキングガンで塗ってみました。 今の漏れは流れてくるというよりは微量染み出てくるという感じで、 1.5分で1滴というペースですので 水の流れをほんの少し変えられれば多分改善するはず。 サイドパネルを外せれば完璧なんですが、 ドアとバンパーも外す必要がありそうでこれは難しいか。

 2013.03.05 とりあえず怪しそうな所をコーキングして次の雨待ちです。

 2013.03.10 雨降りましたが漏れは止まらず。 雨が上がったところでサイドパネル内にコーキング追加。

 2013.03.17 漏れ止まらず。 漏れを完全に止めるのではなく、 漏れても問題ない方向で解決をはかろうと思い至りました。 具体的には漏れポイントにチューブを設置して キャッチタンクで水を受けるという方法。 水を漏れなく受けられるかが肝ですが、 この辺に密着して水に強いとなると…粘土のような物で覆う? 粘土はいろいろと検討したのですが、 コスト、不乾性、耐水性、耐候性、入手性などの観点からエアコン粘土を選択。 屋外で数年頑張ってるのでおそらく条件を満たしてくれるかと。 200gで97円。 これで漏れずに水を受けられれば、とりあえず問題解決なのですが。
 上の写真の左側の漏れポイントからは最近漏れが見られないのと、 穴が小さいので、こちらはエアコン粘土で塞いでしまいました。 ここからの水があれば高さ的に右の漏れポイントに移動すると思われます。

 2013.03.18 水が上のキャッチタンクにたまってない。施工法見直し。

 2013.03.19 水が上のキャッチタンクにたまっていた。 漏れなくか否かはまだ不明ですが、一歩前進。 ポンネットを開けるレバーの裏側にカバーに囲まれたスペースがあるので、 チューブの先はそこに置いたアルミ缶に差し込んであります。 将来的には水はキャッチタンクではなく車外に導きたい所。

多分完成形  2013.03.20 水は上のキャッチタンクにはたまるけど、 いっぱいになってもそこから先に落ちていかない。 チューブ接続部分が細すぎる為。 一度全部取っ払って、チューブ接続部の上で切断し、 使えなくなった灯油ポンプのチューブを流用、全体に被せるようにしてみました。 エアコン粘土は固まらないので何回でもやり直しが効き便利です。 水のキャッチ部分と灯油ポンプチューブはあえて固定せず被せただけ。 この装置を知らない人がチューブを引っ張っても抜けるだけで キャッチ部分はそのまま残るのでリカバリーが容易です。
 翌朝、水がチューブ側に落下しているのを確認できましたが、 降水量が少ないので下のタンクまで水が来てません。 この灯油ポンプのチューブはギザギザしていて少量だと下まで水が落ちて来難いので。 しかし周囲に漏れもないようです。 水は2カ月おきぐらいに破棄すれば十分と思われます。 下側タンクの蓋に穴を開けてチューブがきっちり刺さるようにして完成?

 2013.03.28 半日ほど雨が降った後に下側のキャッチタンクに雨がたまりました。 水滴落下を確認するにはある程度の降水量が必要になります。 周囲に水滴なく、降雨量、降雨時間、今までの濡れ具合、から考えて ほぼすべての水は回収出来ていると思われます。 またこの状態で下道100km、高速100km程 走行したのですが、チューブのズレ、抜け、異音などはありませんでした。
 という事で問題解決?

 と思ったのもつかの間、水が落ちてこなくなりました。よく見ていると 脇から漏れ出ている様子。また取っ払って設置しなおしました。 この辺は位置関係が微妙みたいです。 固まらないエアコン粘土であるが故、何度でも設置しなおせるけど、 上手くいった状態を強固には保持できない。

 2013.04.14 雨上がり後、キャッチタンクは機能しており 降雨量相当と思われる水が溜まってましたが、内装の湿りが増大してました。 という事で漏れてくる所が他にもあるのは間違いないです。
 運転ポジションから見て右膝から大腿にかけての壁の前回見付けたポイントより 手前側にもう一箇所水が流れた跡が見付かりました。
 外側は右ドアのヒンジ辺りでしょうか。 しかしここから漏れているにしては室内の水量が多いような…。 とりあえずAピラー、運転席床などの内張りを浮かせて次の雨待ちです。  床の黒いプラグも外して水抜けを良くしてみましたが…。

 先は長そうです。

 2013.04.16次の雨まで時間があったので 右の天井からフロントガラス辺りにコーキングしておきました。 黒いプラカバーを取って、左の写真の赤い線辺りのフロントガラスの縁ゴムの下。 水の流れ的に塞いではいけない所なのかもしれません。 ディーラーのメカさんも他はガチガチにやってあるのにここはやってないので。 しかしそんなことは言ってられない、とりあえず室内への水の浸入を止めたい一心。 コーキングの容器が破裂したりとトラブル続きでした。 アレは一度で使い捨てぐらいのつもりでいたほうがいいみたいですね。 手をベタベタにしつつも何とか完了。 黒いプラカバーの爪がほとんど割れているので 応急的にビニールテープで先端を押さえてます。

 2013.04.17朝から雨来ました。1時間ほどしてから観察。 運転席床は全く湿ってない。Aピラー内部濡れてない。既設のドレンの水は増えてない。 まだ予断を許しませんが、とりあえずいい方向のようです。
 今までは右サイドの壁の中からピチピチと水が流れる音がしていたのですが、 今はそれがない。その代わり?右の窓ガラスの外側に川が出来てます(左にはこの川はない)。 本来流れていくはずの通路をコーキングで塞いだからか。 走行中は後ろに流れていくはずだし、これで雨漏りが止まるなら許容範囲。

 2時間後、Aピラーの合わせ目の天井近くに ティッシュを差し込むと湿る程度の水気あり。 左の写真のベージュ色のカバーの下の赤い線辺り。 フロントガラスの上1/4ぐらいまで。 下まで届いておらず床濡れなし、水量は激減した模様。 コーキングポイントは4.16の所でほぼ正解のようです。
 その後2時間ぐらいで雨上がりまして、昼前に見たらAピラーも乾いており、 水は床まで届いていない。室内に侵入した水の量は問題にならない程度だったと思われ、 どうやら本当に問題解決したようです。 もうちょっとコーキングを盛れば完璧かと。 内装を元通りに戻しました。

 今SWGを駐車している所は運転席側が低くなる方向に傾斜しており、 天井の雨水がより多く運転席側に流れてくるわけで、 こちら側の排水路の負担が増しているわけです。 窓ガラスに川が出来ているときにドアを開けると、 その水がドバッと降って来ると思われます。 助手席側が下がっていれば問題ないと思いますが、 そうではない雨の時は助手席かスライドドアから 出入りするようにして、問題解決?

 2013.04.21 昨日午後から翌朝まで雨が降りました。 それ以前の晴天時にドアを開け放ち、 マットを上げて完全に内装を乾かしておきました。 半日雨にあててから内装を見ましたが、ドライのままでした。 どうやら本当に解決したようです。

 2022.05 しかしこれだけではうまくいかなかったのであった >>つづく




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