新型ステップワゴン

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4月7日早速試乗してきました。写真で見た限りではフロントマスクは旧型のほうが好きだったのですが、実物を見るとやはり新型は旧型の欠点をうまく改善してあり、非常によく出来ていました。これは引き続き売れると思います。

良い点
燃費の向上。旧型は10km/l前後ですが、新型は13km/lになりました。
乗り心地の改善。旧型はふわふわ感が強かったので、スプリングとダンパーを交換したのですが、あれなら新型は交換の必要はないでしょう。
床が低くなった。スライドドアからの乗り降りが一段と楽になっています。が、トランク部分の床はあまり低くなっていないような気がするのですが。つまり前下がりの度合いが増している可能性があります。バイクを下ろすのが大変かも。
床が余りでこぼこしていない。そのままコンパネを乗せられそうでした。
ハンドルが適度に重くなった。プジョー206ほどではないですが。
エンブレがほんの少しだが効くようになった。プジョー206ほどではないですが。
セカンド、サードシートが前後にスライドする。なければないでかまわないのですが、あって困ることはない。
パネルシフトレバー。普通の車に近くなりました。
ウインドウのスイッチがまともな位置に。

残念な点
セカンドシートを簡単に取り外せるようにはなっていない。ざっと見た感じでは旧型よりは外す手間は少なそうですが、詳しいことは外してみないとわかりません。旧型はセカンドシートが回転対座かポップアップか選べたのですが、新型は回転対座のみです。といってもセカンドシートは回転しません。背もたれが坐面になり、坐面が背もたれになるというシーソー方式です。
ラダーレールをかけられるようなスペースがバンパー部分にほとんどない。 ここは旧型とほとんど同じです。
サードシートの厚みが増し、跳ね上げた時の横方向のスペースが減ってしまった。
やはりトランポとしての使い方はまったく考慮されなかったようです。

旧型は未完成な部分も多かったのですが、新型はかなり完成度が高いですね。次の車検の時は大いに悩むことになると思いますが、現在ステップワゴンの稼働率は非常に落ちており、トランポとして使うだけなら新車より心置きなく使える旧型のままでいいかと思います。家族が増えれば別ですが。

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